ニュー・イヤーズ・デイ

アッシュ・コステロ率いるカリフォルニア州アナハイム出身のロック・バンド、二ュー・イヤーズ・デイが、約5年ぶり5作目となるニュー・アルバム『ハーフ・ブラック・ハート』をリリース。リード・シングル「ハーツ・ライク・ヘル」では、アッシュ・コステロがメタル界のレディー・ガガのように、強烈なオーラを放っているのが印象的だ。今作が特別な理由のひとつは、オリジナル・ラインナップで再結成できたからだとアッシュ・コステロはインタビューで語っている。そのおかげで、ニュー・イヤーズ・デイを定義していたオリジナルのサウンドに触れることができ、今の彼女たちを表現する本物のサウンドに進化することができた、とのことだ。『ハーフ・ブラック・ハート』というアルバムタイトルは、視覚的にバンドの本質を象徴している。それは、半分赤/半分黒、半分ヘヴィ/半分ポップ、半分暗く/半分楽しく、半分メタル/半分ロック、というものだ。ゴシック的なセンスとシアトリカルなビジュアルで、ヘヴィ・ロック・ファンにアピールするニュー・イヤーズ・デイ。今作での飛躍が期待される。