角野隼斗
2018年、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞。2021年、ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。これまでにポーランド国立放送交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、ハンブルク交響楽団、ブダフォク・ドホナーニ管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団等と共演。2018年9月より半年間、フランス音響音楽研究所(IRCAM)にて音楽情報処理の研究に従事。これまでにジャン=マルク・ルイサダ、金子勝子、吉田友昭の各氏に師事。MBS「情熱大陸」「一万人の第九」、NHK「紅白歌合戦」「あさイチ」「街角ピアノ」、テレビ朝日「徹子の部屋」「題名のない音楽会」など、数多くのメディアに出演。作曲家としてもNHK「サタデーウオッチ9」のテーマ曲をはじめ、ドラマやCMへの楽曲提供も積極的に行っている。2023年には全国16公演のツアーを開催し、約3万人を動員。2024年には、自身最大規模の全国23公演のツアーを開催。さらに24公演目として、自身の誕生日である7月14日(日)に日本武道館公演を開催することが決定している。CASIO電子楽器アンバサダー、スタインウェイアーティスト。クラシックで培った技術とアレンジ、即興技術を融合した独自のスタイルが話題を集め、"Cateen(かてぃん)"名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数が130万人超、総再生回数は1億回を突破。さらにFUJI ROCK FESTIVALや京都音楽博覧会への出演など、活躍の場はクラシックフィールドに留まらない。6人組シティソウルバンド"Penthouse"のメンバーとしても活動中。また、海外での活動が着実に増えており、ハンブルグ、ブルガリア、ブダペストなどでのオーケストラ共演の他、フランス、ドイツ、ウィーン、ポーランド、中国、韓国などでリサイタルを開催し、現地の観客から称賛を得ている。現在は、拠点をニューヨークに移し、ボストン・ポップス・オーケストラとの共演でアメリカデビューを果たすなど、世界規模で活動を展開している。2020年、1stフルアルバム「HAYATOSM」をリリース。2022年には、マリン・オルソップ指揮、ポーランド国立放送交響楽団とのライブ録音による「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」をリリースし、異例のヒットを記録。クラシックのピアニストとして確固たる位置を築く一方、ジャンルの垣根を越えた音楽の探究心で知られる、唯一無二のピアニストとして注目を集めている。