ベン・フォールズ
1966年、9月12日生まれ。

1994年 ベン・フォールズ・ファイヴ結成!

1995 『ベン・フォールズ・ファイヴ』
ギター・ロック全盛期に “ギターレスのピアノ・ロック”
ベンフォールズ・ファイヴ衝撃のデビュー!

1993年にアメリカはノース・キャロライナ州の学園都市チャペル・ヒルで結成されたピアノ/ベース/ドラムのギターレス・トリオ、ベン・フォールズ・ファイヴ(以下BF5)のメンバーとして、95年にヴァージン・レコードよりデビュー・アルバム『Ben Folds Five』をリリース。ギター・ロック全盛期に誕生したギターレスの、しかもパンキッシュなピアノをメインにした異色の“ピアノ・ロックンロール”は熱狂的なファンを生み、ラフなミックスと躍動する“火の玉”風連弾ピアノ、フックのある通好みのポップ・メロディを信条とするBF5は、「ニルヴァーナmeets ビリー・ジョエル」 「クイーンmeets ジョー・ジャクソン」などと評され、全米のプレスで大絶賛される。日本でも外資系レコード店から口コミで火が点き、アメリカを上回る大ヒットを記録。96年の初来日公演(追加2公演を含む全7公演)は瞬時にソールド・アウト。果てはあのフジテレビの大人気ドラマ「ロング・バケーション」で大々的にフィーチャーされ、最終的には日本だけで30万枚以上の大ヒットを記録した。同アルバムからは、8年後の2003年に、「ジャクソン・カナリー」がKIRINモルトスカッシュのCMソングとして大量オンエアされた。


1997 『ワットエヴァー・アンド・エヴァー・アーメン』
日本での特大ヒット。全米での大ブレイク。~ 遂にミリオンセラー・アーティストに!!

続く97年、EPICに移籍してリリースされた2ndアルバム『ワットエヴァー・アンド・エヴァー・アーメン』ではそれを上回るスピードでビッグ・ヒット(日本では何と発売後1週間で10万枚突破。累計で再び30万枚以上のセールス!)となり、5月の再来日公演では全10公演が超満員、即日ソールドアウトとなる。また日本での大ヒットを受け、同アルバムからの3rdシングル「ブリック」で全米でも遂にブレイク!念願のミリオン・セラーとなった。その勢いにのったまま、超弩級のサントラ『GODZILLA』に参加したり、フジ・ロックに出演したりと、精力的な活動を行う。ベンはこの時期に、BF5とは違うサイド・プロジェクトとしてより実験的な 『フィアー・オブ・ポップ Volume1』 をリリースしている。


1999 『ラインホルト・メスナーの肖像』
惜しまれながら、まさかのBF5解散。

1999年、バート・バカラック/キャロル・キングにも通ずるメロディ・メーカー/ストーリーテラーぶりが遺憾なく発揮されたアーティスティックなサード・アルバム『ラインホルト・メスナーの肖像』を発表。初のコンセプト・アルバムともいえるこのアルバムでまたも各方面から絶賛を浴びるも、2000年8月のサマーソニックを最後に惜しくもBF5は解散。まもなくソロ活動に向けての曲作りを開始する。


2001 『ロッキン・ザ・サバーブズ』
更に輝きを増してソロでの再出発。

2001年、BF5というバンドから、更には“ヒネリのある通好みのメロディー”作りからも解き放たれたソロ第1作、『ロッキン・ザ・サバーブズ』をリリース。デビュー当時の躍動感と瑞々しさを取り戻し、ファンを驚喜乱舞させながら、“通好み”から“普遍的”なポップソングをも生み出すメロディーメーカーへと進化を遂げ、偉大な先人、バート・バカラック、エルトン・ジョンからも絶賛される。もちろん、唯一無二の弾けまくるピアノ・プレイはここでも健在。このアルバムからは「ザック・アンド・サラ」がSONYネットワーク・ハンディカムのCMソングとして大量オンエア。11月には初のソロ来日公演も実現。


2002 『ベン・フォールズ・ライヴ』
誰も為し得なかったピアノ1台での一大ロック・エンタテインメントを実現!

2002年には新たな試みとしてスタートしたピアノソロ・ライヴの模様を収めたCD 『ベン・フォールズ・ライヴ』 をリリース。2003年には、ここ日本でも、ステージ上にはピアノ1台のみ(!)のピアノソロ・ライヴが実現。従来のピアノ・マンの概念を超越したパフォーマー:ベン・フォールズとしての真価を発揮。単なる“コンサート”ではなく誰も真似の出来ない“ロック・エンターテインメント”を創り上げた。2003年末にはDVDとしてもリリース。


2003-4 『スピード・グラフィック』 『サニー・シックスティーン』 『スーパーD』
全てから解放されたベン・フォールズのEP革命!

2003年末からは、USオフィシャルサイトで発表されオンライン限定販売されていた5曲入りのEPシリーズを、日本限定でEP3部作としてパッケージ・リリース(完全生産限定発売のため即日完売)。レーベルをはじめ、あらゆるしがらみから解放され、自由気ままに作った楽曲群は(一部カヴァー曲含む)、バンド/ソロでのこれまでの楽曲をいとも簡単に凌駕してしまった。アートワークの写真も本人撮影するなど、自らが出来ること、なすべき事、したい事の全てにようやく自由に取り組んだベン。今シーンで最も自由なアーティストの1人となった。

2005 『ソングス・フォー・シルヴァーマン』
進化と深化を遂げたポップ・マエストロのソロ第2弾!

ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成に帰り、混迷の世界で軽やかに優しく鳴らすベン印の“メロディ”が満載のソロ第2弾を発表。前代未聞のピアノソロ・ツアー、EPシリーズ3部作など精力的に活動してきたベンが、本腰入れて取り組んだ本作には、1stシングル「Landed」、昨年急逝した盟友エリオット・スミスへ捧げた「Late」、前作に続き今度は娘グレイシーに歌ったズバリ「Gracie」、あのアル・ヤンコビックが参加した「Time」、お馴染みの名前シリーズでEPシリーズに収録していた「Give Judy My Notice」など珠玉のポップソングを収録。まさにベンの円熟ぶりとプライヴェートの充実が伺える、タイムレスな魅力に溢れた“ピアノ・ロック”アルバム。

2008 『ウェイ・トゥ・ノーマル』
豪快・軽快ピアノマンの最新「叩く創作!」

10年ぶりとなるフジロック・フェスティバルへの出演とともに完成が伝えられたソロ第3作。まるでBF5のデビュー・アルバムを彷彿させる、豪快・軽快・美旋律なピアノプレイと、皮肉の効いたユーモアが炸裂した傑作"鍵盤ロック"アルバム。JAPAN TOUR中の広島公演時にステージから落下して流血した時の事を謳った自虐ギャグ満載のシングル「ヒロシマ」が大きな話題を呼び、日本のファンへのプレゼントとして、「ヒロシマ」の日本語ヴァージョンがレコーディングされ、配信限定でリリースされた。

2009 祝!活動15周年!!ベスト・アルバム『ベン・フォールズ・ファイル』

ベン・フォールズ・ファイヴの結成から15年。キャリア15年を記念した初のベスト・アルバムが遂に登場!Virgin在籍時からのBF5の曲はもちろん、ソロ作品、限定プロジェクトまでのヒット曲、タイアップ曲、話題曲の全てを
網羅。初回限定盤には、数々の名曲のビデオクリップを初DVD化。ボーナスディスクとして収録。"ロックなピアノマン"から"ポップ・マエストロ"へと進化を遂げながら、シーンをひょうひょうとサヴァイブしてきたベンの足跡が
一目瞭然。必携!!