昨年8月に亡くなったキーボード界の巨人、ジョージ・デュークの追悼企画9タイトルが、軒並みチャート上位にランクイン
2014.02.13
INFO
2013年8月5日、67歳で亡くなったキーボード・プレイヤー/シンガー/プロデューサー、ジョージ・デューク。60年代から活動を開始し、フュージョン/ブラコン全盛の1970~80年代には、意欲的なソロ作品を次々にリリースすると同時に、クラーク・デューク・プロジェクトに代表されるコラボレーションや、デニース・ウィリアムス、ジェフリー・オズボーンらR&Bシンガーのプロデュースなど八面六臂の活躍を見せた。今週2月12日、その追悼企画として、70~80年代に在籍したエピック・レコードに残したソロ・アルバム全9タイトルが一挙に再発されるいなや、オリコン・アルバム・デイリー・チャート(クラシック/ジャズ)の上位にランキングされ、亡くなっても変わらぬ人気の高さを示した。とりわけ、昨今の80’sディスコ・ブーム再燃の影響からか、当時サーファー・ディスコを中心に大ヒットしたダンス・ナンバー「シャイン・オン」を含む1982年のアルバム『ドリーム・オン』が5位にランキング。今改めて、彼への再評価が高まっていることを証明した。
◆2月11日付けオリコン・アルバム・デイリー・チャート(クラシック/ジャズ)
5位:ドリーム・オン
9位:ブラジリアン・ラヴ・アフェア
12位:マスター・オブ・ザ・ゲーム
12位:ライト・メッセージ
15位:フォロー・ザ・レインボー
15位:リーチ・フォー・イット
20位:シークレット・ランデヴー
20位:フロム・ミー・トゥ・ユー
22位:ドント・レット・ゴー
2月12日に紙ジャケット仕様で発売された9作品は、彼の全盛期といわれるエピック・レコード時代のいずれ劣らぬ名盤ばかり。エピック・レコード移籍第一弾となった『フロム・ミー・トゥ・ユー』(1977年)と、『マスター・オブ・ザ・ゲーム』(1979年)は、今回が日本初CD化となる。一部タイトルを除き、今回の発売にあたり、現存するマスターテープをもとに最新のアナログ・リマスタリングを施し、さらにソニー・ミュージックが開発したBlu-spec CD2を採用。よりマスターテープの原音に忠実なサウンドで、溌剌とした若きデュークの演奏がよみがえっている。なお、全作品が完全生産限定盤につき、商品の在庫がなくなり次第終了となるので、早めにチェックされることをおススメしたい。
商品サイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/GeorgeDuke/
アーティスト公式WEBサイト:http://www.georgeduke.com/