e.s.t.
「今ヨーロッパのシーンで最も話題になっているのが、エスビョルン・スヴェンソン・トリオ。アルバム『グッド・モーニング・スージー・ソーホー』は本国スウェーデンでは、マドンナやレディオヘッドなどと並んでポップ・チャートの15位を射止めた。ジャズ・ピアノ・トリオとしては快挙である」

-- ニューヨーク・タイムズ紙より



「e.s.t.はインプロヴィゼーション+ビート畑やサンジェルマン系(パリのジャズ中心地)ダンスフロア・ジャズの典型となることなく、21世紀のプロダクション技術にエネルギーが加えられ、ビル・エヴァンスがリミックスされたような、もしくはテクノの実験室でいじられたECMレーベルのアルバムの如く、未来的で通好みの雰囲気を醸し出す」

-- CMJニュー・ミュージック・レポート誌より



「e.s.t.はアメリカ人が張り合うには大変なことを、本能のレベルでやってのける」

-- シュワン・インサイド誌(米クラシック・ジャズ系流通業界誌)より



北欧出身のピアノ・トリオ、e.s.t.の本邦初登場となるアルバム「ストレンジ・プレイス・フォー・スノウ」が登場。e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)は1993年にピアニスト兼作曲家のエスビョルン・スヴェンソンをリーダーとして、ベーシストのダン・ベルグルンド、ドラマーのマグヌス・オストロムと共にトリオを結成した。ピアニストのスヴェンソンが殆どの作曲を手がけ、ベルグルンドとオストロムはアレンジ面でコラボレートする、いわば共同体として機能しているe.s.t.は、キース・ジャレットのようなリリカルさ、ベン・フォールズのようなアグレッシヴなプレイとパフォーマンスを見せる。海外の評でも「21世紀のプロダクション・テクニックを持った伝統的ピアノ・トリオ」あるいは「ビル・エヴァンスRemixのような未来的要素を兼ね備えた」、または「ECMのアルバムをテクノ研究所で混ぜたような音」などと過去のピアノ・トリオ・サウンドの良さを継承しつつ近代的なサウンドの良さを兼ね備えた音として絶賛されています。「今回のニュー・アルバムではe.s.t.のコンセプトをより深いレベルで作り上げたんだ」とリーダーのエスビョルンが語る自信作。彼らは既にスウェーデンでは7枚のアルバムを発表しており、うち2枚はスウェーデンにおけるグラミー賞を2度も受賞している。ソニーミュージックが自信を持ってお送りする期待のピアノ・トリオ!