ジョス・ストーン


2003年16歳でソウル・ナンバーを選曲したカヴァー集『ザ・ソウル・セッションズ』でデビューを果たし、“新世代のソウル・シンガー”としてイギリスをはじめ世界で話題を集め、スタジオ・アルバム全6作品をこれまでにリリース。その全てが全英または全米アルバム・チャートにてTOP10入りを果たし、全世界1,200万枚のアルバムを売り上げ、ブリット・アワードやグラミー賞などの輝かしい受賞歴を誇る。前作『ソウル・セッションズVOL2』のリリースから3年振り、通算7作目のスタジオ・アルバム『ウォーター・フォー・ユア・ソウル』は、2015年7月に発売される。

(2015年5月時点)


●1987年4月11日、イギリス、ドーヴァー出身。幼少の頃から60~70年代の米国のR&Bなどを聴いて育ち、一番最初に買ったアルバムはアレサ・フランクリンのベスト盤。


●03年、16歳の時にレアなソウルを中心に選曲しカヴァーした1stアルバム 『ザ・ソウル・セッションズ』(UK4位)でデビューを飾り(レコーディング時は15歳)、白人の少女とは思えない声で“新世代のソウル・シンガー”としてイギリスをはじめ世界で話題を集めた。


●04年、どれも共作ながらジョス自身もソングライティングに関わった初のオリジナル・アルバム(2ndアルバム) 『マインド、ボディ&ソウル』を発表し、当時の女性シンガーとしては史上最年少のUKアルバム・チャート1位となり、このアルバムでグラミー賞(05年)の3部門にノミネーション、ブリット・アワード(05年)では2部門に渡り受賞。また同年バンド・エイド20「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」(04年)への参加も果たした。


●05年、世界中で同時開催されたチャリティ・コンサート「ライヴ8」のロンドン/ハイド・パーク会場にて、ジェームス・ブラウンと共演し「Papa's got a brand new bag」をパフォーマンスするなど、これまでスティーヴィー・ワンダー、リンゴ・スター、カルロス・サンタナ、エルトン・ジョン、ハービー・ハンコック、メリッサ・エスリッジなど数多くの大物ミュージシャンとも共演を果たしている。


●07年、エグゼクティヴ・プロデューサーに名を連ねた、3rdアルバム 『イントロデューシング・ジョス・ストーン』を発表、プロデューサーにラファエル・サディークを迎え、バハマなどでレコーディングされ、USアルバム・チャートで2位を獲得。


●09年、NAS、ジェフ・べックなどの豪華ゲスト陣が参加した4thアルバム『カラー・ミー・フリー』(US10位)を発表。


●11年、自身のレーベル=Stone’d Recordsを立ち上げ、デイヴ・スチュワート(ユーリズミックス)をプロデューサーに迎えナシュヴィルでレコーディングされた5thアルバム 『LP1』(US9位)は、R&Bとソウル・ミュージックのフィーリングを根底に感じさせながらも、ロックでブルージーな作品。また同年にはミック・ジャガー、デイヴ・スチュワート(ユーリズミックス)、A.R.ラフマーン、ダミアン・マーリーからなるスーパー・グループ=“SuperHeavy”にメンバーとして参加、アルバム『スーパーへヴィ』も発表。


●12年、ソウルの名曲をジョスがカヴァーするデビュー・アルバムの続編となった6thアルバム 『ソウル・セッションズVOL2』を発表。この作品はナシュヴィル、プラハ、ニューヨークでレコーディングされ、アルバム・チャートもUK6位、US10位と英米共にTOP10入りを果たした。


●14年、長年の構想と計画ののち、この惑星上全ての国でパフォーマンスを行い、現地のミュージシャンとコラボレーションを行う目的のもと、「トータル・ワールド・ツアー」をスタートさせ、これまでにモロッコ、ドバイ、南アフリカ、レソト、スワジランド、オーストラリア、ニュージーランド、南米を訪れている。


●15年7月、ジョス・ストーンにとって一つの音楽的出発点となる3年振りの新作/7thアルバム 『ウォーター・フォー・ユア・ソウル』が発表される。