無料でアルバム配信
2007.01.23
INFO
2005年10月、ヒップホップを通過した米・オルタナティヴ・フォークの逸品『Gone Ain't Gone/終わっちゃいないぜ』で日本デビューしたティム・ファイト。
2月20日に、彼のオフィシャル・ウェブサイトhttp://timfite.com/にて無料アルバム『Over The Counter Culture(なんでも、店で簡単に買えてしまう文化)』をリリースすることが決まった。
コマーシャル主義に対する厳しい分析と、そのコマーシャル主義が一般的な暮らし(と、ヒップホップ・ミュージック)に及ぼす悪影響についてレコーディングした15曲を収録。
ファイトは、これまでに発表した様々なジャンルを踏襲したフォーク寄り音楽からちょっと休んでいるとも思える、今回の作品の制作動機について、
「僕は、ヒップホップがコマーシャリズムと協調性をもたされ、ポップカルチャーとしてもてはやされることで、実は隠された経済、理性、そして精神的な堕落への道をたどっていくのが見えたんだ」と語る。そして今回の作品を「極端に政治的なヒップホップ・レコード」と呼ぶ。
さらに今回のアルバムに関して「芸術と商業が調和するという矛盾から開放されたレコードを作りたかったんだ。逆に、今回の作品では芸術と協調しようとする商業とその要素を、大っぴらにそして躊躇なく攻撃したかったんだ。レコードで、犯人である世の中(自分も含む)を非難すべく、“有罪!”と叫びたかった。お金に気をとられすぎて、狂気と向かい合わなかった事に対して、非難されるべきだ。広告を信じすぎて、自らが広告となってしまっている我々が非難されるべきだ。自意識を持って変化を求めるでもなく、責任の追求をすべくレッドカードをかざさない事に対して非難されるべきなのだ」と言及した。
『Over The Counter Culture』では、彼の得意とする皮肉まじりで抜け目の無い、創造的なつぎはぎ方式の音楽が存分にきける。特にplace your bets、it's all right here, camouflageや笑いと思想を誘うI've been shot等ではそれがよくわかる。
www.sonymusic.co.jp/anti/
2月20日に、彼のオフィシャル・ウェブサイトhttp://timfite.com/にて無料アルバム『Over The Counter Culture(なんでも、店で簡単に買えてしまう文化)』をリリースすることが決まった。
コマーシャル主義に対する厳しい分析と、そのコマーシャル主義が一般的な暮らし(と、ヒップホップ・ミュージック)に及ぼす悪影響についてレコーディングした15曲を収録。
ファイトは、これまでに発表した様々なジャンルを踏襲したフォーク寄り音楽からちょっと休んでいるとも思える、今回の作品の制作動機について、
「僕は、ヒップホップがコマーシャリズムと協調性をもたされ、ポップカルチャーとしてもてはやされることで、実は隠された経済、理性、そして精神的な堕落への道をたどっていくのが見えたんだ」と語る。そして今回の作品を「極端に政治的なヒップホップ・レコード」と呼ぶ。
さらに今回のアルバムに関して「芸術と商業が調和するという矛盾から開放されたレコードを作りたかったんだ。逆に、今回の作品では芸術と協調しようとする商業とその要素を、大っぴらにそして躊躇なく攻撃したかったんだ。レコードで、犯人である世の中(自分も含む)を非難すべく、“有罪!”と叫びたかった。お金に気をとられすぎて、狂気と向かい合わなかった事に対して、非難されるべきだ。広告を信じすぎて、自らが広告となってしまっている我々が非難されるべきだ。自意識を持って変化を求めるでもなく、責任の追求をすべくレッドカードをかざさない事に対して非難されるべきなのだ」と言及した。
『Over The Counter Culture』では、彼の得意とする皮肉まじりで抜け目の無い、創造的なつぎはぎ方式の音楽が存分にきける。特にplace your bets、it's all right here, camouflageや笑いと思想を誘うI've been shot等ではそれがよくわかる。
www.sonymusic.co.jp/anti/