深津純子
フルート:深津純子(ふかつすみこ)



・ 6歳よりピアノ、9歳よりオーケストラでフルートを始める。

・ 小学生の頃より、コンクール入賞などで頭角をあらわし、東京芸術大学付属音楽高校器楽科に入学する。

・ そのまま音楽校へは進まず、慶応大学文学部に入学。仏文科へと進み、同大学院修士課程まで修了。

・ 在学中にリサイタルなどの音楽活動を始め、コンサートのプロデュースも行うようになる。

・ クラシックからスタートしたが、しだいに即興とグルーブ感あるジャズやラテン・ミュージックへ傾倒し始め、音楽を求めて世界の様々な国を旅し、現地のミュージシャンたちから多くの影響を受ける。とくに1年間暮らしたカナダと、96年以降たびたび訪れるキューバからは大きな影響を受けた。

・2001年に、ジャズ・フルートの先輩で師匠でもある井上信平氏のプロデュースにより、全曲オリジナルのアルバム「フェザー・イン・ジ・エア」を発表する。叙情豊かな楽曲とのびやかな音色が好評を得る。

・つづいて単身キューバに渡り、ハバナで現地の一流ミュージシャンらとのレコーディングを実現させ、2002年2月に「スミコ・エン・ラ・ハバナ」をリリースした。伝統キューバ音楽の優雅さとグルービーなラテン・ジャズは、各音楽誌などで高い評価を得、メジャー・デビューのきっかけとなる。

・同年5月にリリースされたテナー・サックス奏者ハリー・アレンのボサノヴァ・アルバム「アイ・キャン・シー・フォーエヴァー」に参加し注目を浴びる。

・同年10月には自己のリーダー作「アザ・ブランカ(白い翼)」でメジャー・デビューを果たした。ドリ・カイミらの協力を得た、スムージーなブラジリアン・ジャズで、各音楽誌で絶賛されている。