ラーズ・フレデリクセン・アンド・ザ・バスターズ

メンバー(L to R):
ビッグ・ジェイ・バスタード (b)
アンノウン・バスタード (backing vocals)
スコット・アベルズ (ds)
クレイグ・フォアゴットン(g)
ラーズ・フレデリクセン (g, / lead vocal)

時は遡り、ラーズ16歳の時。
場所は彼の地元、キャンベル。
ギターを手にした当時の彼に、右腕的存在のベンという親友がいた。
ベンはとことんパンクでカリスマ性があって、常に相手のことを考えられるヤツだった。
ラーズとベンは、盗むのも飲むのも喧嘩するのも常に一緒で、周りからは"Terrible Twins(恐ろしき双子)"と言われていたという。そして2人で腕を組んで世界制覇を目論んでいた。

それからずっと後、キャンベルを出てRANCIDに入ることになったラーズは、親友であり共犯者であるティムに、事あるごとにベンの話をあれこれ聞かせていた。

そして現在。
おかげですっかり詳しくなったティムが、ある日「おまえのキャンベル時代の話を曲にしてレコードを作らないか」と提案した。そしてこのプロジェクトが始まったのだ。

ラーズとティムで曲を作り始めたら拍子で進み、ティムがプロデュースする事になってレコーディングに入ったらこれまた順調で、なんと曲作りからレコーディングまでトータル5日間で終了してしまったという。
しかしそんな短期間で仕上がったとはとても信じられない程の楽曲のクオリティーの高さであることは言うまでもなく、既に音を聴いた人からは「RANCIDよりもRANCIDらしい」というコメントが続々届いている。