ロブ・デューガン
オーストラリア出身。幼少の頃よりクラッシック音楽に親しみ、シドニーでも有数の俳優学校”ナショナル・インスティトュート・オブ・ドラマティック・アーツ”へ通い、俳優の道を志す。が、次第に音楽の世界へとのめり込むようになる。1995年、MO’WAXレコードより”ROB D.”名義でリリースした”CLUBBED TO DEATH”がクラブ・シーンを中心に英クラブ・シーンで大絶賛を受け、同シングルはUKクラブ・シーンを代表する普及の名作として名を馳せる(この作品は後に著名CM楽曲やTV、マトリックスを含む映画のサントラに多用され、彼がこの楽曲のみから得た印税収入はなんと1億7千万にも及ぶという!)。リミキサー・プロデューサーとしても、これまでに、U2、カイリー・ミノ−グ、ペット・ショップ・ボーイズ、スティング、モービー、アンクル、アンドレア・パーカーら一流アーティストらとの仕事をこなす、売れっ子のサウンド・プロデューサ−だ。そんな彼が、敢えてそのようなポップ・ミュージック・シーンに背を向けるように6年の歳月をかけて作り上げたのが本作、その名も”FURIOUS ANGELS(邦題:怒りの天使)”だ。ゴシックの雰囲気漂うストリングを多用したトラックに、重厚なビートが絡み合う彼ならではの壮大なサウンド・スケープはまさに圧巻!更にマドンナ、ビヨークを手がける写真家、マート・アラスとマーカス・ピジョット、そしてケミカル・ブラザーズ等のアート・ワークを手がける著名グラフィック・デザイナー集団、ブルー・ソースによるこだわりのアルバム・ジャケットにも要注目!