アレクシス・フレンチ

英国出身の天才ピアノ奏者&作曲家、Alexis Ffrench(アレクシス・フレンチ)。4歳でピアノを始め、子供の頃父親の持っていたスティーヴィー・ワンダーやボブ・マーリーのレコードを聴き、そこから1年も経たないうちに、小さな赤いノートに弦楽四重奏をしたためていた。絶対音感を持つ彼は「音楽を聴くと、その姿が目に見えるんだ」と語る。

パーセル音楽院(Purcell School Of Music)、ロンドン王立音楽アカデミー(Royal Academy Of Music)、ギルドホール音楽演劇学校(Guildhall School Of Music and Drama)とクラシックの名門学校で王道の高等教育を受けつつも、個人的趣味はR&Bやルーツミュージック。ケンドリック・ラマーもチャンス・ザ・ラッパーもバッハもベートーベンも聴く。

「クラシックのオーディエンスが非常に偏っている(人種的にも世代的にも)。あらゆる世代と肌の色の人々がクラシックに親しめるような音楽を作りたい」
「クラシックを聴くというと知識からつけないといけないのではないか、という感じで敬遠するリスナーが多い中、クラシックが感じて楽しむ音楽であってもいい。クラシックにヒップホップ仕込のエンタメ感覚をもたらすアーティストを目指す」

と語る彼はクラシックの枠に囚われず、国、人種、世代、ジャンルすべてを超えた新しい音楽の姿を模索・探求している。2017年、2CELLOSとともにヨーロッパのアリーナでソールドアウト・ツアーを行なった。

2018年8月31日英国でデビュー・アルバム『エヴォリューション』発売。全英クラシック・アルバム・チャートで初登場1位獲得。

日本では10月24日にボーナストラック3曲を追加して日本盤発売。また11月6日公開日本映画「人魚が眠る家」の音楽スコアを担当することになり、「Bluebird」が挿入曲としてフィーチャーされる。