パグウォッシュ

アイルランド、ダブリン出身のトーマス・ウォルシュ率いるバンド、パグウォッシュ。トーマス・ウォルシュは、1997年にパグウォッシュ名義で活動をスタートさせ、99年、アルバム『Almond Tea』でデビューを果たした。2002年に発表したセカンド・アルバム『Almanac』にはジェイソン・フォークナー

も参加。サード・アルバム『Jollity』は、ウォルシュが敬愛するXTCのデイヴ・グレゴリーの参加を得て制作されている。そしてデイヴ・グレゴリーの紹介でアンディ・パートリッジがソングライティングで参加、名曲「Anchor」を共作している。パグウォッシュは、その後も『Eleven Modern

Antiquities』( 2008年)『The Olympus Sound』(2011年)と、ビートリッシュなサウンドに溢れた作品を発表し続けているが、アイルランドのアーティストとの交流が深いウォルシュは、

2009年にはディヴァイン・コメディのニール・ハノンとも新たなユニット、ダックワース・ルイス・メ

ソッドを組み、これまでに捻りの効いたポップ作品『Eponymous』(2009年)、『Sticky Wickets』(2013年)等をリリースしている。