若林 ケン
1945年3月生まれ。

1970年前半から銀座のシャンソン・カフェ“銀巴里”に通い始め、自らもシャンソンを唄いはじめる。

1974年、新宿・歌舞伎町にシャンソニエ“ペイトンプレイス”を開店。以来、その歌声を聴くために数々の著名人が足を運ぶ。

1986年 人形師・辻村寿三郎と、人形舞とシャンソンのコラボレーションを展開。その芸術性が高く評価されロングラン作品になる。

1989年 劇作家・つかこうへい作・演出の舞台『今日子』で、故・岸田今日子の相手役として舞台俳優としてデビュー。その後も『幕末純情伝』、『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』等、つかこうへい作品に15年間出演する。

2001年 世界的に活躍するフラメンコダンサー長嶺ヤス子と『ガラスの糸の上で』、『ボンボヤージュ』で共演。

2005年 シャンソン歌手として、還暦・60歳でプロデビューを果たす。この年、還暦デビューリサイタル『CHANSON THEATER(シャンソン・シアター)2005』を全国各地で開催。1万人を動員。

2006年 ソロリサイタル『PARCOプロデュースCHANSON THEATER 2006』を開催。中高年を中心に熱狂的ファンを獲得し新聞各紙やテレビ、ラジオ等で話題を集める。

2007年1月 『PARCOプロデュースCHANSON THEATER 2006 追加特別公演』を東京、名古屋、神戸にて開催。
2007年2月 ソニー・ミュージックダイレクトと契約(メジャー契約)。
同年3月 サントリーホールにて特別リサイタルを開催。
同年5月24日 半生記 『嘆きの天使~僕は一人の娼婦になる』 をKKロングセラーズ社より発売。
同年6月27日 ソニー・ミュージックダイレクトよりアルバム 『花束~Bouquet de CHANSON~』 をリリース(メジャーデビュー)。シャンソン以外にも、裁判官が罪を犯した少年にその詞を引用し話題になった『償い』(作詞・作曲:さだまさし)をはじめ、研ナオコが1983年に古賀政男記念音楽大賞優秀賞を受賞したヒット曲『泣かせて』(作詞・作曲:小椋桂)、梓みちよが歌った名作『小心者』(作詞・作曲:中村泰士)といった昭和の名曲をカヴァー。また、『最後の雨』『言えないよ』等でおなじみの都志見 隆氏が作曲、先日亡くなった昭和の偉大なる作詞家、阿久悠氏が最後に病床で若林のために書き下ろした、若林ケン自身初のオリジナル曲『嘆きの天使』を収録。
同年6月30日 ニューアルバム記念『CHANSON THEATER~シャンソンの花束~』
(東京・大阪・横浜・名古屋・栃木)コンサートツアー開始。
同年11月7日 メジャー第2弾アルバム 『雪が降る』 をリリース。
以降、フォーシーズンズホテル椿山荘東京ほか、全国でディナーショー開催

2008年4月20日 3周年記念公演を新宿グローブ座にて開催
同年8月 作・演出:つかこうへいによる舞台『幕末純情伝』(主演:石原さとみ、真琴つばさ)に勝海舟 役として出演。新橋演舞場を皮切りに全国5ヵ所にて公演。

そして10月29日 待望のオリジナルファーストシングル『街角の母』(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童)を発売