レオニダス・カヴァコス

レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
アテネの音楽一家に生まれ、ジョゼフ・ギンゴールドらに師事。1985年シベリウス・コンクールと88年パガニーニ国際コンクール等の優勝により、たちまち全ヨーロッパで名声を獲得。以来、世界のほとんどの主要オーケストラや多くの著名指揮者と共演を果たしている。
2017/18シーズンには、アムステルダム・コンセルトヘボウおよびウィーン楽友協会のアーティスト・イン・レジデンスを同時に務める。またミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団ヨーロッパ・ツアー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ヨーロッパ&アジア・ツアーにソリストとして参加。このほか、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど錚々たるオーケストラからソリストとして招かれている。
室内楽にも力を入れ、17年から18年にかけて、ユジャ・ワンとのデュオ・リサイタル、ヨーヨー・マとエマニュエル・アックスとのトリオによる北米ツアーを実施。また指揮者としても活躍の場を広げ、ニューヨーク・フィルハーモニックやロンドン交響楽団などを精力的に指揮し、高く評価されている。

2017年、デンマークの由緒ある音楽賞で、世界屈指の優れた音楽家に贈られるレオニー・ソニング音楽賞を受賞。