☆ミュージシャンの父を持つも、音楽が大キライだった少女時代
オーストラリア、シドニー出身。チェコ出身の父親と、オーストラリア人の母のもとに生まれる。ジャズ・ミュージシャンである父親の影響で、音楽が溢れる家庭に育つも、「ピアノとトランペットを無理やり習わされたんだけど、イヤでイヤでしょうがなかったわ。“音楽のテストでB評価をもらえたら耳にピアスを開けていい”っていうから頑張ったけど、Bをもらって、ピアスを開けた瞬間にもう辞めたわ。」と本人が語るように、音楽の道を目指すことは無かった。

☆ハリウッド・スターの指導のもと、女優へ
レンカのショービジネス界デビューはまず演技だった。Australian Theatre for Young People にて地元オーストラリア出身の女優、ケイト・ブランシェット(アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など受賞の演技派)の指導を受け、演技に傾倒。「当時の彼女はまだハリウッド進出前だったの。ケイトはとても熱意があって、刺激を受ける先生だったし、何より教わるのが楽しかったの。彼女のおかげで演技を大好きになれたし、それが初めてのプロとしての仕事につながったの」 その後『The Dish』 『Lost Things』などといったTVや映画への出演を果たし、オーストラリアでも知られる若手女優になっていった。

☆デコーダー・リングの成功で、ミュージシャンの才能が開花
しかしある時、歌唱が伴う登場人物を演じることになった時、レンカの中にあった音楽への気持ちが開花することになった。デビューを目指すレンカはまずデモ・テープを制作することに。そのデモを共同で作成していたミュージシャンが、オーストラリアのエレクトロ/ロック・グループ、デコーダー・リングのドラマーであったことから、レンカはバンドのヴォーカリストとして迎えられることになった。その後デコーダー・リングがサウンドトラックを制作した映画『サマーソルト』(2004)がオーストラリアのアカデミー賞とも言える豪映画協会賞を13部門総ナメ受賞したほか、各主要映画賞を受賞し、デコーダー・リングの知名度は一気に高まった。豪での活動に加え、2006年にはアメリカ、テキサス州で行われるサウスバイ・サウスウェストに登場し、全米ツアーも敢行した。

☆ソロ・デビューを目指し、オーストラリアからロスへ移住
その後レンカはソロ・デビューを目指し、バンドを脱退し、2007年にロスに移住。LAに着いたその日に、レンカが昔書いた曲「Follow」がTVドラマ『ダート』に使われた回がOAされるという不思議なアメリカ生活スタートとなった。「(主演の)コートニー・コックスがヴァイブレーターを使ってマスターベーションするシーンだったの!かなりウケたわ」と本人は回想する。

☆“3B”な音楽で、米エピック・レコードと契約しデビューへ
「ビヨーク、バート・バカラック、ビートルズの“3B”から影響を受けた」という、キュートな声で、エヴァーグリーンなポップ・ミュージックを歌うレンカにオファーが殺到。結局「メジャー・レーベルなのに、インディー・レーベルのスピリットを持っている」と感じたことが決め手になり、米エピック・レコードと契約。「私の今後のビジョンを話してみたら、すごく気に入ってくれて、“その力になればいいと思っている”って言ってくれたのよ。嬉しかったわ」

☆ファースト・シングル「ザ・ショウ」
ファースト・シングルの「ザ・ショウ」は、ジェイソン・リーヴス(シンガー・ソングライターであり、コルビー・キャレイの大ヒット曲「バブリー」を手がける)と共作したポップ・ソング。「二人ともたまたま同じ出版社所属だったから紹介されて、その会社の中にある作曲ルームで、ピアノやギターを鳴らしながら曲のアイデアについて話し合ってたのね。二人ともその時、ちょっと人生に疲れちゃうような時期で、そんな中で“人生はショウみたいなもの”っていうことを思いついて、そして二人の気分がアガるような楽しい曲を作ろうと思ってできたの。なんか自然と気分が盛り上がって、そのまま勢いでできちゃった感じね。1時間半でできちゃったの☆そこから何一つ手直ししてはいないのよ」

☆多彩なミュージシャンをバックに、レンカ・ワールドが炸裂!
アルバムにはマイク・エリゾンド(フィオナ・アップル、エミネム、マルーン5)、スチュアート・ブロウリー(ブランディー、ニック・ラシェイ)、ピエール・マーチャンド(サラ・マクラクラン)、ジョン・アラジア(ジョン・メイヤー、ジェイソン・ムラーズ)、デヴィッド・キャンベル(ベックの父親)らのプロデューサー/ミュージシャンのバックアップがありつつも、アルバムの収録曲全ての作詞・作曲に本人が関わり、意味深長な歌詞をポップなメロディーにのせて歌う、独自のレンカ・ワールドが展開されている。

☆ドラマに、CMに、ひっぱりだこな「盛り上がる」レンカ・ミュージック
「落ち込んでる人を見るのがイヤなの。だから私の音楽で気持ちを盛り上げたいの」というレンカの音楽は、これまでに米人気TVドラマの『グレイズ・アナトミー』(「リヴ・ライク・ユーアー・ダイイング」「トラブル・イズ・ア・フレンド」)、『アグリー・ベティ』(「ザ・ショウ」)、『90210』(「ドント・レット・ミー・フォール」「トラブル・イズ・ア・フレンド」)で使用されたり、ファッション・ブランド、オールド・ネイビーのTVCMに使用(「ザ・ショウ」)されるなど、既に話題沸騰中!