RED
2004年アメリカ、テネシー州ナッシュビルで結成。その後NICKELBACKやHINDERが所属するロック系マネジメントと契約を結び、2006年デビュー・アルバム「END OF SILENCE」をEssential Record (FIREFLIGHTやPILLARを擁するProvident系のロック・レーベル)より発売。ファースト・シングル「BREATH INTO ME」とセカンド「ALREADY OVER」を次々と全米メインストリーム・ロック・チャートの上位に送りこみ話題を集める。アルバムはその後、第49回グラミー賞にて「ベスト・ロック・ゴスペル・アルバム賞」にノミネートされ、最終的にはデビュー作にして40万枚を超える大ヒットとなった。



REDの成功は楽曲の良さに加え、2年間で500本行ったという地道なライヴ活動に支えられている。特に親交の深いFLYLEAFやDICSIPLEの他に、THREE DAYS GRACE、PUDDLE OF MUDD、STAIND、BREAKING BENJAMIN、CHEVELLEなどアメリカのメインストリームで活躍するバンドとも意欲的にジョイント・ツアーを行った。レベルの高い演奏力に裏づけされたラウド・ロックのダイナミズムに、ピアノやストリングスの繊細さを加えたドラマテティックなパフォーマンスは、観るものの心を揺さぶる存在感を放っていた。



アメリカで2月10日に発売が決まったセカンド・アルバム「INOCENCE & INSCTINCT」は、前作に続きプロデューサ-にROB GRAVESを、ミキシングにBEN GROSSE( SEVENDUCT, DISTURBED, DEPECH MODE)を起用。美しくアグレッシヴなストリングス・アレンジとスクリーム・ヴォーカルが印象的なリード・シングル「DEATH OF ME」、ヒットするために生まれてきたようなキラー・バラード「NEVER BE THE SAME」、より叙情的に生まれ変わったDURAN DURANのカバー「ORDINALLY WORLD」など、「静」と「動」のパワーを上手く混成させた傑作に仕上がっている。