ニッキー・ジャム
(写真左から)ウィル・スミス、エラ・イストレフィ、ニッキー・ジャム

 

Nicky Jam|ニッキー・ジャム

・1981年ボストン生まれ、プエルトリコ育ち。
・ラテン・ミュージックとアーバン・ミュージックを融合させた“ラテン・アーバン”というジャンルのパイオニア。
・90年代は日本でも「ガソリーナ」の大ヒットで知られるダディ・ヤンキーとのユニットで活動。
・2000年初頭は薬物、アルコール依存、鬱病等に苦しむも10年の歳月を経て奇跡の大復活を果たす。
・2014年発表の「EL Perdon」はビルボード・ラテン・チャート30週連続1位、44カ国のダウンロードチャートで1位、総ストリーミング回数10億超えを記録。
・2015年発表の「Hasta el Amanecer」はビルボード・ラテン・チャート18週連続1位、YouTube総再生回数8億5千万回を記録。
・2017年ビルボード・ラテン・ミュージック・アワードでは、年間ホット・ラテン・ソング、ホット・ラテン・ソングの男性アーティスト賞など計6部門受賞。
・2017年公開、ヴィン・ディーゼル主演のハリウッド映画『トリプルX:再起動』へ出演。
・2018年3月発表の「X」はYouTube総再生回数約8億5千万回、総ストリーミング回数3憶2千万回を記録。
・2018FIFAワールドカップ ロシア公式テーマソング™「Live it Up/リヴ・イット・アップ」を5月に発表。

 

ラテン・ミュージックとアーバン・ミュージックを融合させた“ラテン・アーバン”というジャンルのパイオニアと言われ、ラテン・アーバン音楽/レゲトン界を代表するアーティストとしてラテン諸国で絶大なる人気を誇るニッキー・ジャム。ボストンに生まれ、ドミニカ人の母とプエルトリコ人の父を持つニッキーは、10歳の時にプエルトリコに移り住み、14歳の時にファースト・アルバム『...Distinto A Los Demás』をリリース、アーティストとして本格的に活動を開始。90年代後半には、レゲトン界で絶大な人気を誇り、「ガソリーナ」やルイス・フォンシとの「デスパシート」で世界的ブレイクを果たしている、ダディー・ヤンキーとLos Cangrisというデュオを組み2枚のアルバムをリリースをするも、方向性の違いからデュオとしての活動を休止、二人はそれぞれの道を歩むことに。同時にニッキーは薬物、アルコール依存症や鬱病に苦しむこととなり長らくシーンから遠ざかるが、この活動休止期間後最初に行ったコロンビアでのライヴで受けた観客からの許しに満ちた歓声に改心を誓う。この出来事を機にコロンビアに拠点を移し再起の道を歩み始めたニッキーは’12年に自主制作でミュージックビデオをリリースするが、これがYouTube1500万回にも上る再生回数を記録し一気に復活劇は加速。同年には仲たがいをしていたダディー・ヤンキーとも和解し、彼のアルバム『Prestige』にも参加。その他のレゲトン・アーティストのアルバムにも精力的に参加し、2014年に発表したエンリケ・イグレシアスとのコラボ楽曲「El Perdon」はビルボード・ラテン・チャート30週連続1位、44カ国のダウンロードチャートで1位、総ストリーミング回数10億を記録するというモンスターヒットに。2016年、通算7枚目の最新アルバム『Fenix』収録曲の「Hasta el Amanecer」はビルボード・ラテン・チャートで18週連続1位を獲得、ラテン・グラミー賞の最優秀アーバン・パフォーマンス賞を受賞した他、ミュージックビデオはYouTube総再生回数8億7千万回を記録。2017年のビルボード・ラテン・ミュージック・アワードでは、年間ホット・ラテン・ソング、ホット・ラテン・ソングの男性アーティスト賞など計6つの賞を受賞した他、同年初頭に公開されたヴィン・ディーゼル主演のハリウッド映画『トリプルX:再起動』へも出演を果たすなど、銀幕でデビューも果たした。また、2018年3月にリリースされたJ.バルヴィンとのコラボ楽曲“X”は既にYouTube総再生回数約8億5千万回、総ストリーミング回数3億2千万回を記録する大ヒット曲となっている中、2018FIFAワールドカップ ロシア公式テーマソングとしてウィル・スミス、エラ・イストレフィをフィーチャイングした「Live it Up/リヴ・イット・アップ」をリリース、まさに現在、ラテン音楽界で最も注目度の高い存在となっている。

 

 

Will Smith|ウィル・スミス

フィラデルフィア出身。1986年、DJ JAZZY JEFF&FRESH PRINCEのラッパー、”フレッシュ・プリンス”としてデビュー。90年代初頭にかけて人気を博し、グラミー3部門他MTVアワード、ソウルトレインアワード、アメリカン・ミュージックアワード数々の賞を受賞。特に93年に発表した”BOOM! SHAKE THE ROOM”は全米は勿論、ここ日本でも大ヒットとなるがこの後グループとしての活動を休止。90年代以降は俳優として活動の場を広げ、96年には「ID4(インデペンデンス・デイ)」に出演、97年には「MIB(メン・イン・ブラック)」に主演、同タイトル・トラックとなる主題歌で全米チャート1位となり、再び音楽シーンの頂点に立つ。98年には、自らのソロ作「BIG WILLIE STYLE」を発表、同作品で98年のグラミー賞を獲得。その後も98年に「エネミー・オブ・アメリカ」、99年には「ワイルド・ワイルド・ウエスト」で主演を務め、ここでも同タイトル・トラックを歌い、日本でも大ヒットを記録。同年に「WILLENNIUM」、02年に「BORN TO REIGN」、05年に「LOST AND FOUND」とこれまでに計4枚のアルバムを発表している。
フィーチャリング・アーティストとして他アーティストの楽曲に参加し、ビデオに登場するのは3年ぶり*となる(*‘15年発表のBomba Estéreo “Fiesta” remix以来)。

 

 

Era Istrefi | エラ・イストレフィ

1994年生まれ、パレスチナ/コソボ出身の22才のシンガーソングライター。母親は80年代から90年代にかけて活躍したアルバニアを代表するシンガー、スザンナ・タヒルシァイで姉もアルバニアで現在、国民的人気を誇るシンガー、ノラ・イストレフィという音楽一家に育った。2013年に“Mani per money”でデビュー。母国で大ヒットを記録すると、「風」を意味する彼女の名の通り、即座にエラ・イストレフィの名は広まり、続く“A po don”、“E dehun”のリリースで<ビデオ・フェスト・アワード>や<トップ・ミュージック・アワード>など国内の音楽賞を多数獲得。わずか数年にして国民的アーティストの仲間入りを果たし、現在までリリースしてきた楽曲のYouTube再生回数は約50億回近くの視聴回数を記録している。レゲエ、R&Bに加え、ドラム&ベースや先進的なベース・ミュージックなど多種多様なジャンルをルーツに持った、彼女の独特なサウンドワークとキャッチーで中毒性のあるフック、そして彼女の最大の武器である母国語のアルバニア語と英語を織り交ぜた独特のボーカルワークが話題を呼び次第に国外へと人気を拡大、ヨーロッパを中心に注目を高めていった。そして昨年にリリースした「Bonbon」では遂に爆発的ヒットを記録。ヨーロッパにおけるShazam、Spotify、およびiTunesチャート全てで1位を記録し、その他でも多数のプラットフォームで数十億回以上のストリーミング再生回数を誇り、一躍世界が注目する期待のアーティストの仲間入りを果たした。現在ではクロエ・モレッツやリアーナなど世界的スターや大手メディアも彼女の独特の感覚を秘めたグローバルなサウンドに高い注目を集めている。わずか数年でスターダムの座へ駆け上っている彼女の軌道に今後も目が離せない。