新作『ユー・ウォント・イット・ダーカー』が世界各国の音楽チャートを席巻!
グラミー生涯功労賞、ロックの殿堂入り、カナダ勲章の最高位であるコンパニオン認定され、2011年にはアストゥリアス皇太子賞の文学部門を受賞と数々の名誉に輝いているカナダ出身のシンガー・ソングライター、詩人、小説家として活躍する重鎮。その不変の価値を持つ詞や音楽などで、三世代にも渡って世界中の人々に影響を与え続けている稀有なアーティストといっても過言ではないレナード・コーエンの2年振り、14作目となる新作が10月21日(日本盤は10月26日)に発売となった。
その新作『ユー・ウォント・イット・ダーカー』が彼の出身国であるカナダでは、マイケル・ブーブレ、レディー・ガガを押さえてアルバム・チャートで1位を獲得。スウェーデンとアイルランドではコーエンにとって初のNo.1アルバムとなり、他にもベルギー、ノルウェイ、ニュージーランド、オランダ、デンマークでも1位を獲得と、合計8ヶ国でチャート1位と記録。それ以外でも英国4位、フランス4位、ドイツ5位、スイス2位、オーストリア6位、イタリア8位、フィンランド7位、チェコ2位、アメリカ10位と、多くの国でトップ10入りを果てしている。また、iTunesでもカナダの他30ヶ国で1位を獲得。発売第1週目にして3カ国でゴールド・ディスクに認定され、7ヶ国でアマゾンのベスト・セラー・チャートの5位以内に達し、50ヶ国でiTunesのトップ10入りを果たしている。82歳となったレナード・コーエンの新作がまさに世界各国の音楽チャートを席巻している。
来年にはデビュー・アルバム『レナード・コーエンの唄』発売50周年を迎えるレナード・コーエンにとって、現時点で彼の作品の中でも史上最も豊かなアルバムのひとつに数えられる本作は多くのオーディエンスに感動を与えている。以下のように世界中から5つ星満点のレビューや絶賛の声も次々に届いている。
「今月のアルバム(10点満点中9点)…キャリアの晩年における名作の3作目にして最強の作品。…優美に作られている。…『ユー・ウォント・イット・ダーカー』の特筆すべきところはあの初期の審美眼と時代との融合であり、それは90歳代を迎えようとする男の落ち着きである…コーエンのキャリア後期のアルバムが発売されるたび、それを最後の作品になるであろうかのように扱うことがお約束のようになってしまっているが、これ以上に豊かで、洗練され、あるいは満足感を与えてくれるフィナーレは想像し難い」 ――アンカット誌
「10点満点中9.5点…新しい歌詞はその美しさを伝えるため、また真実を伝えるために言葉がシンプルになり、磨かれ、削ぎ落とされ、厳選されている」 ――ペースト誌
「『ユー・ウォント・イット・ダーカー』は神と死の必然性を厳粛かつ美しく受け容れている。…心を奪われる体験である。…」 ――アトランティック誌
「5点満点…ソウル、ドゥーワップ、ヨーロッパのフォークの伝統の優美な融合は、愛というテーマへの深く叙情的なこだわりと同様不屈である」 ――フィナンシャル・タイムズ紙
「A-…14作目のスタジオ・アルバムにおいて、82歳にしてなお強い生命力を放つソングライティングの巨匠は冬のライオンである(注:誇り高き王者のたとえ)。彼の歌詞は神、セックス、死に深く携り、伝説となった彼の声は隠れた不平不満をこそげ取る。収録された全9曲のほぼすべてが、何らかの喪失について取り上げている。息子のアダムによるプロダクションは豊かであり、それでいて引き締まっている」 ――エンタテインメント・ウィークリー誌
「『ユー・ウォント・イット・ダーカー』はひとえに、これまで同様胸に堪える真実の作品である。…彼の声は今まで以上に深みと不気味さを増し、ミニマルな音楽がパーフェクトな形で寄り添っている。そして1つ1つの曲が(人生の)大きなテーマに取り組んでいる。…この作品が彼にとって1984年の『哀しみのダンス』以来の最高傑作であるの主張を筆者が踏み留まる唯一の理由は、これが1967年のデビュー作以来の最高傑作かも知れないということに薄々気づき始めているからである」 ――サンデー・タイムズ紙 (イギリス)
「10点満点…『ユー・ウォント・イット・ダーカー』を引っ提げたレナード・コーエンの復活は絶対的な勝利である。このカナダ出身の詩人は、82歳にして自身の最高傑作を世に送り出している」 ――TomTomRock (イタリアの音楽サイト)
「5点満点…音楽的には息子のアダム・コーエンをプロデューサーに迎え、強力で濃密な作品を共に作り上げた。…『ユー・ウォント・イット・ダーカー』の中枢にあるのは力強い歌詞。それらは誰もがコーエンのものと分かる楽曲の崇高なメロディの底流に支えられている」 ――ガッファ誌 (デンマーク)
「5点満点…8曲半(9曲目はリプリーズ)は…大概シンプルに構成されておりストレート。非常に魅力的なカプレット(二行連句)のアルバムであり、最も暗い内容のものですら柔らかな笑みをもって放たれている。確かにより暗いものを望んだ私たち(we want it darker)に、コーエンは応えてくれた」 ――ジ・オブザーバー紙 (イギリス)
「5点満点:死の必然性に対する深遠な熟考。…レナード・コーエンは実感のこもった表現をすることができる。そして彼の具体的な言葉選びは、大半のソングライターたちがキャリア全体をかけて手に入れるよりも多くの真実と奥深さを感じさせるだろう。…“イフ・アイ・ディドン・ハヴ・ユア・ラヴ”は恋人たちのスタンダードとなるだろう」 ――イヴニング・スタンダード紙 (イギリス)
アルバム・タイトル曲「ユー・ウォント・イット・ダーカー」リリック・ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=YD6fvzGIBfQ