ジェニファー・ウォーンズ
1947年3月3日、シアトルに生まれる。60年代中頃から音楽活動をはじめ、1968年にシングル「Here、There And Everywhere/Sunny Day Blue」でレコード・デビュー。同年1stアルバム『I Can Remember Everything』を発表。70年に2ndアルバム『See Me, Feel Me, Touch Me, Heal Me』、72年に3rdアルバム『Jennifer』をリリースするが、いずれもヒットまでには至らなかった。一時音楽界から距離を置いていたが、76年にアリスタと契約。その第一弾「星影の散歩道」が大ヒットし(全米6位)、人気を獲得する。その後、『ジェニファー・ウォーンズ』(77年)、『ハートで一撃』(79年)、『想い出に誘われてBest of Jennifer Warnes』(82年)を発表し、アリスタを離れる。ソロで活動をする一方、多くのサウンドトラックにも参加。特にジョー・コッカーと共演した“愛と青春の旅だち”(82年)の主題歌「愛と青春の旅だち」やビル・メドレーと共演した“ダーティ・ダンシング”(87年)の愛のテーマ・ソング「タイム・オブ・マイ・ライフ」は全米1位に輝く大ヒットを記録、グラミー賞も受賞した。この大ヒットとグラミー受賞によって、名実ともに一流アーティストの仲間入りを果たす。アリスタを離れた後は、『レナード・コーエンを歌う』(87年)、『ハンター』(92年)の2作を発表するのみであったが、2001年に9年ぶりとなる新作『The Well』を発表した。