コーダライン

(L⇒R)ジェイソン・ボランド(Jason Boland、ベース),マーク・プレンダーグラスト(Mark Prendergast、リードギター), スティーヴ・ギャリガン(Steve Garrigan、ヴォーカル、ギター、ピアノ), ヴィンセント・メイ(Vincent Mayy、ドラム),

 

 

アイルランド出身の4人組オルタナティヴ・ロック・バンド。2012年にEP盤『ザ・コーダライン・ EP』でデビューをし、コールドプレイ、トラヴィス、U2らの系譜を継ぐ、叙情的なメロディにスケール感のあるロック・サウンドで一気に注目を集める。2013年に満を持して1stアルバム『イン・ア・パーフェクト・ワールド』を発表。母国アイルランドの公式アルバム・チャートにて初登場1位、ダブル・プラチナを獲得。全英チャートでは最高3位、20万枚以上売り上げゴールド・ディスクを獲得するなど、輝かしデビューを飾る。特に本アルバムに収録されたシングル曲「オール・アイ・ウォント」が大ヒットし、Googleの2012年まとめ動画のBGMに起用されたのを始め、その他にもBBCの権威ある新人賞 “Sound of 2013”やBBC Radio 1の週間ベスト・トラック、MTV Brand New 2013にノミネート、米ドラマ「グレイズ・アナトミー」でも使用されるなど、バンドの人気を決定づけた曲となった。更にここ日本でテラスハウスのBGMとしても使用され、大きく話題となる。同年、バンドはサマーソニック13で初の来日公演を果たし、初来日を待ちわびた大勢のファンが詰めかけ、圧倒的なライヴ・パフォーマンスを披露。その後2015年に2ndアルバム『カミング・アップ・フォー・エアー』を発表。前作同様、アイルランドの公式アルバム・チャートにて初登場1位獲得し、母国アイルランドでは国民的ロック・バンドとして確固たる地位を築く。全英チャートでは最高4位、シングル「オネスト」と「ザ・ワン」はUKシングル・チャートでいずれもTop40入りを果たす。同年、バンドは再びサマーソニックに出演するため、二度目の来日を果たし、初の単特来日公演ツアーも開催。大阪MUSE、渋谷DUOともにソールドアウトになるなど大盛況ぶりをみせた。2018年に入り、シングル「ブラザー」を発表し、続けて10月には4曲入りEP「アイ・ウドゥント・ビー」をリリースするなど、バンドは次作アルバムに向けての活動を本格化する。そして3年の時を経て、待望のニューアルバム『ポリティックス・オブ・リヴィング』を完成させた。「ブラザー」、「フォロー・ユア・ファイア」、「アイ・ウドゥント・ビー」などをはじめとした名曲の数々が収録された本作は、かつてないほどの叙情的なメロディで、聴く者全ての魂を揺さぶる大傑作アルバムとなっている。