ナタリー・インブルーリア
1975年2月4日生まれ。イタリア人の父とオーストラリア人の母の間に生まれる。オーストラリアの人気ドラマ『Neighbours』で女優としてデビュー。98年にアルバム『レフト・オブ・ザ・ミドル』でシンガーとしてデビュー。フィル・ソーナリー(The Cure)のプロデュースによるシングル「トーン」は空前のヒットを記録し、イギリス音楽史上最も売れたシングルTop100に入ると同時に全世界でも大ヒット。グラミー賞にもノミネートされた。アルバムも700万枚以上のセールスを上げ、一躍トップ女性シンガーの仲間入りを果たし、UKベースの女性アーティストとしてUSでも成功を収めた稀有な存在となった。そして01年にはUKとUSを行き来する忙しい中で書き溜められた曲を集めた『ホワイト・リリーズ・アイランド』をリリース。この作品からは「ザット・デイ」、「ロング・インプレッション」の2枚のシングルがヒット。02年には映画『STIGMATA』のために、ビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ、ZWAN)の手による楽曲を提供したり、L’OREALのワールド・ワイド・キャンペーンの顔としても活躍。ジョン・マルコヴィッチらが出演した映画『JOHN ENGLISH』にも出演するなど、多方面にわたって活躍する。05年発表の3rdアルバム『カウンティング・ダウン・ザ・デイズ』では1stシングル「シヴァー」を含む12曲中10曲のソングライティングに携わり、今まで以上にナタリーのソングライター、ヴォーカリストとしての才能を知らしめた。プロデューサーにはベン・ヒラー(BLUR他),アッシュ・ハウズ、マーティン・ハリントン、ダニエル・ジョンズ、デイヴィッド・コストンらが参加。ナタリーとともにひとつのチームとしてこのアルバムを創りあげた。シングル「シヴァー」はイギリスのラジオでその年の最多オンエアを記録し、エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」以来の爆発的ヒットとなり、アルバムも自身初のUK1位を達成し大ヒットした。そして現在、全世界待望のニュー・アルバムをレコーディング中!ソングライター陣はナタリーを含め、ギャリー・クラーク、ダニエル・ジョンズ、ジェイミー・ハートマン、シェップ・ソロモン、クリスピン・ハント。そしてプロデュースはベン・ヒリヤー(Depeche Mode, Blur、Doves他)。