Yo-Yo Ma|インフォメーション
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info
ソニーミュージックによるYo-Yo Maのオフィシャルサイト。Yo-Yo Maの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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ヨーヨー・マ、アックス、カヴァコス!現代最強トリオによる【ベートーヴェン企画】最新作、本日全曲配信スタート「運命~第1楽章」演奏映像も公開
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/561596
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202401191136090.jpg" alt="ジャケット写真" width="550" height="550" />
エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)による現代最強トリオの最新作『ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第4番&ピアノ三重奏曲第7番「大公」』の全曲配信がスタートした。国内盤は3月20日発売。
‣<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/BeethovenforThreeSymphonyNo4-Archduke" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ご試聴はこちら</a>
本作は、エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)がベートーヴェンの<交響曲>をピアノ三重奏曲編曲で演奏するプロジェクト”ベートーヴェン・フォー・スリー“の第3作目。2023年8月の最新録音で交響曲第4番のピアノ・トリオ編曲はシャイ・ウォスネルが手掛けている。
現代の音楽界でもっとも多忙をきわめる匠3人が初めてトリオとして共演したのは2014年タングルウッド音楽祭でブラームスを演奏したときに遡る。意気投合した3人はほどなく『ブラームス:ピアノ三重奏曲集』(2017)を録音、再び2021年タングルウッド音楽祭で共演した際に「ベートーヴェン:交響曲第2番」のピアノ三重奏曲版を演奏した。それがきっかけとなり、ベートーヴェンの<交響曲>の世界をピアノ・トリオで演奏する新たな録音プロジェクト『ベートーヴェン・フォー・スリー』をスタートさせることとなった。
シリーズ1作目となる『交響曲第2番&第5番「運命」』を2022年3月、2022年11月には『交響曲第6番「田園」&ピアノ三重奏曲第3番』をリリース。20世紀に名匠アイザック・スターンと室内楽名盤を世に送り出したヨーヨー・マが21世紀に新たな盟友と創造するかつてない斬新なベートーヴェンの世界が今注目を集めている。
また本日プロジェクトの第1作目としてリリースされた「運命~第1楽章」の演奏映像が公開された。
●「運命~第1楽章」
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/RdSJYHjzV0s?si=OMuFLhCYsVBfgHqY" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
<a href="https://youtu.be/RdSJYHjzV0s?si=OMuFLhCYsVBfgHqY">https://youtu.be/RdSJYHjzV0s?si=OMuFLhCYsVBfgHqY</a>
アックス、カヴァコス、ヨーヨー・マの3人が【ベートーヴェン・フォー・スリー】企画について語った日本語字幕付きメイキング映像(約5分)も公開中。
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/m43tBjMzGEE" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=m43tBjMzGEE&t=15s">https://www.youtube.com/watch?v=m43tBjMzGEE&t=15s</a>
「シンフォニーの演奏に参加できるという事はなんて素晴らしいんだろうと我々は感じているんです。録音というものが始まって以来、“あの人は室内楽奏者、オーケストラの楽団員、協奏曲を演奏する人、トランスクリプションをやる人、作曲をする人、指揮する人”といったようにそれぞれ重なり合うことなく別々のカテゴリーに分けてみられるようになってしまった。そのようなサイロ化された考え方は、創造や人々のコラボレーションを妨げるものです。だからこそ私たちは音楽の最初の原則、つまり一緒に何かをやりたいと思う友人とのシンプルな交流に立ち返ることが今の時代に本当に重要なことの一つだと思うのです。」とヨーヨー・マは本プロジェクトについてコメントしている(プレスリリースより)。
アルバム情報
3月15日全曲配信スタート/3月20日国内盤発売
品番:BSCD2:SICC30845 / 定価¥2860
〇ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調作品60
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202401191136090.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
エマニュエル・アックス(ピアノ)
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2023年8月ニューヨーク
2024-03-15
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ヨーヨー・マ、アックス、カヴァコス 現代最強トリオによるベートーヴェン企画から最新録音公開
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/559859
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202401191136090.jpg" alt="ジャケット写真" width="500" height="500" />
本日、エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)の現代最強トリオによる最新録音「ベートーヴェン:交響曲第4番第4楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ」(約7分)の配信がスタートした。この曲は3月15日全曲配信予定の最新作『ベートーヴェン・フォー・スリー』に収録される。国内盤は3月20日発売。
〇<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/BeethovenforThree_SymphonyNo4_4" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「ベートーヴェン:交響曲第4番第4楽章」再生はこちらから </a>
本作は、エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)がベートーヴェンの<交響曲>をピアノ三重奏曲編曲で演奏するプロジェクトの第3作目となる2023年8月の最新録音。交響曲第4番のピアノ・トリオ編曲はシャイ・ウォスネルが手掛けている。
現代の音楽界でもっとも多忙をきわめる匠3人が初めてトリオとして共演したのは2014年タングルウッド音楽祭でブラームスを演奏したときに遡る。意気投合した3人はその後『ブラームス:ピアノ三重奏曲集』(2017)を録音、再び2021年タングルウッド音楽祭で共演した際にベートーヴェン:交響曲第2番のピアノ三重奏曲版を演奏した。それがきっかけとなり、ベートーヴェンの<交響曲>の世界をピアノ・トリオで演奏する録音プロジェクト『ベートーヴェン・フォー・スリー』をスタートさせることとなった。シリーズ1作目となる『交響曲第2番&第5番「運命」』を2022年3月、2022年11月には『交響曲第6番「田園」&ピアノ三重奏曲第3番』をリリースしこの第2作目は現在グラミー賞にノミネート中。20世紀に名匠アイザック・スターンと室内楽名盤を世に送り出したヨーヨー・マが21世紀に新たな盟友と創造するかつてない斬新なベートーヴェンの世界が今注目を集めている。
アックス、カヴァコス、ヨーヨー・マの3人が【ベートーヴェン・フォー・スリー】企画について語った日本語字幕付きメイキング映像(約5分)も公開中。
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/m43tBjMzGEE" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a id="OWAb3566f51-85a4-f80c-50e7-af4912bece42" class="OWAAutoLink" href="https://www.youtube.com/watch?v=m43tBjMzGEE&t=15s">https://www.youtube.com/watch?v=m43tBjMzGEE&t=15s</a>
「シンフォニーの演奏に参加できるという事はなんて素晴らしいんだろうと我々は感じているんです。録音というものが始まって以来、“あの人は室内楽奏者、オーケストラの楽団員、協奏曲を演奏する人、トランスクリプションをやる人、作曲をする人、指揮する人”といったようにそれぞれ重なり合うことなく別々のカテゴリーに分けてみられるようになってしまった。そのようなサイロ化された考え方は、創造や人々のコラボレーションを妨げるものです。だからこそ私たちは音楽の最初の原則、つまり一緒に何かをやりたいと思う友人とのシンプルな交流に立ち返ることが今の時代に本当に重要なことの一つだと思うのです。」とヨーヨー・マは本プロジェクトについてコメントしている(プレスリリースより)。
【アルバム情報】
2024年3月15日全曲配信/3月20日国内盤発売
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202401191136090.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
品番:BSCD2:SICC30845 / 定価¥2860
〇ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調 作品60
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」
エマニュエル・アックス(ピアノ)
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2023年8月
2024-01-19
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「バッハの無伴奏」について語った動画が公開中!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/557994
〇「バッハの無伴奏」について語った約9分の動画が公開中です。(11.15)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/8JdNSl2nG6U" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=8JdNSl2nG6U">https://www.youtube.com/watch?v=8JdNSl2nG6U</a>
2023-11-16
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エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスとのベートーヴェン:ピアノ三重奏曲企画アルバム『ベートーヴェン・フォー・スリー 交響曲第6番/ピアノ三重奏曲作品1-3』(2022)がグラミー賞2024<ベスト・チェンバー・ミュージック/スモール・アンサンブル・パフォーマンス>にノミネートされました。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/557842
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202209300941580.jpg" alt="ジャケット写真" width="600" height="600" />
2023-11-13
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ヨーヨー・マ、<バッハ:無伴奏第1番>最新録音を公開! 第1回目録音から発売40周年復刻アナログ&日本独自企画SA-CDハイブリッド盤も10月リリース決定
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/555764
現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マが大自然の中で演奏する「バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番」の最新ライヴ映像をデジタルEPとともに公開した。
テネシー州にあるグレート・スモーキー山脈国立公園の豊かな自然の中から届けられた約15分のパフォーマンスのタイトルは<ネイチャー・アト・プレイ「バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番」~ライヴ・フロム・ザ・グレート・スモーキー・マウンテンズ~>。
〇再生はこちらから
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202309081521440.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
‣<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/Yo-YoMa_NatureatPlayJSBachsCelloSuiteNo1" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ご試聴はこちら</a>
ヨーヨー・マはこれまでバッハの無伴奏チェロ組曲全曲録音を3回発表している。10月20日には、第1回目の全曲録音発売から40周年を記念したアナログ3枚組コレクターズ・エディションが発売される。復刻に際し、ジャケット写真は当時20代半ばだったヨーヨー・マの未公開写真で新たにデザインされ、3枚のアナログ盤面には全6曲の楽譜が両面印刷されたピクチャーディスク仕様になっている。。録音プロデューサーのリチャード・アインホーンが記した新規エッセイも掲載している。*添付写真参照
また日本独自企画として、2023年最新リマスターによるSA-CDハイブリッド盤が10月18日発売される。アートワークはアナログ盤と同じ新ジャケットでのリリースとなる。
新たに公開された大自然の中での無伴奏第1番全6曲と合わせて、1983年に発売された第1回目の無伴奏録音が一緒に聴けるプレイリストも公開中。
〇再生はこちらから
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202309081522340.png" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
‣<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/YoYoMa_theBachCelloSuites" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ご試聴はこちら</a>
バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲はチェロの旧約聖書と言われる最難関曲。バッハの死後、長い間忘れられていたが20世紀最大のチェリスト=パブロ・カザルスによって発見され現在はソロ・チェロ・レパートリーの頂点として知られている。ヨーヨー・マは「バッハ:無伴奏チェロ組曲」第1番を4歳の時に父親の手ほどきで弾き始めた。以来、この組曲は人生を共に歩み、創造のインスピレーションの源として特別な意味をもつレパートリーだという。グラミー賞受賞歴19回のヨーヨー・マだが、20代半ばで挑んだ第1回目のバッハ無伴奏録音こそが彼に最初のグラミー賞をもたらしたアルバムなのだ。その後も40代(1990年代後半)、60代になった2017年の2回全曲録音を行っているが、第1回目の録音はヨーヨー・マの芸術性の並外れたスケール、深さと将来性を世界に示し、初発売から40年たった今も多くの人々に聴き継がれている。近年では、バッハの全曲演奏を通常クラシックのコンサートを行わない大規模な会場やレッドロックのような野外劇場でも行っており、2017年にはハリウッド・ボウルを埋め尽くした17000人の聴衆の前で「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」を1晩で演奏したこともある。
当時プロデューサーをつとめたリチャード・アインホーンはこの度の復刻に際し書き下ろしたエッセーの中で以下のように記している。
「今聴いても、ヨーヨー・マの解釈に夢中になってしまう。このエッセイのために最初に書き留めた言葉は<高揚感>だった。高揚感を示す例は冒頭から枚挙に暇がない。(略)・・・・ヨーヨーはその後、バッハ無伴奏全曲をオーディオと映像の両方で再び録音している。そのどれもが素晴らしい出来栄えだが、当然ながらこれが今でも私のベスト盤だ。この世で最も素晴らしい音楽の1つである無伴奏チェロ組曲と、すぐれた解釈――そこに私は、若き畏友の沸き立つような人間性を聴くのである」(対訳:鉢村優)
「ネイチャー・アト・プレイ」は自然界と人間とが未来に共存していくため何ができるかを我々一人一人に問いかけるプロジェクト「Our Common Nature」の一環であり、このデジタルEPの収益は世界的気候変動の緊急事態に向けて活動するアースパーセントに寄付される。
ヨーヨー・マは10月にピアニスト=キャサリン・ストットと2年ぶりの来日公演を行う。
‣<a href="https://www.yo-yo-ma-japantour.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳細はこちら </a>
【商品情報】
『バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)』
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202309081528480.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:1982年
〇10月18日発売
日本独自企画SA-CDハイブリッド・ディスク:SICC10432-3 (2023年最新リマスター/2DISCS) 定価4,000円
〇10月20日発売
アナログ盤:SICJP152-4(初回生産限定盤/輸入アナログ盤+日本語対訳付/3LP) 定価8,800円
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/discography/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">公式サイトはこちら</a>
2023-09-07
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【ヨーヨー・マ&キャサリン・ストット デュオリサイタル2023】
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/552027
世界最高峰のチェリスト、ヨーヨー・マ。そして彼のパートナーとして30年以上共演を続け、多才で敬愛されるピアニスト、キャサリン・ストット。
2人による2年ぶり14回目の来日公演「ヨーヨー・マ&キャサリン・ストット デュオリサイタル2023」が10月25日(水)愛知県芸地劇場コンサートホールを皮切りに、京都・埼玉・東京・福岡の全国5都市で開催されます。
【ヨーヨー・マ&キャサリン・ストット デュオリサイタル2023】
〇<a href="https://www.yo-yo-ma-japantour.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">公式サイトはこちらから</a>
10月25日(水) 名古屋公演 愛知県芸術劇場コンサートホール
10月27日(金) 京都公演 (会場後日発表)
10月28日(土) 所沢公演 所沢市民文化センター ミューズ アークホール
10月29日(日) 東京公演 サントリーホール 大ホール
10月31日(火) 福岡公演 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
2023-05-02
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ヨーヨー・マ、カヴァコス、アックスのトリオが奏でるベートーヴェン「田園」、本日リリース!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/546885
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202211111037130.jpg" alt="ヨーヨー・マトリオアーティスト写真" width="550" height="426" />
Photo:Nigel Parry
現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マが盟友エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)と、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」をピアノ・トリオ編曲で録音した最新作を本日11月11日世界同時リリースした。カップリングにはピアノ三重奏曲第3番ハ短調 作品1-3 を収録。録音は2022年5月タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールで行われた。 なお、交響曲第6番「田園」のトリオ用編曲はシャイ・ウォスネル(Shai Wosner)が手がけている。ピアノ、ヴァイオリン、チェロがそれぞれのアイデンティティを超越し、鳥~小川~嵐に次々と姿を変えながら自然界の果てしない創造性を体現している。
ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスの3人が初めてトリオで演奏したのは2014年のタングルウッド音楽祭にさかのぼる。その際の演奏曲目は「ブラームス:ピアノ三重奏曲」。意気投合した3人は2016年12月「ブラームス:ピアノ三重奏曲」全曲録音を行い2017年リリース時には最強トリオの誕生に世界中が賞賛を惜しまなかった。以来5年の歳月を経て再び集った3人は、2021年タングルウッド音楽祭でベートーヴェン「交響曲第2番」をトリオ演奏で披露。それがきっかけとなり、ベートーヴェン<交響曲>の世界をピアノ三重奏で演奏する新プロジェクトがスタートする。今年3月にはアルバム『ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番<運命>』をリリース。本作はそれに続く第2弾であり、3人の匠たちが我々にベートーヴェンの作曲家としての進化の深奥を提示してくれるのである。
ヨーヨー・マは次のようにコメントしている。
「私たちは全員、交響曲に参加できることの素晴らしさを感じている。録音の歴史が始まって以来人々をバラバラにしてきたもののひとつは、私たちが人々を当てはめる様々なカテゴリーだ。室内楽の演奏者、オーケストラの演奏者、協奏曲の演奏者、採譜をする人たち、作曲をする人たち、指揮をする人たちはみんな、重複することのない別々のカテゴリーと見なされている。そういうサイロ型(縦割り型で他と連携を取らないこと)の考えは、人と人との間の実際のクリエイティヴィティやコラボレーションの妨げになってしまう。だからこそ僕たちは、何か一緒にやりたいと思っている友人たちの間のシンプルな交流という、最初の音楽の原則に立ち戻ることが、今日本当に大切なことのひとつだと考えているんだ」。
このトリオの最新録音は、特別に委託されたシャイ・ウォスネルの編曲によるベートーヴェンの「交響曲第6番《田園》」と、「ピアノ三重奏曲ハ短調 作品1-3」が対照をなしている。これら2曲を一度に聴いてみると、ピアノ・トリオという共通言語を通じて、ベートーヴェンの非常に多彩な面が明らかになる。ベートーヴェンが初めての協奏曲を書くのがまだ5年先のことだった25歳の頃にウィーンで書いた『作品1-3』は、名ピアニストから自らの力で作曲家へと転身を遂げた彼の姿をとらえている。対照的に「交響曲第6番」はベートーヴェンの全盛期の姿であり、こだわりの強い「交響曲第5番」と「第7番」に挟まれてより叙情的でシネマティックな余地を作っている。
「第5番と第7番のように、第6番も小さなモチーフでできている。それらは反復されることによって長い音楽の線になっているんだ。ある意味ミニマリズムの様式だ。でも強迫的に近い形でモチーフが繰り返される、物理的だけでなく音楽的にも心理的にも難易度の高い第5番や第7番と違って、第6番はこの反復をもっと軽やかで高揚したムードを醸し出すのに使っている。とにかく延々と続くけど決して飽きることがないんだ」とレオニダス・カヴァコスは語る。
エマニュエル・アックスは「交響曲を初めて世に出す際に、フル・スコアでないことは当時普通だった。オーケストラを聴くというのが非常に稀な出来事だったから。その形式の音楽が出てきたのは何十年も後のこと。それまではピアノ1台、連弾、トリオやカルテットのアレンジを入手して、その曲を知っていったんだ。僕たちはそのルーツに回帰しようとしているんだ」 とコメントしている。
名匠アイザック・スターンとの室内楽名盤の数々を世に送り出したヨーヨー・マが21世紀に新たな仲間たちと放つ、かつてない独創性にあふれたベートーヴェンの世界に期待は高まるばかりだ。
またリリース後のトリオ公演が北米各地で来年1月と3月に行われることも発表された。(1月24日カリフォルニア州デイヴィス@ジャクソン・ホール、25日バークレー@ゼラーバック・ホール、27日サンタ・バーバラ@グラナダ・シアター、28日ロサンゼルス@ウォルト・ディズニー・ホール、3月18日フィラデルフィア@ヴェライゾン・ホール、19日ニューアーク@NJPAC )
最新アルバム情報
ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第6番「田園」
&ピアノ三重奏曲第3番 作品1-3
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202209300941580.jpg" alt="ベートーヴェンフォースリーのジャケット写真" width="350" height="350" />
2022年11月11日発売 *96kHz/24bitハイレゾ同時配信中
Blu-spec CD2: SICC-30704 /定価 ¥2860 (税抜¥2600)
<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/YoYoMa_BeethovenforThreeAW" target="_blank">再生・購入はこちら</a>
収録曲:ベートーヴェン
1-5 交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
(トリオ編曲:シャイ・ウォスネル)
6-9 ピアノ三重奏曲ハ短調 作品1-3
演奏:エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2022年5月 タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/discography/SICC-30704" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ディスコグラフィ―はこちら</a>
絶賛発売中
ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番「運命」
2022年3月2日発売 *24bit/96kHz ハイレゾ配信中
品番 Blu-spec CD2: SICC-30592 /定価 ¥2860 (税抜¥2600)
収録曲:ベートーヴェン
交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
演奏:エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2021年8月1~4日 タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/discography/SICC-30592" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳細はこちら</a>
2022-11-11
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最新作ベートーヴェン・フォー・スリーVol.2より「ピアノ三重奏曲第3番第4楽章」が公開されました
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/546488
ヨーヨー・マがエマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)との共演で、ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」をピアノ・トリオ編曲で録音した最新作を11月11日世界同時リリースする。今年3月に発売された『ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番「運命」』の続編となり、アルバム収録曲「ピアノ三重奏曲第3番」から第4楽章」が公開中。
録音は2022年5月タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールで行われている。
●べートーヴェン:「ピアノ三重奏曲第3番~第4楽章」
‣<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/SG_PianoTrioNo3_4FinaleAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">再生・購入はこちら</a>
2022-10-28
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ヨーヨー・マ、カヴァコス、アックスによる【ベートーヴェン・フォー・スリー】企画Vol.2は「田園」 。11月11日世界発売決定
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/545613
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202209300941580.jpg" alt="トリオ新作第二弾ジャケット写真" width="600" height="600" />
現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マがエマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)との共演で、ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」をピアノ・トリオ編曲で録音した最新作を11月11日世界同時リリースする。今年3月に発売された『ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番「運命」』に続く第2弾となり、本日アルバムからカップリング曲「ピアノ三重奏曲第3番~第2楽章」が公開された。録音は2022年5月タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールで行われている。
‣<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/PianoTrioNo3inCMinorAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">べートーヴェン:「ピアノ三重奏曲第3番~第2楽章」再生・購入はこちら</a>
ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスの3人が初めてトリオで演奏したのは2014年のタングルウッド音楽祭にさかのぼる。その際の演奏曲目は「ブラームス:ピアノ三重奏曲」。意気投合した3人は2016年12月「ブラームス:ピアノ三重奏曲」全曲録音を行い2017年リリースされると、最強トリオの誕生に世界中が賞賛を惜しまなかった。以来5年の歳月を経て再び集い、新たにベートーヴェン<交響曲>の世界に挑む。2021年タングルウッド音楽祭で共演した3人は、ベートーヴェン「交響曲第2番」をトリオ演奏で披露。それがきっかけとなり、ベートーヴェンのシンフォニーの世界をピアノ三重奏で演奏するシリーズ第1弾『ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番<運命>』が今年2022年3月にリリースされた。本作はそれに続くアルバムであり、レコーディングは今回もタングルウッドのセイジ・オザワ・ホールで2022年5月に行われている。「田園」のトリオ用編曲はシャイ・ウォスネルが手がけた。
エマニュエル・アックスは次のようにコメントしている。
「交響曲を初めて世に出す際に、フル・スコアでないことは当時普通だった。オーケストラを聴くというのが非常に稀な出来事だったから。その形式の音楽が出てきたのは何十年も後のこと。それまではピアノ1台、連弾、トリオやカルテットのアレンジを入手して、その曲を知っていったんだ。僕たちはそのルーツに回帰しようとしているんだ」。
名匠アイザック・スターンとの室内楽名盤の数々を世に送り出したヨーヨー・マが21世紀に新たな仲間たちと放つ、かつてない独創性にあふれたベートーヴェンの世界に期待は高まるばかりだ。今年3月7日からワシントンDC:ケネディ・センター、ニューヨーク:カーネギーホールやボストン、シカゴ各地でアルバム発売記念公演も行われた。
海外プレスリリースより
『ベートーヴェン・フォー・スリー』の第1作(交響曲第2番&第5番)のように、本作は室内楽曲とオーケストラ楽曲の間にある伝統的な境界線に挑み、同じ3つの「声」を使うことによりその作曲家のまったく違う2つの面を見せるものだ。「ピアノ三重奏曲ハ短調」では3つの楽器の本質的な表現能力をベートーヴェンが見事な形で掘り下げており、「田園」ではシャイ・ウォスネル(Shai Wosner)の丹精込めたトリオ向けの編曲により、ピアノ、ヴァイオリン、チェロがそれぞれのアイデンティティを超越し、鳥、小川、嵐に次々と姿を変えながら、自然界の果てしない創造性を体現している。前回の『ベートーヴェン・フォー・スリー』と同様、本作でも3人の友人たちが音楽による会話を続けながら、ベートーヴェンの作曲家としての進化の深奥を見るというまれな機会を与えてくれる。
そして『ベートーヴェン・フォー・スリー』シリーズでは3人のアーティストが、ベートーヴェンの最も代表的な交響曲を取り上げ、そのオーケストラ作品のパワーと臨場感を保つ親密なアレンジで聴かせながら、ベートーヴェンの音楽的言語における本質的要素を追求する。交響曲を3つの楽器~ピアノ・トリオで演奏することにより、彼らはベートーヴェンとそのごく初期の聴衆の両方に対する豊かな洞察を見せつけるのだ。(対訳:安江幸子)
アルバム情報
ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第6番「田園」
&ピアノ三重奏曲第3番 作品1-3
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2022年11月11日発売
Blu-spec CD2: SICC-30704 /定価 ¥2860 (税抜¥2600)
収録曲:ベートーヴェン
1-5 交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
6-9 ピアノ三重奏曲ハ短調 作品1-3
演奏:エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2022年5月 タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール
●絶賛発売中
ベートーヴェン・フォー・スリー~交響曲第2番&第5番「運命」
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/11130000/11130106/images/202201201922500.jpg" alt="ベートーヴェンフォースリー第一弾のジャケット写真" width="350" height="347" />
2022年3月2日発売
品番 Blu-spec CD2: SICC-30592 /定価 ¥2860 (税抜¥2600)
*24bit/96kHz ハイレゾ配信配信中
収録曲:ベートーヴェン
交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
演奏:エマニュエル・アックス(ピアノ)、レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、ヨーヨー・マ(チェロ)
録音:2021年8月1~4日 タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/discography/SICC-30592" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳細はこちら</a>
2022-09-30
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第64回グラミー賞で、最優秀室内楽パフォーマンス(小編成)賞を受賞!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/YOYOMA/info/539797
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第64回グラミー賞で、エマニュエル・アックスとの2度目のベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲録音アルバム『ホープ・アミッド・ティアーズ』(SICC30581-3)が最優秀室内楽パフォーマンス(小編成)賞を受賞しました。これはヨーヨー・マにとって19回目の受賞となります。エマニュエル・アックスとは1981年から85年にかけて全曲録音を行っており、約40年の歳月をへて再録音は2020年8月セイジ・オザワ・ホールで行われました。
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2022-04-05