SNoW


'85年6月11日東京生まれ。双子座、A型。20歳。
現在、LAサンタモニカ・カレッジ在籍中。

5歳からLAで育ち、日本語と英語を自在に操る。洋邦問わず身近なヒットチャートの曲を口ずさむことから始まり、13歳頃から友達の作った曲に自作の詞をつけて歌い始めるようになる。16歳のとき、聴く者すべての心をとらえる素晴らしい声を買われて来日のチャンスを掴み、プロデューサーの紹介で知り合ったソングライター陣と共作でデモテープを作り始める。歌うことが楽しくて足を踏み入れたこの世界で、次第に表現することの難しさ、面白さを知る。

数年間のデモ制作期間を経て、現在はLAと日本を行き来しながら、レコーディングや曲作りに打ち込む日々を送る。「自分が伝えたいと思うことを納得のいくまで表現できる人を他に知らないから自分で歌っているし、その思いがある限りこれからもきっと歌い続けると思う」と彼女は言う。

好きなアーティストはアーニー・ディフランコ、イギー・ポップ、トーキング・ヘッズ、ジャック・ジョンソンなどで、最近はギターも習い始めた。特に「パンク・フォークの女王」アーニーは、詞の世界観も含めて尊敬する憧れの存在、という。音楽以外でも、写真やアート(絵)にも意欲的に取り組む幅広い才能をみせている。

'04年11月25日、「いちばん視点の低いクリスマス・ソング」"Yes"を、世界観の異なる英語バージョンとのカップリングでインディー・リリース。各地FM局や有線放送にて集中的にオンエアされ、注目を集める。'05年3月、自ら詞を手掛けた初期の未発表曲"Night Light "が、期待の新進アーティストばかりを集めた"HMV PLAYLIST 3"キャンペーンにピックアップされる。'05年7月、シングル「花火まであとすこし」にてソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズよりメジャー・デビュー決定。ギターの温かい音色に彩られ、キラリと煌くせつないメロディとヴォーカル、ひたむきな詞の世界は、遠い空から舞い降りる雪のように人々の心に降り積もっていく。