「ルーシッド・ドリームス」を現代ジャズ界精鋭たちがカバー!キーヨン・ハロルド等参加の新ユニット始動。
クロス・ジャンルしながら変貌を遂げる現代ジャズ・シーンで活躍する精鋭たちが参集した新ユニット<ニュー・マスターズ>の第1弾デジタル・シングル「ルーシッド・ドリームス」が本日公開された。キーヨン・ハロルド(tp)、イマニュエル・ウィルキンス(sax)、サリバン・フォートナー(key)、バーニス・アール・トラヴィス(b)、エリック・ハーランド(ds)、バシリ・ジョンソン(perc)による新プロジェクト第1作目となる。
「ルーシッド・ドリームス」は大ブレイクを果たした新進ラッパー=ジュース・ワールドのヒット曲。スティングの名作「シェイプ・オブ・マイ・ハート」をサンプリングしており、昨年全米シングル・チャートで最高2位を記録している。今回のインスト・ヴァージョン・アレンジを手掛けたのは曲中で印象的なギター・ソロを聴かせるギラッド・ヘクセルマン。イスラエル出身、現在ニューヨークを拠点に活躍する注目のジャズ・ギタリストだ。
「馴染みあるジャズの世界から離れて最新のヒット・チャート作品に接するいい機会だった。もちろん、スティングのオリジナルは知っていたけど、カレントものを演奏するのはバンドにとって挑戦だった。もちろん、この最強メンバーとなら不安はなかったけど。結果、素晴らしい仕上がりになったよ」とコメントしている。
「ルーシッド・ドリームス」は、7月12日に配信予定のデジタルEP『ReWORKS』(リワークス)からの第1弾シングルとなる。EPにはこの曲の他にドレイク、カーディ・B,ケンドリック・ラマーとシザ等の全米チャートを賑わせた曲のインスト・カバーが計6曲収録される予定。
ヒップホップ、R&Bからの影響を抜きには語れない現代ジャズ・シーンを牽引する精鋭たちが最新ヒット曲を”ReWORK”-再創造する新プロジェクト<ニュー・マスターズ>には、いずれもライヴやレコーディングに多忙をきわめる凄腕アーティストたちが勢揃いしている。ディアンジェロやコモン、エリカ・バドゥ等からの信頼もあつい新世代ジャズ・トランぺッターとして世界に名を轟かせるキーヨン・ハロルドは初のリーダー作『ミュジシャン』を携え2018年1月~2月に来日、圧倒的なステージを披露した(グラスパー参加した「ウェイフェアリング・トラヴェラー」試聴リンク:https://youtu.be/GhIPKdtRZGY)。キーボードのサリバン・フォートナーはニューオリンズ出身でロイ・ハーグローヴとともに来日もしている名手。チャールズ・ロイドやデイヴ・ホランド、カート・ローゼンウィンケル等とも共演するユニット中では最年長の43歳ベテラン・ドラマー=エリック・ハーランド、そしてベースにはコモンやロバート・グラスパーとの活動でおなじみのバーニス・アール・トラヴィスが名を連ねる。昨夏カウント・ベイシー・オーケストラで来日したイマニュエル・ウィルキンスがサックス、名パーカッショニストのバシリ・ジョンソンも参加。
【商品情報】
●デジタル・シングル「ルーシッド・ドリームス」
(ニュー・マスターズ feat ギラッド・ヘクセルマン)
2019年3月29日より配信スタート (24bit-96khzハイレゾも同時配信中)
<パーソネル>
キーヨン・ハロルド(トランペット)
イマニュエル・ウィルキンス(サックス)
サリバン・フォートナー(キーボード)
バーニス・アール・トラヴィス(アコースティックベース)
エリック・ハーランド(ドラムス)
バシリ・ジョンソン(パーカッション)
マット・ピアソン(プロデュース)
●キーヨン・ハロルド『ミュジシャン』発売中
https://www.sonymusic.co.jp/artist/keyonharrold/discography/SICP-5626
【配信リンク】
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