ジェイ・Z
ジェイ・Z(Jigga、Hovaとも呼ばれる)こと、ショーン・カーターは1969年、NYブルックリン生まれ。恵まれない家庭環境に育ち、ストリートでのドラッグ・ディールで生活費を稼いでいたが、3年間刑務所暮らしも経験。10代の頃からラップに目覚めてはいたが、26歳の時に至近距離から銃撃されたことを境に、自らのレーベル”Roc-A-Fella Records”の設立を決意。現在でも、ジェイ・Z自らが最も気に入っていると公言するデビュー・アルバム『リーズナブル・ダウト』(1996)から始まり、現在まで9枚のオリジナル・アルバムを発表。誰もが”KING OF HIP-HOP”と認めるまでになった。



2003年、ソロ・アーティストとしての引退後も、R.ケリーやリンキン・パークとの異色コラボ・アルバム発表のほか、パートナーでもあるビヨンセのシングルをはじめ数多くの客演をこなし、そのアーティストとしての存在感を更に増すばかり。現在は名門Def JamのCEOとして、新人のリアーナやNe-Yo(ニーヨ)を見出すなど、ヒップホップ・シーンはもちろん、音楽業界で最も影響力のある最重要人物である。