2016年3月来日記念盤!ウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手による初のオール・バッハ・アルバム、2月24日発売!
ウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手による初のオール・バッハ・アルバム。
バッハ・アルバム|ルドルフ・ブッフビンダー
BUCHBINDER ・ BACH PARTITAS BWV 825 & 826 – ENGLISH SUITE BWV 808
■ブッフビンダー初のバッハ・アルバム
ウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手ルドルフ・ブッフビンダーによる初のオール・バッハ・アルバムの登場です。ブッフビンダーは幅広いレパートリーを誇るピアニストですが、その中心をなすのはやはりベートーヴェンとブラームスに代表されるドイツ・オーストリア音楽でしょう。特にベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタと5曲の協奏曲は、ソニー・クラシカルに移籍後時を置かずに再録音を果たし、現在最高のベートーヴェン解釈者としての実力を再認識させたのでした。
■定評あるドレスデン・ルカ教会でのセッション・レコーディング
しかし三大Bの要をなす一人、バッハの録音は、不思議なことにフル・アルバムとしてはこれまで存在しませんでした(イギリス組曲第3番のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音が発売されているのみ)。それだけに、2014年9月、暖かい響きで定評のあるドレスデンのルカ教会における2日間のセッションで取り組んだ成果がこのバッハ・アルバムに期待を寄せずにはおれません。バロック期組曲の傑作であるパルティータ2曲と、得意とするイギリス組曲第3番という選び抜かれた3曲において、モダン・ピアノによる最高峰のバッハを聴かせてくれることでしょう。なおブッフビンダーは、2016年3月4日にすみだトリフォニーホールでソロ・リサイタルを開催しますが、そこでもバッハのイギリス組曲第3番が取り上げられることになっています。
なんと自由闊達で創意工夫に満ち、洞察力に富んだJ.S.バッハだろうか。長年の研究心に貫かれ、楽譜を徹底的に読み込んだ成果が美しい響きとなって開花し、聴き手の心に説得力をもって作品の偉大さを伝える。(・・・)ブッフビンダーの演奏は各々の音符が生命力に満ちあふれ、いま生まれた音楽のように新鮮な空気を生み出す。そのピアノはすこぶる精神性が高く、荘厳な大伽藍のような音世界を築いていく。それぞれの音はあるべきところに存在し、揺らぐことはない
――伊熊よし子(ライナーノーツより)
【収録曲】
J.S.バッハ
パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
下記リンクで各トラックをご試聴いただけます。
https://www.sonymusic.co.jp/artist/rudolfbuchbinder/discography/SICC-30256
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
[録音]2014年9月24日&25日、 ドレスデン、ルカ教会
[レコーディング・プロデューサー]フィリップ・ネーデル(b-sharp Berlin)
[レコーディング・エンジニア]マーティン・キストナー(b-sharp Berlin)
■2016年3月来日!すみだトリフォニーホールで唯一のソロ・リサイタル!!
3月4日(金) 19:00すみだトリフォニーホール 大ホール
[演目]バッハ:イギリス組曲 第3番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」、シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番
[料金]S¥7,000 A¥6,000
お問い合わせ すみだトリフォニーホール https://www.triphony.com/