テイク・ザット
イギリス、マンチェスター出身の5人組ポップ・アイドル。1991年に自主制作のシングルを発表したところ、話題を呼び、同年秋にRCAと契約。1992年に「イット・オンリー・テイクス・ア・ミニット」(全英7位)から火がつき、1993年にリリースした「Pray」ではチャートのトップまで駆けあがる大ヒットを記録。続く、「リライト・マイ・ファイア」(1993年)、「ベイブ」(1993年)、「エヴリシング・チェンジズ」(1994年)まで、連続4曲が全英1位を獲得し、名実ともにビッグ・グループの仲間入りを果たした。ロビー・ウィリアムスが脱退した1995年には「バック・フォー・グッド」(全米7位)でアメリカ進出を果たすが、翌1996年2月にグループの解散を表明。アルバムでは『エヴリシング・チェンジズ』『ノーバディ・エルス』が全英1位を獲得。解散後にリリースした『グレイテスト・ヒッツ』も全英1位。英国で500万枚、英国以外の国で800万枚以上のアルバムセースルをあげ、シングルの全英No.1が8曲、トップ10ヒットが6曲。まさに90年代を代表するUKポップ・アイドル・グループとして一時代を築いた。



中心人物で多くの楽曲のソングライティングをしていたゲイリー・バーロウは同年にソロ・シングル「フォーエヴァー・ラヴ」(全英1位)を発表。現在はソングタイター、プロデューサーとして活躍している。



ロビー・ウィリアムはその後、ソロ・シンガーとしても大成功。今や英国の国民的スターとして活躍、2005年10月26日には待望の5thアルバム『インテンシヴ・ケア』(東芝EMI)をリリースしたばかりだ。また、解散後、ソロ活動をしているマーク・オーエンは久しぶりのニュー・アルバム『How The Mighty Fall』を2005年4月(国内盤は2006年1月予定)にリリースしている。



(2006/1現在)