The View
スコットランドの工業都市ダンディ/ドライバラ地区出身。カイル・ファルコナー(Vo/G)、キーレン・ウェブスター(Vo/B/G)、ピーター・ライリー(G)とスティーヴン・モリソン(Dr)の4人で18歳の時に結成。地元で活動していた彼らの初期デモをザ・ストロークスやザ・リバティーンズを見出したことで知られる元ラフ・トレードのA&Rマン、ジェイムズ・エンダコットが発見、それがピート・ドハーティ(当事ザ・リバティーンズ/現ベイビー・シャンブルズ)の耳にとまり、オープニング・アクトに抜擢されて一躍注目を浴びる。そしてレコード会社間での激しい争奪戦の末、ジェイムズの新レーベル、1965レコーズと契約。ジェイムズは彼らのデビュー・アルバムのプロデューサーとしてオアシスの名盤"(What's The Story) Morning Glory?" や、"Be Here Now"を手がけたことで知られるオーウェン・モリスを起用。デビュー作"Hats Off To The Buskers"は全英アルバムチャートで初登場1位、プラチナム・セールスを記録し、本作からの大ヒット・シングル"Wasted Little DJ's"は07' NME AWARDで"Best Track賞"を受賞した。続く2ndアルバム『フィッチ・ビッチ?』はあのオアシスやレッド・ツェッペリン、クイーン、ブラック・サバス、など数々の伝説的アーティストの作品が生み出された英ウェールズのモノウ・ヴァレー・スタジオにてレコーディングされ、プロデュースは前作と同じく、オーウェン・モリス、そして今回はカイル自身が共同プロデュースを手がけている。全14曲からなるこの作品は、The Viewらしい青春!/胸キュンメロディー・チューンは健在ながら、ストリングスの導入やパウロ・ヌティー二のゲスト・ヴォーカルをフィーチャリングした楽曲等、バンドの成長を大きく感じさせ、野心に満ちた作品となっている。