ベス・オートン

イングランド東部ノーフォーク出身のシンガーソングライター。マドンナやブラーなどを手掛けたプロデューサー=ウィリアム・オービットに見出され、アルバム『ストレンジ・カーゴ3』(93年)への参加、ケミカル・ブラザーズの『さらばダスト惑星』(95年)、『ディグ・ユア・オウン・ホール』(97年)等の大ヒット・アルバムにフィーチャリング・アーティストとして参加するなど、音楽シーンで話題を集め、日本のみで発売されたアルバム『スーパーピンキーマンディ』(93年)、その後も『トレーラー・パーク』(96年)、『セントラル・リザヴェイション』(99年)、『デイブレイカー』(02年)、『コンフォート・オブ・ストレンジャーズ』(06年)のオリジナル・アルバムをリリース。ベスの芸術的な才能は母国イギリスでも高く評価されており、ブリット・アワードやマーキュリー賞に計3度のノミネーションをこれまでに果たし、2000年のブリット・アワードでは“BEST BRITISH FEMALE”に輝いている。2010年に“ANTI-”との契約を果たし、移籍後初のアルバム『シュガリング・シーズン』を2012年10月に海外発売(日本盤は2013年10月発売)。2013年10月には、朝霧JAM(Rainbow Stage)への出演、渋谷クアトロにて13年振りとなる日本公演を行った。