グロリア・ゲイナーという名は世界的に知られている。グロリアの声はダイナミックなフォースであり、グラミー受賞曲「I Will Survive」は、世界中の人々の心を鼓舞した曲だ。昨年9月、先行してアメリカでリリースとなったグロリアの待望のアルバム「アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ」は、彼女にとって久しぶりとなるワールドワイドなリリースである。このアルバムはパワフルなバラード「アイ・ネヴァー・ニュー」(2002年7月リリース)を含む12曲のシングルで構成され、なかでも「ジャスト・ノー・アザー・ウェイ」や「ガット・トゥ・ビー・フォーエヴァー」といったアップ・テンポのトラックは、グロリアのアーティストとしての奥行きを更に新しい世界へと誘う出来ばえだ。また、グラミー賞でおなじみのヘックス・ヘクターによる「アイ・ネヴァー・ニュー」のダンス・リミックスが収録されているが、こういったダンス・リミックスは、グロリアの馴染み深いテリトリーであるビルボード・クラブ・チャートのNo.1となったトラックでもある。また、このCDには、グロリアのアンセムである「I Will Survive」のライヴ・ヴァージョン収録されている。

 1973年、ビルボードはディスコ・アクション・チャートを誕生させ、そこからグロリア・ゲイナーは歴史を作り上げた。楽曲「Never Can Say Goodbye」はチャートのトップへ上り詰め、ダンス・ミュージックとしては初の第1位に輝いたトラックとなる。しかし30年が経過した今も、グロリア・ゲイナーはいまだスタンダードを定めている。2001年3月、ジョルジオ・モロダーとのヒット曲「ラスト・ナイト」がヨーロッパ中でトップに君臨している間、彼女のシングル「ジャスト・キープ・シンキン・アバウト・ユー」は、ビルボードのダンス/クラブ・チャートで頂点を極めた。元々、グロリア・ゲイナーは、クラブのために特別にアルバムをリリースした初のアーティストであり、初めてメガ-エクステンデッド・ダンス・メドレー・パーティ・ミックスを行い、今では高額なコレクターズ・アイテムとなった12インチのダンス・シングル曲をリリースした、パイオニアである。

 そんな彼女は、ニュー・ミレニアム(新世紀)でも引き続き大人気だ。アルバート公が提供するモンテカルロのワールド・ミュージック・アワードで、レジェンド・アワードを受賞するという名誉を与えられ、またブロードウェイ最長のミュージカル・レビュー「Smokey Joe’s Cafe」では大絶賛を獲得。FOXのテレビ・シリーズ「That‘70’s Show」と大人気の「Ally McBeal」は、ゲスト・スターとしてグロリアをフィーチャーし、ニュー・ジェネレーションの視聴者たちに彼女を紹介。更に映画界は多くのメジャー作品のサウンドトラックで「I will Survive」をフィーチャーし続けているが、この夏大ヒットを記録するであろう「メン・イン・ブラックⅡ」も例外ではない。またVH-1はトップ100ダンス・レコード・オブ・オールタイムのカウントダウンで、「I Will Survive」のグロリア・ゲイナーにNo.1のスポットを与えているのだ。



 そんなグロリアにとってライヴ・コンサートは必要不可欠なものである。彼女はその衝撃的なパフォーマンスで、これまで80カ国以上の国のオーディエンスたちと触れ合ってきた。クリントン大統領、グレース王女、レイナー王子およびローマ教皇ヨハネ・パウロ2世のような人物の多数の高位高官および大使たちは、Ms.ゲイナーのパフォーマンスを見ることを非常にエンジョイしてきたし、フランスのワールド・カップ・サッカー・チームは、彼女の勇ましい音楽を称え、グロリアを彼らのオフィシャル「ゴッドマザー」として任命してもいる。また彼女は「I Will Survive」とタイトル付けた自伝(St. Martin’s Press)で、自身の人生の行程を執筆した。そして、The Rita Hayworth Gala for Alzheimer’sからRevlon’s Annual Walk for Lifeに及ぶ、多くのチャリティー活動に力を尽くしているのだ。

 

 そんな彼女のオリジナル・ニュー・アルバム「アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ」の日本盤には、今やビルボード・ダンス・チャートの常連になった、日本を代表するダンス・ユニット≪GTS≫による、「I Will Survive」のニュー・ヴァージョンも収録されている。





【Gloria Gaynorの輝かしき歴史、そして現在】



・彼女の大ヒット曲“I Will Survive”は1979年にオリジナルがリリースされて以来、213もの回数いろいろなアーティストがレコーディングしている。

・グロリアは世界80の国でパフォーマンスをしている。

・2000年“ I Will Survive”は6回映画の中で使われた。

・ニュー・アルバムには2曲のBillboard Club Charting singles で1位を獲得した曲(“Just Keep Thinking About You” and “I Never Knew”) が収録されている。

・VH1の20世紀のダンス・レコードとしてグロリアの“ I Will Survive”がナンバー1となっている。

・1975年、ニューヨーク市長に公式にQueen of Discoと認定された。

・グラミー賞の“Best Disco Song “を獲得している曲は1980年の “ I Will Survive”だけである。

・ビルボードのディスコ・チャートで最初にナンバー1になったのは、1975年、グロリアの “Never Can Say Goodbye”である。