おめでとう、レニー100歳!そして音楽の喜びをありがとう!!生誕100年をむかえた20世紀最大の音楽家、バーンスタインの多彩な顔を味わえるCD50枚一挙リリース。

2018.08.24

空前のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の作曲家、カラヤンと並ぶ巨匠指揮者、クラシック音楽をテレビでわかりやすく解説する「ヤング・ピープルズ・コンサート」の創始者、そして人類の平和を希求する活動家など、その72年の生涯を通じて、音楽の喜びと大切さを私たちに伝え続けてくれた20世紀最大の音楽家、レナード・バーンスタイン。明日8月25日は、「レニー」の愛称で知られ、「音楽のルネサンス・マン」とも称されたバーンスタインの100回目の誕生日にあたる。小澤征爾や佐渡裕の師であり、亡くなる3カ月前に札幌でパシフィック・ミュージック・フェスティバルを創始するなど、日本との縁も深い。

 

多彩な音楽活動で知られたバーンスタインだが、彼が生前に残した録音も膨大で、1950年代から1970年代までのソニー・クラシカルへの録音だけでも、CDにすると198枚にのぼる。バーンスタイン100歳を記念して、その中からバーンスタインの魅力がダイレクトに伝わる50枚のディスクを厳選した「レナード・バーンスタイン名盤1000」が8月22日に発売されたばかり。1枚当たり1000円(2枚組は1,500円)というお手頃な価格(+税)で、バーンスタインの音楽の魅力を味わえるシリーズだ。

 

この50枚は、1958年、バーンスタインが名門ニューヨーク・フィルハーモニックの史上初のアメリカ人の音楽監督に就任してから、1969年にニューヨーク・フィルを退任し、ウィーン、パリ、ロンドンなど、ヨーロッパにおいてもその伝統にとらわれない型破りな指揮で保守的な聴衆の度肝を抜き、ワールドワイドな活動と作曲とに軸足を移し始める1970年代までをカバー。40台のバーンスタインが、空前絶後のマルチ・ミュージシャンとして成功をおさめ、その情熱溢れるドラマティックな音楽を毎週のようにレコーディングしていた時期に当たる。若々しい熱を帯びた演奏は、若い世代を中心に圧倒的な支持を得ていた。

 

またこの時代は、レコーディング技術の革新が日進月歩。当時のソニー・クラシカルには、RCAと並ぶアメリカの2大メジャー・レーベルとして、常に最先端の機器を導入し、腕利きのエンジニアが揃っていた。バーンスタインとニューヨーク・フィルのダイナミックな演奏も、このレコーディング技術の粋を凝らして収録されており、今聴いても瑞々しいサウンドを保っている。「360サウンド」とよばれる、矢印に囲まれた特徴的なステレオ・ロゴ ←STEREO→ は、鮮明かつワイドレンジなサウンドの代名詞だった。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/LeonardBernstein/info/498241

 

 

バーンスタインの長女、ジェイミーさんは、このシリーズについて、こう語っている。

「父はニューヨーク・フィルと録音することが大好きでした。録音は、一回限りで消えてしまう『演奏(パフォーマンス)』を形として残しておくことができる魔法のようなものです。父はコロンビア・レコードがこれらの膨大かつ多彩なレパートリーをニューヨーク・フィルと録音する機会を与えてくれたことをとても感謝していました。今となっては、父とニューヨーク・フィルとの録音はまさにクラシック音楽の百科事典、素晴らしい音楽の資料とでもいうべきものです。図書館や学校に置いてあってもおかしくないほどです。またこれらの録音は、デジタルではなくアナログ時代でしたから、今聴くとサウンドに温かみがあります。」

 

このシリーズにはモーツァルト、ベートーヴェンの交響曲からショスタコーヴィチやブリテンの管弦楽曲まで、クラシック音楽のスタンダードな名曲が網羅されている。バーンスタインの録音の中でもカクベツノベストセラーとなっているドヴォルザークの「新世界より」もある。またジェイミーさん自身が大好きだと語る、20世紀アメリカの大作曲家、ガーシュウィン「パリのアメリカ人」、コープランドの「ロデオ」や「ビリー・ザ・キッド」も含まれている。「ウエスト・サイド。ストーリー」を含む自作自演もある。ベルリオーズやヴェルディの「レクイエム」など、後年再録音を残していない貴重な演奏も含まれている。これらのとびきりの名演が、当時のカラフルで強烈なイメージのオリジナルLPのジャケット・デザインで蘇っているのも目を惹く。バーンスタインの躍動感あふれる演奏をたっぷり味わえる50枚。どれから聴いても、音楽の喜びを感じ取っていただける名演揃いだ。

 

なお同時にバーンスタインによるマーラーの名演を集め、SA-CDリングルレイヤーで復刻した「マーラー:交響曲全集」のボックスセットもリリースされている。その演奏からも「マーラー伝道者」としてのパワフルな熱量が伝わってくる。こちらは初回生産限定盤。

 

【リリース情報】

●レナード・バーンスタイン名盤1000(全50タイトル)

2018年8月22日発売  価格:\1,000+税(2枚組は¥1,500+税)

各タイトルの詳細は特設サイトご参照

https://www.sonymusic.co.jp/artist/LeonardBernstein/page/100th-birth-anniversary

 

●マーラー:交響曲全集

 

2018年8月22日発売  価格:\22,500+税 品番:SIGC-32~40 (SACDシングルレイヤー9枚組)

https://www.sonymusic.co.jp/artist/LeonardBernstein/info/498242

 

【シリーズのカタログ冊子】

https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/LeonardBernstein/100th_catalog.pdf

からPDFでダウンロード可


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