ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが、11月7日公開の映画『グラスホッパー』に挿入歌を書きおろし提供!
挿入歌を書きおろしたのは、なんと伝説的ロック・バンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン!!
『グラスホッパー』に登場する架空のカリスマ的ミュージシャン、ジャック・クリスピンが歌う挿入歌“don’t wanna live like the dead”を、伝説的ロック・バンドが特別に書きおろし提供!
作家・伊坂幸太郎、最強傑作「グラスホッパー」が満を持して映画化!殺された恋人の復讐のため、裏組織に潜入した元教師・鈴木。人を絶望させる力を持ち、自らも精神を病む自殺専門の憂える殺し屋・鯨。
驚異的身体能力を持つ孤独な若き殺し屋・蝉。ハロウィンの夜、渋谷スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに、心に闇を抱えた3人の男達は次第に一つに繋がっていく―。愛する恋人の復讐を誓う元教師・鈴木役に、今最も注目される俳優・生田斗真。人を絶望させる力を持つ自殺専門の殺し屋“憂える自殺屋”鯨役に、国内外で広く活躍する演技派・浅野忠信。驚異的な身体能力を持つナイフ使い、“孤独な若き殺し屋”蝉役に、主演作『暗殺教室』が大ヒットするなど大活躍中の若手注目株・山田涼介。ほか麻生久美子、波瑠、菜々緒、吉岡秀隆、村上淳、宇崎竜童、石橋蓮司ら豪華キャストが原作でも絶大な人気を誇る多彩なキャラクターを熱演する。圧倒的な存在感のキャラクターたち、疾走感溢れる分類不能の物語は、見るものすべてを映像の中へ引きずり込む、まさに巻き込まれ型の一大エンタテインメントが誕生した!
「グラスホッパー」読者には馴染みの深い架空のアーティスト、“ジャック・クリスピン”。孤独な若き殺し屋・蝉(山田涼介)の唯一の親友である岩西(村上淳)が敬愛してやまない伝説のロック・ミュージシャンだ。
そのジャック・クリスピンが歌う劇中挿入歌“を、ニューヨーク出身の伝説的ロック・バンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが“don’t wanna live like the dead”というタイトルで書きおろしたことが発表!原作者・伊坂幸太郎が兼ねてから本バンドの大ファンだったことから、今回の豪華企画が実現した。
普段はアッパー&ラウドな楽曲が多いザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンだが、“don’t wanna live like the dead”は蝉と岩西の友情を感じられるミディアムテンポのロックバラードに。歌詞には作品のキーワードが散りばめられ、「グラスホッパー」の世界観を見事に映し出した楽曲に仕上がった。
【コメント】
ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン
●今回の企画オファーについて、また作詞作曲された経緯について
(劇中に登場する)架空のアーティストとして楽曲を提供するという企画オファーを受けたのは、初めての経験だったよ。依頼が来たときは面白い試みだと思ったし、自分にとってとてもチャレンジングな仕事だと思った。台本と、ジャック・クリスピンの曲が流れるシーンで登場する岩西と蝉の関係性についての資料、2人が登場している2~3分の映像を見て、それらを参考に作詞作曲をしていったんだ。
●曲を作るにあたってジャック・クリスピンをどういうミュージシャンだと想像しましたか?
ジャック・クリスピンを想像するときに参考にしたのは、自分自身にとってのクラシック・ロック・アーティスト、という解釈だね。たとえば、ローリング・ストーンズのような。でも、それ以上に大切にしたのはそのシーンに出てくる蝉と岩西の関係性だ。蝉と岩西は、上司と部下のような関係性なのか、先輩と後輩なのか、それとも友だちなのか、実はまったく違うのか……そういう2人の葛藤を映像から感じ取ったから、それをそのまま形にしたんだ。
●本作『グラスホッパー』をご覧になってのご感想
蝉と鯨の関係、ライフスタイルはとてもファンタジックだった。逆に鈴木は誰もが共感できるキャラクターだね。フィルムノワールの典型的な主人公というか、ごく普通の人生を歩んでいた人間がひょんなことから人生を狂わされてしまうわけだからね。蝉は少し若いキャラクターだけどロックンロールで、ロックな部分は少し分かる気がするよ。一番想像つかなかったのは鯨だ。ブルース・ウィリス的な“超”人間的なものを彼から感じたね。
原作・伊坂幸太郎
●今回の企画の実現にあたって
映画サイドから「ジャック・クリスピンのイメージは?」と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を挙げたんですが、まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは。
あまりの嬉しさに、それを知った時、大声出しちゃいました。
瀧本智行監督
●今回の企画の実現にあたって
当初は気難しい人ではないかとドキドキしていましたが、ジョン・スペンサーさんは伊坂さんが創作した伝説のミュージシャン、ジャック・クリスピンを演じることを面白がってくれたようです。作品の内容や設定をよく理解し、度重なる細かいリクエストにも丁寧に応じて下さいました。出来上がった楽曲はこちらのイメージ通りのクールな古典的ロックで、細かい拘りが随所に感じられ、尺も映像にピタリと合っていました。実に職人的で完璧な仕事ぶりに驚くと同時に、いたく感激しました。ちなみに曲名の“don’t wanna live like the dead”は、原作中のジャック・クリスピンの言葉から取られたものです。
KADOKAWA水上プロデューサー
●今回の企画の実現にあたって
オファーさせて頂きながら何ですが、快諾頂いた時は「マジで!?」って感じでした。即日瀧本監督と共有し、楽曲イメージを話し合いました。あのシーンで流れるのは“蝉”と“岩西”の友情を感じさせる様な、ロックバラード。ジョン氏のアグレッシブなイメージとは違った方向性でしたが、このオファーにも見事答えてくれて、ただただ感謝です。
【挿入歌 楽曲情報】
ジャック・クリスピン A.K.A.ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン
"don’t wanna live like the dead"
《CD商品情報》
全国のLoppi(ローソン、ミニストップ)にて12月18日より発売!
(10月1日より予約受付開始!商品の受け渡しは12月18日になります.)
・商品仕様: E式紙ジャケット仕様1曲入りCDシングル 価格:600円(税込)
・商品名: Don’t Wanna Live Like The Dead”
(日本語表記:ドント・ワナ・リヴ・ライク・ザ・デッド)/
Jack Crispin A.K.A. The Jon Spencer Blues Explosion
(日本語表記:ジャック・クリスピン A.K.A.ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン)
【映画情報】
闇の中で、出会うはずのない哀しみが今、交錯する―
グラスホッパー(=トノサマバッタ)は密集して育つと、黒く変色し凶暴になる。人間もしかり…。
ここは世界有数の人口過密都市、東京・渋谷。
真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、渋谷スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする。
「元中学校教師」鈴木。鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的は、たったひとつ。殺された婚約者の復讐のためだった―。
組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。
そこに「憂える自殺屋」鯨と「若き殺し屋」蝉、圧倒的な力を持ちながら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する。
果たして鈴木は、目的を果たし、この世界から抜け出せるか!?
生田斗真 浅野忠信 山田涼介
麻生久美子 波瑠 菜々緒
村上 淳 宇崎竜童 吉岡秀隆 石橋蓮司
監督:瀧本智行 脚本:青島 武 原作:伊坂幸太郎「グラスホッパー」(角川文庫)
主題歌:YUKI「tonight」 EPICレコードジャパン
配給:KADOKAWA/松竹 ©2015「グラスホッパー」製作委員会
http://grasshopper-movie.jp/
11月7日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー