デイヴ・ブルーベックのバンド・メンバーとして永年活躍し、独特の歌心に満ちた透明感あるサウンドで多くのファンを持つポール・デスモンドは、１９６１年～６５年の間にＲＣＡに６枚のリーダー作を残した。ギターの名手ジム・ホールとの共演を中心に、ボッサ、スタンダード曲を時にはストリングスをバックに、くつろいだ雰囲気で録音している。