Janet Jackson|インフォメーション
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info
ソニーミュージックによるJanet Jacksonのオフィシャルサイト。Janet Jacksonの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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「オオキニ!オオサカ!」ジャネット・ジャクソン14年ぶりの来日公演、大阪で幕開け! ヒット曲33曲のノンストップ・パフォーマンスにファン大熱狂!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/461781
11月19日(木)、ジャネット・ジャクソン待望の来日公演が、インテックス大阪で幕を開けた。ニュー・アルバムに関してほとんどコメントを発しないジャネットに代わりプロデューサーのジャム&ルイスは、「アルバムのテーマは対話であり、彼女が今何を考え、どういう想いを抱いているかを知るには、この作品を聴くしかない」と語っているが、まさにジャネットと日本のファンとの直接の対話の場とも言えるこの来日公演。日本でのショーは2002年のワールド・ツアー以来、約14年ぶり。さらに90年代の黄金時代のプロデューサー、ジャム&ルイスと9年ぶりにタッグを組んだアルバム『アンブレイカブル』は、期待通りジャネットらしい楽曲揃いと絶賛され、見事に全米アルバム・チャートで初登場1位を記録。それもあってか、会場には往年の熱心なファンだけでなく、親と一緒に来たティーンや、ジャネット風ファッションに身を包んだ20~30 代の女性など、幅広いファンで埋め尽くされた。
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/201511201233060.jpg" alt="" width="550" height="367" />
photo by 渡邉一生
「『アンブレイカブル』は長年に亘り彼女をサポートし続けているファンへの贈り物」とジャム&ルイスが語る通り、会場に併設された「My Music VIPミュージアム」と題されたスペースには、ジャネットのステージ衣裳や数々のアワードのトロフィー、さらにプライベート写真も展示され、さながらファンのためのお祭りのような雰囲気を醸し出している。また、ジャネットの粋な計らいで来場客全員に花がプレゼントされるなど、今回の来日公演がジャネットにとっても特別に思い入れのある公演であることが感じられる。
お祭りはショーに関しても言えることで、ファンが望んでいる、あるいは、それ以上のヒット曲のオンパレードとなった。オープニングDJ がジャネットやマイケル・ジャクソンの曲を織り交ぜながら客席を温めた後、会場が暗転。ステージに吊るされた幕にジャネットがシルエットで登場すると、会場は歓声の渦に。幕が上がり、黒のレザーの衣装に身を包んだジャネットが登場し、最新シングル「バーンイットアップ!」に突入。ショーの前半は、80年代の『コントロール』や『リズム・ネイション1814』からのヒット曲を中心に怒涛のダンス攻勢。曲の合間に「オオキニ!オオサカ!」という関西弁も披露し、全くブランクを感じさせないダンス・パフォーマンスを披露。同じく黒の衣裳を身にまとった7人の女性ダンサーと2人のキュートなキッズ・ダンサーが華麗なステップを踏み、ジャネットとのコンビネーションも完璧だ。全米 1位を記録した「エスカペイド」や「オール・フォー・ユー」など、ほとんどの曲がイントロと同時に大歓声となった。
中盤はバラード中心の構成。ジャネットの吐息までも聞こえそうなほど艶めかしい新曲「ノー・スリープ」や、名作『janet.』から8週全米1位を獲得した「それが愛というものだから/That’s The Way Love Goes」などを次々に熱唱。また「アゲイン」や「急がせないで/Let's Wait Awhile」では、ジャネットが客席にマイクを向け一緒に歌うシーンも。その後、全米1位を獲得した「ブラック・キャット」の歪んだギターが大音量で鳴り響くと客席は再び絶叫。さらに亡き兄マイケルとのコラボ曲「スクリーム」、そして「リズム・ネイション」を披露し、ライヴは大熱狂のうちに幕を閉じた。約1時間半・全33曲をほぼノンストップで歌い、踊りきったジャネット・ジャクソン。ショーの中での言葉こそ少ないものの、彼女のキャリアが凝縮された圧倒的なパフォーマンスで、改めてその存在の大きさを見せつけてくれた。11月21日(土)・22日(日)には、年内のワールド・ツアーの締めくくりとして、さいたまスーパーアリーナでいよいよ東京公演が行われる。
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/201511201233121.jpg" alt="" width="550" height="367" />
photo by 田浦ボン
東京公演の情報はこちら→<a href="http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/" target="_blank">http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/</a>
【関連動画】
○<a href="https://www.youtube.com/watch?v=e5wWDltGd14&feature=youtu.be" target="_blank">日本を代表するトップダンサーが集結した、ケント・モリ監修「バーンイットアップ! feat. ミッシー・エリオット」日本独自ダンス・トリビュート・ビデオ公開中!</a>
○<a href="https://youtu.be/iukE7b8XiTo" target="_blank">ジャネット全米ツアーの様子が満載の「バーンイットアップ!」リリック・ビデオ</a>
○<a href="http://on.fb.me/1Qf8Fte" target="_blank">超貴重なジャネットから日本のファンへの特別メッセージ</a>
【ジャネット・ジャクソン2015来日公演情報】
JANET JACKSON UNBREAKABLE WORLD TOUR
東京 11月21日(土) さいたまスーパーアリーナ
東京 11月22日(日) さいたまスーパーアリーナ
企画・制作・招聘:クリエイティブマン
<a href="http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/" target="_blank">http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/</a>
【商品情報】
ジャネット・ジャクソン ニュー・アルバム『アンブレイカブル』(原題:Unbreakable) 国内盤発売中!
●初回限定デジパック仕様/ジャケット2種ランダム仕様●価格¥2400+税 ●SICX12
CD購入はこちら→ <a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="http://bit.ly/1FHZzSU" target="_blank">http://bit.ly/1FHZzSU</a>
iTunesの購入はこちら→<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank">https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1</a>
<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank"><img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/Download_on_iTunes.png" alt="" width="110" height="40" /></a>
<img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/201509041315030.jpg" alt="" width="320" height="320" /><img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/janet_digi_01.jpg" alt="" width="320" height="287" />■アルバム『アンブレイカブル』国内盤収録内容(ボーナス・トラック3曲収録)
1.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://youtu.be/TfBL5HPS_jA" target="_blank">アンブレイカブル</a>2.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://www.youtube.com/watch?v=iukE7b8XiTo" target="_blank">バーンイットアップ!(feat.ミッシー・エリオット)</a>3.ダム・ベイビー4.ザ・グレイト・フォーエヴァー5.シュッダ・ノウン・ベター6.アフター・ユー・フォール7.ブロークン・ハーツ・ヒール8.ナイト 9.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://youtu.be/2_t0ffY3JvE" target="_blank">ノー・スリープ(feat. J.コール)</a> 10.ドリーム・メイカー/ユーフォリア11.トゥ・ビー・ラヴド 12.テイク・ミー・アウェイ 13.プロミス14.レッスンズ・ラーンド15.ブラック・イーグル16.ウェル・トラべルド17.ゴン・ビー・オールライト
<以下CDボーナス・トラック>18.プロミス・オブ・ユー19.ラヴ・ユー・フォー・ライフ20.ノー・スリープ PKCZ® Remix
<以下配信・ボーナストラック>18.ノー・スリープ19.ノー・スリープ (feat. J. コール) [アフシーン・リミックス]20.ノー・スリープ PKCZ® Remix ※アルバム購入のみ可能
2015-11-20
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ジャネット絶賛!ケント・モリ監修、日本のトップ・ダンサーによる日本独自ダンス・トリビュート・ビデオが公開!遂に今週、14年ぶりの来日公演実現!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/461613
全米1位を獲得した最新アルバム『アンブレイカブル』を携え、いよいよ今週、14年ぶりとなる待望のジャパン・ツアーのために来日を果たすジャネット・ジャクソン。デビュー以来、音楽だけでなく、ダンスでも世界中のファンを魅了し、多くの人たちに多大なインスピレーションを与えてきたジャネットだが、今週木曜日(11/19)大阪からスタートする来日公演を目前に、日本を代表するトップ・ダンサーたちが集結した、ケント・モリ監修による「バーンイットアップ! feat. ミッシー・エリオット」日本独自ダンス・トリビュート・ビデオが公開となった。
<a href="http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v10680/v0993900000000547955/" target="_blank">日本独自ダンス・トリビュート・ビデオ視聴はこちら</a>
このダンス・トリビュート・ビデオに参加しているのは、ケント・モリ自身はもちろん、USポップ・アーティストのMV出演やK-POP/邦楽アーティストの振付師、またコンサートの総合演出家としても大活躍する仲宗根梨乃他、日本のトップ・ダンサーの面々35組、計75名が勢ぞろい!また後半は、参加者それぞれが、「ウィ・ラヴ・ユー、ジャネット!」「ジャネット最高!」等ジャネットへの熱い思いを伝えるメッセージなどを収録した “公開ビデオ・ラヴレター”となっているが、このビデオを見たジャネットが、“私もみんなのことを愛しています!日本でみんなに会えるのが待ちきれないわ!”と、ビデオを絶賛するとともに、日本の多くのファンにむけても愛に溢れるメッセージを発信している。
ジャネット・ジャクソンは、いよいよ今週11/19(木)にインテックス大阪5号館から待望のジャパン・ツアーをスタートし、今週末には東京で、11/21(土)11/22(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナでライヴを行う。最新アルバム『アンブレイカブル』からの「ノー・スリープ」「バーンイットアップ!」といった最新ヒット・シングルだけでなく、「リズム・ネイション」「エスカペイド」「ゴット・ティル・イッツ・ゴーン」「オール・フォー・ユー」など、ライヴでは彼女のキャリアを華やかに彩るヒット曲の数々も披露される予定だ。実に約14年ぶりとなるこのライヴ、絶対に見逃せない。また海外でも話題になっている「My Music VIP Museum」が、日本公演の各会場でも開催されることが決定。このミュージアムではアワードの数々、プライベート写真、衣装などジャネットのヒストリーを垣間見ることができるスペシャルな内容になっている。
<a href="http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet" target="_blank">日本公演、および「My Music VIP Museum」詳細はこちら</a>
【関連映像】
■ケント・モリ監修「バーンイットアップ! feat. ミッシー・エリオット」日本独自ダンス・トリビュート・ビデオ公開!
<a href="http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v10680/v0993900000000547955/" target="_blank">視聴はこちら</a>
【来日公演前にこちらのジャネット関連動画もチェック!】
○超貴重!ジャネットから日本のファンへの特別メッセージ到着!
「11月に会うのが楽しみ!」→<a href="http://on.fb.me/1Qf8Fte" target="_blank">http://on.fb.me/1Qf8Fte</a>
○ジャネット全米ツアーの様子が満載!
「バーンイットアップ!」リリック・ビデオ→<a href="https://youtu.be/iukE7b8XiTo" target="_blank">https://youtu.be/iukE7b8XiTo</a>
【ジャネット・ジャクソン2015来日公演情報】
JANET JACKSON UNBREAKABLE WORLD TOUR
大阪 11月19日(木) インテックス大阪5号館
東京 11月21日(土) さいたまスーパーアリーナ
東京 11月22日(日) さいたまスーパーアリーナ
企画・制作・招聘:クリエイティブマン
<a href="http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/" target="_blank">http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet/</a>
【商品情報】
ジャネット・ジャクソン ニュー・アルバム『アンブレイカブル』(原題:Unbreakable) 国内盤発売中!
●初回限定デジパック仕様/ジャケット2種ランダム仕様●価格¥2400+税 ●SICX12
CD購入はこちら→ <a href="http://bit.ly/1FHZzSU" target="_blank">http://bit.ly/1FHZzSU</a>
iTunesの購入はこちら→<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank">https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1</a>
<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank"><img src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/Download_on_iTunes.png" alt="" width="110" height="40" /></a>
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/201509041315030.jpg" alt="" width="320" height="320" />
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/janet_digi_01.jpg" alt="" width="320" height="287" />
■アルバム『アンブレイカブル』国内盤収録内容(ボーナス・トラック3曲収録)
1.<a href="https://youtu.be/TfBL5HPS_jA" target="_blank">アンブレイカブル</a>
2.<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iukE7b8XiTo" target="_blank">バーンイットアップ!(feat.ミッシー・エリオット)</a>
3.ダム・ベイビー
4.ザ・グレイト・フォーエヴァー
5.シュッダ・ノウン・ベター
6.アフター・ユー・フォール
7.ブロークン・ハーツ・ヒール
8.ナイト
9.<a href="https://youtu.be/2_t0ffY3JvE" target="_blank">ノー・スリープ(feat. J.コール)</a>
10.ドリーム・メイカー/ユーフォリア
11.トゥ・ビー・ラヴド
12.テイク・ミー・アウェイ
13.プロミス
14.レッスンズ・ラーンド
15.ブラック・イーグル
16.ウェル・トラべルド
17.ゴン・ビー・オールライト
<以下CDボーナス・トラック>
18.プロミス・オブ・ユー
19.ラヴ・ユー・フォー・ライフ
20.ノー・スリープ PKCZ® Remix
<以下配信・ボーナストラック>
18.ノー・スリープ
19.ノー・スリープ (feat. J. コール) [アフシーン・リミックス]
20.ノー・スリープ PKCZ® Remix ※アルバム購入のみ可能
2015-11-17
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11/10(火)日本テレビ系【ZIP!】にて、ジャネット・ジャクソンを大特集!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/461283
日本テレビ系【ZIP!】(毎週月~金 5時50分~8時放送)にて、ジャネット・ジャクソンを大特集!
是非、お見逃しなく!!!
*生放送のためOA等は予告なく変更される場合がございます。また一部地域では放送時間帯が異なる事がございますので、予めご了承ください。
2015-11-09
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ジャネット・ジャクソン、現在敢行中の全米ツアーからライヴレポ到着!今月遂に14年ぶり待望の日本公演!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/461128
全米アルバム・チャート(10月24日付Billboard Hot 200)で、堂々初登場1位を獲得した最新作『アンブレイカブル』をひっさげて、現在全米ツアー中のジャネット・ジャクソン。来日を目前に控えた彼女のミネアポリスで行われた最新ライヴ・レポートをお届けする。
約4年ぶりとなるジャネット・ジャクソンのワールド・ツアー“アンブレイカブル・ワールド・ツアー”。この日コンサートが行われたミネアポリスの中心に位置するスポーツ施設、ターゲット・センター場内は、思い思いの“ジャネット・ファッション”に身を包んだ女の子のグループ、ゲイのカップル、若い夫婦とみられるカップル等、様々な観客が正に“お祭り騒ぎ”状態となって湧きかえっている。オープニングDJが大爆音で鳴らす、90年代のR&B/ヒップホップで場内が程良く温まった頃に会場が暗転、音楽がストップすると、誰の合図でもなくジャネット・コールが沸きあがる。巨大なスクリーン越しにジャネットのシルエットが浮かび上がると、歓声はもはや耳鳴りがする程の大音量に。そしていよいよ、黒とゴールドを基調にした、重厚且つゴージャスなトップスにサルエル・パンツという、モダンな衣装に身を包んだジャネットが登場すると、観客の熱気は一気に沸点に。アルバム『アンブレイカブル』からの最新シングルである「バーンイットアップ!(feat.ミッシー・エリオット)」や「ミス・ユー・マッチ」「ナスティ」等、キレのあるダンスを披露しながらも終始リラックスした表情でステージを駆け巡り、時に見せる何とも言えない印象的な笑顔は、そこはかとないセクシーさをも漂わせ、正に“女王の帰還”に相応しい姿だ。ツアー・パンフレットでもフィーチャーされており、いかにもジャネットが選んだと思わしき個性的な7人の女性ダンサーと、身体は小さいものの、大人顔負けのパフォーマンスが印象的だった2人の女の子ダンサーを率いたそのステージは、シンプルではあるが躍動感に溢れ、改めてジャネットが、“ダンサー”なのであるということを思い知らされる。新曲を随所に織り交ぜながらのヒット曲オンパレードは勿論想像はしていたものの、そのエンタメ性は想像をはるかに上回る楽しさ。ただ単にヒット曲を繰り出すだけではなく、ダンス・チューン、ロック・チューン、そしてバラードと、それぞれにコーナーを分けるようにして魅せ分ける彼女の力量にも感嘆させられる。特に印象的だったのは、「アフター・ユー・フォール」「レッツ・ウェイト・ア・ホワイル」等、バラード曲を歌う時の彼女のシンガーとしての表現力。ダンス・チューンで広く知られるジャネットだが、彼女の声に酔いしれながら、自分も、そして会場にいるみんなも、改めてこの声が大好きなのだ、ということを確信する。ネタばらしになってしまうので明かせないが、まるで一瞬に思えた約1時間半のライヴは、お馴染の”あの曲“でとどめを刺されて一気に終了。鳴り止まぬオーディエンスの歓声の中で、“本当にありがとう。デビューからこれまでずっと愛してくれて、いつも温かく迎え入れてくれたファンの皆さん一人一人にお礼を言いたいわ。私と、そして私の家族全員へのサポートに心から感謝します。ありがとう・・・!”と感極まるジャネット。ファンとアーティストが正に一体となったその感動的なステージに文字通り酔いしれた一夜であった。
01/11/2015 TEXT BY TAKAKO FUJISAWA
そして今月、遂に待望の来日公演が実現する。大阪は11/19(木)インテックス大阪5号館、東京は11/21(土)・11/22(日)さいたまスーパーアリーナの全3公演。実に約14年ぶりの来日公演となる今回のライヴは絶対に見逃せない。
<a href="http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/11janet" target="_blank">詳細はこちら</a>
『アンブレイカブル』国内盤は、日本独自リミックスとしてPKCZ®がリミックスを手掛ける「ノー・スリープPKCZ® Remix」を収録し絶賛発売中。
【関連動画】
◆<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iukE7b8XiTo&feature=youtu.be" target="_blank">ジャネット全米ツアーの様子が満載の「バーンイットアップ!」リリック・ビデオ</a>
◆<a href="http://on.fb.me/1Qf8Fte" target="_blank">超貴重なジャネットから日本のファンへの特別メッセージ</a>
【ジャネット・ジャクソン2015来日公演情報】
JANET JACKSON UNBREAKABLE WORLD TOUR
大阪 11月19日(木) インテックス大阪5号館
東京 11月21日(土) さいたまスーパーアリーナ
東京 11月22日(日) さいたまスーパーアリーナ
企画・制作・招聘:クリエイティブマン
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【商品情報】
ジャネット・ジャクソン ニュー・アルバム『アンブレイカブル』(原題:Unbreakable) 国内盤発売中!
●初回限定デジパック仕様/ジャケット2種ランダム仕様●価格¥2400+税 ●SICX12
CD購入はこちら→ <a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="http://bit.ly/1FHZzSU" target="_blank">http://bit.ly/1FHZzSU</a>
iTunesの購入はこちら→<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank">https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1</a>
<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://itunes.apple.com/jp/album/id1035518237?app=itunes&ls=1" target="_blank"><img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/Download_on_iTunes.png" alt="" width="110" height="40" /></a>
<img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/201509041315030.jpg" alt="" width="320" height="320" /><img style="margin: 0px; padding: 0px; outline: 0px;" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71000000/71000788/images/janet_digi_01.jpg" alt="" width="320" height="287" />■アルバム『アンブレイカブル』国内盤収録内容(ボーナス・トラック3曲収録)
1.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://youtu.be/TfBL5HPS_jA" target="_blank">アンブレイカブル</a>2.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://www.youtube.com/watch?v=iukE7b8XiTo" target="_blank">バーンイットアップ!(feat.ミッシー・エリオット)</a>3.ダム・ベイビー4.ザ・グレイト・フォーエヴァー5.シュッダ・ノウン・ベター6.アフター・ユー・フォール7.ブロークン・ハーツ・ヒール8.ナイト 9.<a style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; color: #1161c0;" href="https://youtu.be/2_t0ffY3JvE" target="_blank">ノー・スリープ(feat. J.コール)</a> 10.ドリーム・メイカー/ユーフォリア11.トゥ・ビー・ラヴド 12.テイク・ミー・アウェイ 13.プロミス14.レッスンズ・ラーンド15.ブラック・イーグル16.ウェル・トラべルド17.ゴン・ビー・オールライト
<以下CDボーナス・トラック>18.プロミス・オブ・ユー19.ラヴ・ユー・フォー・ライフ20.ノー・スリープ PKCZ® Remix
<以下配信・ボーナストラック>18.ノー・スリープ19.ノー・スリープ (feat. J. コール) [アフシーン・リミックス]20.ノー・スリープ PKCZ® Remix ※アルバム購入のみ可能
2015-11-06
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新作『アンブレイカブル』全米1位記念!ジャム&ルイス日本独自インタビュー第4弾公開!(連載4回)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460755
2012年、ジャネットは3人目の夫となるウィッサム・アル・マナと結婚した。彼は中東を中心にカー・ディーラーや不動産業、衣料品や生活品の小売業など55の企業を束ねるカタールの大富豪として知られる有名人ではあるが、素顔はどんな人なのだろう。
(インタビュー/文:荘 治虫 通訳:渡瀬ひとみ)
ジミー・ジャム:素晴らしい人だよ。とても面白くて、落ち着いた感じの人。食べるのが大好きだから、僕らは彼のことをfoody(食べるの大好き人間)って呼んでいるんだ。グルメなんだよね。レコーディングの最後の方では、いろいろなごちそうを運んで来てね。それをテーブルに全部並べて……。僕らはアルバムの曲順とかを考えていたんだ。そうしたら、「こんなに食べ物あるのに、どうするの?」って彼が言い始めて。「わかった、じゃあ、食べよう、食べよう!」って最終的にはなったんだ。恋愛関係においてこういったバランスって大事だと思うんだよね。ジャネットが彼女自身でいられる場を与えてあげなければならない。「今日はぐっすり寝て、明日にでもまた取り組めば?」って言ってくれる人が必要なんだよ。マッサージをしてあげるとかね。そういうところが彼にはあるんだ。僕らはかれこれ30年も一緒に仕事をしてきているから、彼女は言わば娘のようなもの。彼女がちゃんと扱われているというのは僕らには大事なことなんだ。あと、彼はかなりの音楽ファンでもあるんだ。ジャネットの音楽を気に入っているというだけでなくて、僕らの作品もよく知っていたよ。過去に作って来た作品、ザ・タイムとかモーリス・デイの時代の曲なんかの話にもなった。そういったレコードのファンだったらしいんだ。彼は彼女の人生の中でポジティヴな一面なんじゃないかな。
ザ・タイムは、80年代初頭にジャム&ルイスが所属していたプリンス一派のバンドであり、現在ディアンジェロ&ザ・ヴァンガードのギタリストを務めるジェシー・ジョンソンもいた伝説的なグループだ。ちなみにザ・タイムは2011年にオリジナル7ヴンという別名でリユニオン・アルバムをリリースし、ミネアポリスらしいファンクを聴かせてくれた。
結婚生活については芸能界の常でいろいろと噂されているものの、ジミー・ジャムの話によればどうやら安泰のようだ。とはいえ、大富豪と結婚した彼女は経済的な面では稼ぐ必要はないわけで、一部報道にあったように引退してしまうのではないかという危惧は残る。しかし、その点も問題ないようだ。ジャネットは自身のレーベルに身を置くことによって、契約に縛られることなく自分の作りたい音楽を作っているのだ。
ジミー・ジャム:それがこのプロジェクトのスペシャルなところ。彼女がやりたいと思って作っているプロジェクトなんだ。音楽を作りたいと思っていなくても、必要に迫られて作っている人が多いと思うんだよね。経済的な理由だったり、レコード契約上そうせざるを得なかったり、人に何かをさせるモチヴェーションってありとあらゆることがあると思うんだ。彼女の場合、すごく純粋なところから来ている。ジャネットは別にこれをやらなくてもいいんだ。実際に彼女は3、4年まったく音沙汰なく世の中から消えていた。ナンバー・ワンズ・ツアー(2011年)以外は世の中から姿を消していた。そして、普通の生活をしてあらゆることを観察していたんだ。舞台裏では、ユニセフのことをやったり、キッズ達のことに関わったりしていた。そういうことって彼女はあまり声を大にして言ったりしないんだけど、彼女の音楽によくよく耳を傾けると、彼女が見てきたことを連想させるような音が聞こえてくる。世界中を回って、舞台裏でいろいろな人を助けたりして、それを公にするわけでもなく、ただやってきた。それらすべてのことでこのレコードは出来上がっている。素晴らしいことだよね。『リズム・ネイション』の素晴らしかったところは、とても若くて、言いたいことを言って、ちゃんとものごとを判断して、観察して臨んだもの。今では、今回の「ウェル・トラヴェルド」にあるように、実りある旅をする目と精神を持って見ていかなければならない。彼女も変化している。ものごとに取り組む時も以前ほどはナイーヴではない。……「シュッダ・ノウン・ベター」っていう曲があるんだけど、そこでこんなことを歌ってる。「わたしが若い時、こんな風に思っていたけど、『リズム・ネイション』、あれは夢だった。次はもっと現実を分かってものごとに臨んでいる」って。
――確かに今回はあらゆることについて触れているようですね。ジャネットはイスラム教に改宗し、今回のアルバムの歌詞にはアッラーの名前も登場しています。
ジミー・ジャム:そうなんだ。彼女は自分の信仰についても触れている。さっきの「アンブレイカブル」についての話じゃないけど、信仰もひとつのアンブレイカブルなもの。彼女と信仰との関係性のことでもある。これが基本となるものだと思うんだ。スーパースターであっても、普通の人であっても、関係ない。今言ったことすべてが大事なこと。基盤があり、ルーツがあり、家族や、友達、信仰が自分の人生にあればいい。彼女はそういったものを見つけたと思っている。それはいいことだ。彼女は心地好い場所にいると思う。このレコードはとても心地好い場所にいるレコード。すべてが彼女っぽく聴こえている。ほかの誰にもなろうとしていない。彼女のベストを出したものだ。
かつてジャネットはジャクソン家を取り仕切る父の呪縛にがんじがらめにされ、自分の望みとは関係なくシンガーとしてデビューし、その後も、たびたびレコード会社の思惑や契約、パートナーからの干渉などに翻弄されてきた。しかし、いまの彼女にはそういった存在はないのだろう。そして、伝えられるメッセージもすべて彼女自身の本心から出てきたものだ。ジミー・ジャムが言うように、『アンブレイカブル』はこれまでの作品の中で、もっとも彼女らしさが出ているアルバムなのかもしれない。
――最後に日本のジャネットのファン、そしてジャム&ルイスのファンにひとことお願いします。
ジミー・ジャム:僕のメッセージはただ単にサンキューだ。長年が過ぎても、人々がまだ僕らの新しい音楽を聴きたがっているということ。僕らは、人々が自分自身のサントラとして楽しむような良い音楽、音楽的な遺産を残して来れたと思う。新しいものはもう聴きたくないなんて言われてしまうアーティストたちもいる。人々が僕らのコラボ作品で何か新しいものを聴きたがっているなんて、とても恵まれたことだ。そういった人々を失望させくない。みんなにエンジョイしてもらいたい。だから、どうもありがとう! とにかく単純にサンキューって言いたい。
テリー・ルイス:同じく!
2015-11-02
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新作『アンブレイカブル』全米1位記念!ジャム&ルイス日本独自インタビュー第3弾公開!(連載4回)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460752
ニュー・アルバム『アンブレイカブル』に先だってリリースされたシングル「ノー・スリープ」は、ジャネットとジャム&ルイスの再タッグを雨音で報せるスロウ・ジャムだ。ジャム&ルイスと組んで2枚目となる89年のアルバム『リズム・ネイション1814』収録の「ロンリー」と「カム・バック・トゥ・ミー」を皮切りに、ジャム&ルイス不在の前作を除くすべてのアルバムにおいて雨音のスロウを欠かしていない。つまりジャネットの定番スタイルなわけだが、そもそも、このアイデアが生まれたきっかけやいきさつは何なのだろう。子供の頃から雨が大好きで、雨のドライブをこよなく愛すというジャネットの「趣味」の反映であることは間違いないだろうとは思いつつ、尋ねてみる。
(インタビュー/文:荘 治虫 通訳:渡瀬ひとみ)
ジミー・ジャム:レイン・サウンドは単純にジャネットが雨が好きだから、ということだよ(笑)。彼女は雨が大好きなんだ。僕らが今までそのサウンドを作ってきたんだけどね。雨は彼女を平和をもたらし、満ち足りた世界に連れて行ってくれる。ほとんどの彼女のアルバムでそのサウンドを聴くことが出来るんだよ。今回のアルバムでそのサウンドを使うのには、道理にかなっていた。あなたが言ったように、それを聴いた瞬間、「ああ、これはジャネットの曲だ」って思うでしょう? 聴いてすぐに分かって、「ようこそ、またこの世界へ」というものを作ってあげたかった。「しばらくいなくなっていたけど、また、このサウンドにようこそ」的なことかな? 「ムードを作っていく」という意味合いのことだった。そういった効果があると思うんだ。
ところで、ジャム&ルイスと言えば、ジャネットと関わる以前の80年代前半にSOSバンドやチェンジといったR&Bアクトにシンセティックなサウンドを提供していた過去がある。とくに、エレクトロ・ファンク勢と共に彼らがローランド社製リズムマシンのTR-808を操って作り上げたグルーヴは以降のシーンに影響を与え続けており、現在もアーバン・ミュージックを中心に808(日本での通称ヤオヤ)の音は様々な形で楽曲制作に用いられているのはご承知の通り。ジャネットもまた新作の「トゥ・ビー・ラヴド」「ドリーム・メイカー/ユーフォリア」「バーンイットアップ!」などにTR-808の音を使っている。すでに登場から35年にもなるこのリズムマシンの音がいまなお魅力的なのはなぜなのだろう。以前から訊いてみたかったこの質問をぶつけてみた。
ジミー・ジャム:(SOSバンドの)「ジャスト・ビー・グッド・トゥ・ミー」は1983年だった。なんとなく時代が分かるだろう? クラシカルなサウンドなんだ。僕らが最初の頃にやったレコードで、僕らの特徴的なサウンドだ。あのドラムマシンは好きだし、音的にあのサウンドが好きなんだよね。僕らがSOSバンドで使い始めた80年代の頭というのは、そういったサウンドが多用されるようになった時期だったんだ。ラップ・ミュージックやエレクトロ系のサウンドで使われるようになっていた。僕らはちょっと違う形で使っていたけどね。現在でも話題になってる。808について書かれた曲もあるし、僕とテリーがすごく808に貢献してきたというドキュメンタリーも最近作られた。そうした象徴的なサウンド、象徴的なドラムマシンなので、ジャネットのような象徴的なアーティストのサウンドに使わない手はないなと思ったんだ。
――様々なアーティストと仕事をしてきたあなたがたから見た、ジャネットというアーティストの特異性は?
ジミー・ジャム:彼女のような存在はいない。ダンスが出来るとか、エンタテインメント性が高いとか、彼女が出来ることを語っているのではなくて、単純に彼女の音楽性だけで語っているんだ。もちろん、これらのことも全部彼女の一部ではあるけれどもね。スタジオの中での彼女は怖いもの知らずなんだ。アルバム『コントロール』を作った頃からそれには気がついていた。僕らが彼女に渡していたトラックはとてもアグレッシヴで、男性シンガーが歌うようなものだった。当時ビッグだった女性アーティスト達が出していたのはそういったタイプの音楽ではなかったんだ。彼女はそれを受け入れただけではなく、彼女のアプローチというか、そういう姿勢に惚れ込んでしまった。彼女が気骨のある精神の持ち主だということはそれ以前から分かっていたんだ。ジャクソンズのテレビ番組で、彼女が語っていたメイ・ウェストに対する印象などを聴いていても分かる。この前、キャロル・バーネットの番組を見返して思ったけど、彼女はいつも熱い態度でものごとに向かう人。アルバム『コントロール』はそういった彼女の一面を出していくものでもあったんだ。恐れをまったく知らない感じ。「この曲は凄く音程が低いから君が歌えるかどうか分からないんだ」って言うと、「やってみる」と彼女は言う。高いキーのところであろうと、低いキーのところでも、バックの歌のパートもすべて彼女自身がやっている。……「ウェル・トラヴェルド」という曲があるんだ、世界中を旅して回ったけれど、まだこれからも世界をもっと追求していきたいというような曲で、どこにいても彼女は家にいる心地好さを感じることが出来るって語っているんだ。そして、彼女はまたツアーに出る。ある街でパフォーマンスしたらまたバスにでも乗って次の地点へと旅立つ。ちょっとしたカントリーっぽさも感じられる曲だけど、冒頭の部分はどこか中東のような場所から始まるようなフィーリングのものだよ。曲の終わりの方では、カリフォルニアか、アリゾナかどこかの砂漠にいるような感覚。彼女だとそういったコンセプトを理解し、そういう曲を書けるようになれる。「そんなのラジオでかからないよ」とか「そんなの歌えるかどうか分からない」って言われたりすることもない。そういった彼女の恐れを知らないところが好きだね……。それが彼女のユニークで、ほかの人達には見られないところさ。
――今回のレコーディングはアゴウラヒルズのフライト・タイム・スタジオで録られたようですが、このスタジオは2006年頃から使っているサンタモニカのフライト・タイムと同じスタジオでしょうか?
ジミー・ジャム:違うスタジオなんだよね。2年ぐらい前に引っ越したんだ。常に倉庫みたなところは別にあって、そこに30年ぐらい前のキーボードとかヴィンテージの楽器や機材みたいなものを保管していたんだけど、2ヵ所にあったものをひとつのところにまとめてね。今のスタジオは、大きな遊び場のようなところ。それぞれの時代の楽器がすべてそこに保管してある。アナログのテープの機械があったり、アナログのサウンド・ボードが新しいテクノロジーのものと一緒に置いてあるんだ。そして、その間の時代のものもすべて置いてある。遊び場のようなもので、どんな感じのレコードも制作することが出来るんだ。実際に倉庫だったところだから、ジャネットがダンサーや振り付け師を連れてくることも出来た。大きな鏡張りの部屋とか、踊るために出来ている部屋もあるんだ。ジャネットはレコーディングをして、同時に振り付け師に来てもらって振り付けを教わったり、バンドに来てもらって、ライヴ用のアレンジを考えてもらったり……。だから、ここはジャネットのものすべてが行われる場になっていたよ。最初にここを建てたときに、そういったことを念頭に置いて作ったんだ。彼女はすごく気に入ってくれて、「ここはわたしのためにあるような場所ね」と言ってたよ。ドアを空けた瞬間、心地好くてすべてが素晴らしいって分かったって。環境的にいろいろ整えるのは大変だったけど、そういう場を作ることが出来たんだ。
(次回はジャネットの結婚相手の大富豪ウィッサム・アル・マナについて)
2015-10-27
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メディア情報更新(MTV「VideoSelects」)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460691
メディア情報を更新しました。
2015-10-27
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メディア情報更新(FM802「SUPERFINE SUNDAY」)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460602
メディア情報を更新しました。
2015-10-23
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新作『アンブレイカブル』全米1位記念!ジャム&ルイス日本独自インタビュー第2弾公開!(連載4回)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460436
ジャム&ルイスとの黄金のタッグによる『アンブレイカブル』は、ホットな名前を多数並べて賑やかさを演出するよりも、むしろすっきりした制作体制によるアルバムの統一感を優先させたアルバムだ。ゲストも少なく、リード・シングル「ノー・スリープ」に参加したJ.コールと、「バーンイットアップ!」のミッシー・エリオットの2名のみ。このふたりの人選はどのようにして決められたのだろう。
(インタビュー/文:荘 治虫 通訳:渡瀬ひとみ)
ジミー・ジャム:2つの理由があった。「ノー・スリープ」が出来上がったときに、誰かにラップを入れてもらいたいと思っていたんだ。僕らはそもそもJ.コールのファンでもあったんだけど、この曲の味みたいなものを彼だったら上手く出してくれるんじゃないか。そういう繊細さを持っている人なんじゃないかって思ったんだ。作った時は、この曲がどういうものなのか、僕らには分からなかった。でも、多くの人達がこれには90年代の雰囲気が出ている、って言うんだ。「それが愛というものだから」(“That's The Way Love Goes”)みたいな雰囲気だって。それはいい喩えだって思った。そういったスピリットを醸し出してくれる人がいいと思ったんだよね。ただのフィーチャリング・ラッパーとして参加したというのではなく、有機的にレコードの一部として参加して欲しかった。ただラップしただけのものは僕はあまり好きじゃない。だから、いわばファミリーにならなくちゃいけなかった。J.コールはそういったことも出来て、そういう雰囲気を曲に醸し出してくれると思った。彼は完璧にやってくれたよ。とても深いところまで掘り下げて、歌詞も曲ととても合っていたし、すべてのフィーリングが醸造され、アプローチも、そのすべてがレコード全体と合うものを作ってくれた。そういったことに僕らは喜びを感じていた。そもそも彼のアルバムは素晴らしかったし、単純に好きだから彼に参加してもらおうと思ったんだよね。いまだにその年の僕のお気に入りのアルバムにもなっているぐらいだ。彼は素晴らしいよ。
──ミッシー・エリオットは?
ジミー・ジャム:ミッシー・エリオットは、プロジェクトの最初の頃からコラボの可能性のある人として名前があがっていたんだ。リストのトップの方に入っていたよ。彼女は才能があるというだけでなく、ジャネットとは親友の仲だから。彼女たちはずっと仲のいい友人同士で、人生の中のさまざまな場面でお互いを助け合って来た仲。いくつかのプロジェクトで一緒に仕事をしてきたりね。彼女の仕事ぶりには僕らも触れていてよくわかってはいた。「バーンイットアップ!」に関して言うと、ミッシーにトラックを送った当時は「バーンイットアップ!」というタイトルはなく、ただメロディがついたトラックで、ワンコーラスが何となく出来上がっていたという感じでね。「あなたが思うようにやってみて」と言って渡したんだ(笑)。そうしたら、「バーンイットアップ!」のコンセプトを思い付いてくれて、ラップだけでなくまん中のチャント(詠唱)の部分まですべて作ってきた。曲をまったく違うレベルのものにしてくれたのさ。予想はしていたけど、彼女が作品を作って送ってきたとき、圧倒されたね。そこから僕らが曲を完成に向けて作業していったんだ。エネルギーに溢れている曲。ジャネットは実際にショウのオープニングでこの曲を演奏するんだ。初日のショウのときに、誰もこの曲を聴いたことがない状態での観客の反応が面白かった。どこかで聴いたことがあるような音だと思ったみたいで、全員が踊り出してね。反応が非常に良かったよ。ジャネットのファンは彼女がミッシーと一緒にやったということを喜んでくれていたみたい。レコードを作っている最中も「ミッシーと何かやればいいのに」ってツイートされていたから。だから、初日にああいった形でみんなが曲に反応して、「ミッシーと一緒に曲をやったんだ!」って大騒ぎしているのを観られたのは楽しかった。
J.コールはミックステープで注目を集め、2011年にジェイ・Zのロック・ネイションからアルバム・デビューを飾った若手ラッパー。もう一方のミッシー・エリオットは、ディヴァンテ・スウィング(ジョデシィ)~ティンバランド一派から1997年にソロ・デビューしたラッパー/シンガーで、『オール・フォー・ユー』収録の「サン・オブ・ザ・ガン(アイ・ベッチャ・シンク・ディス・ソング・イズ・アバウト・ユー)」のリミックス・ヴァージョンに参加したり、オール・フォー・ユー・ツアーのハワイ公演に登場するなど(この模様はDVD『オールフォーユーライヴ』に収録)、ジャネットとはこれまでにも共演を経験済み。「ルーズ・コントロール」などエレクトロ・ヒップホップを得意とする彼女が関わったことで、「バーンイットアップ!」に勢いとエッジが生まれている。
そんな「バーンイットアップ!」やアトランタ・ベース的な「トゥ・ビー・ラヴド」があるかと思いきや、80年代のシェレールあたりが歌っていそうなミネアポリス・サウンドの「ナイト」があったり、90年代的なビートを持つ「アンブレイカブル」があったりと、サウンド的にはかなり幅があるのが今回の特徴だ。
――サウンドの方向性についてはどのように決めていったんでしょう? ミネアポリス・ファンクを思い出すような曲もあれば、80年代前半のエレクトロ・ヒップホップ的な曲も、90年代的なテイストのビートを持った曲もといった具合に、かなり幅広いスタイルが入っていますね。
ジミー・ジャム:それはとても正しい分析だね。僕らはもうジャネットとは30年間アルバムを作り続けている。だから、このレコードは30年間かけて作られたようなサウンドになっているんだ。音的に『コントロール』の頃に戻っているものもあるし、僕らが制作してきたそれぞれの時代のサウンドを網羅している。新しい工夫もあるんだけど、最終的にはジャネットのレコードになっているのさ。ある特定のサウンドというのは特になかった。彼女がどの曲でも心地好いと感じられるようなものであれば良かった。よく使われる言葉だけど、「上手く機能しているのであれば、直す必要はない(If it ain't broke don't fix it)ということだよ。このレコードは以前のタッグによるアルバムと同じ形で作られたんだよね。基本的には僕ら3人が作りたいと思ったレコードを作ったという感じ。彼女自身のレーベルからのアルバムだし、正直なところ、彼女はレコードを作りたいと思わなければ作らなくてもいいわけだから。そういった状況が、まったくストレスのない制作で、とにかく自分達が聴いて楽しめるようなものを作ろう、とうことだった。そして、願わくは人々も僕らと同じ意見であり、エンジョイしてもらえればいいな、と。
――アルバムのコンセプトや方向性について教えてください。
テリー・ルイス:アルバム全体のコンセプトはアンブレイカブルだ。意味は、ものごととの関係性の問題。信条、家族、友人、世界、人生そのものとの関係性だったりする。どのレベルでも共感できるのがあって、どこにいて、何をやっているにしても、何らかの関わり合い、関係性の中にいる。このアルバムが総称しているのは、いまジャネットが世界とどう関わりを持っているのかということだと思う。彼女の宗教との関わり合い方、家族とのつながり、ファンとの関わり方、そういうことすべてが含まれるんだ。
――タイトルの『アンブレイカブル』はマイケルの生前最期のアルバム『インヴィンシブル』に収められていた曲と同じタイトルになりますね。このことはただの偶然ですか? それともジャネットは意識的にこのタイトルにしたのでしょうか?
ジミー・ジャム:マイケルの『アンブレイカブル』はまたちょっと意味が違っていたと思うんだ。彼のアンブレイカブルは、彼自身が壊れることのない確固とした存在である、ということを表わすためにその言葉が使われていたと思う。テリーが言っていたように、ジャネットのアンブレイカブルはお互いの絆が壊れることがない確固としたものを意味するアンブレイカブルだったと思う。家族、宗教、友達、ファン達。そういったことを彼女はアンブレイカブルであると語っているんだよね。アンブレイカブルそのものがとてもパワフルな言葉だと僕は思っている。よく使われる言葉だし、アルバムの題名や曲でも過去よく使われてきた言葉でもある。でも彼女が使っている意味は少し違うと思うんだ。絆が揺るぎないもの、壊れないもの、と語っているんだよ。何が起こっても、アルバムを出すのが7年ぶりだったとしても、お兄さんの死があったとしても、どんなことが彼女の人生で起こったとしても、最終的には壊れることがない絆がある、ということ。彼女のファンは彼女を待っているし、家族もちゃんと彼女のためにそこにいる。彼女の信仰に対する向かい方など……。絆ということを彼女は、「アンブレイカブル」で語っていると思うんだ。
(次回はジャネット&ジャム&ルイスの定番的スロウ「ノー・スリープ」に続く)
2015-10-20
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新作『アンブレイカブル』発売&ヒット記念!Twitterプレゼント・キャンペーンがスタート!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/janetjackson/info/460193
7年ぶりに発売されたジャネット・ジャクソン待望のニュー・アルバム『アンブレイカブル』が、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得!
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2015-10-14