マリオ
2002年、弱冠15歳でデビューを果たしたR&Bシンガー。デビュー・シングル「ジャスト・ア・フレンド 2002」が引き金となってデビュー・アルバム『マリオ』と共にチャートを駆け上がり、シングルは最高4位、アルバムは全米チャートで初登場9位、R&B/HIPHOPチャートで最高3位を記録。リスナーたちは若き才能の歌と魅力に惜しみない賛辞を送り、デビューしてまもなくバウ・ワウのオープニング・アクトとしてツアーを経験し、B2Kやニック・キャノン、マーカス・ヒューストンらのScream 3にも参加するという華々しいデビューとなった。2004年、18歳でリリースしたセカンド・アルバム『ターニング・ポイント』(日本:2005年)は、全世界で200万枚以上を売り上げ、1stシングル「レット・ミー・ラヴ・ユー」が全米シングル・チャートにおいて9週連続、Europian Billboard Chartで4週連続No.1を獲得し、その着メロは現在までに1500万ダウンロードを超える空前の大ヒットを記録。また、2005年のBILLBOARD R&B/HIPHOP AWARDSでの「TOP R&B/HIPHOP SINGLE」、BILLBOARD MUSIC AWARDSでの「HOT R&B/HIPHOP SINGLE OF THE YEAR」を受賞し、そしてグラミー賞(2部門)やBET AWARDS、VIBE AWARDS、MOBO AWARDS、SOUL TRAIN MUSIC AWARDSなど数多くのノミネーションを受けた。また、2006年2月には初のプロモーション来日も果たし、5~8月にはDestiny’s ChildとUS/ヨーロッパ・ツアーも敢行。世代を代表するトップ・アーティストとしての地位を完全に確立するに至った。
2006年に映画俳優としてデビュー。彼が出演したダンス映画『ステップ・アップ』(US:2006年/日本:2007年3月公開)は、初登場第2位を記録し、最初の週に2100万ドル以上の総収益をあげた。俳優としてのキャリアは続き、『フリーダム・ライターズ』(US:2007年1月/日本:7月21日公開)でヒラリー・スワンクと共演し、投獄された兄弟と麻薬中毒の母親の間でもがく青年役を好演している。2007年、待望のサード・アルバム『ゴー』をリリース、R&B/HIPHOPチャートの4位を記録している。