ジャニス・イアン
1951年4月7日、ブロンクス生まれ。1965年から、NYでライヴ活動を始め、1967年、16歳の時に「ソサエティーズ・チャイルド」でデビュー。全米チャートで最高14位を記録。その後5枚のアルバムをリリースするが一時音楽活動を休止する。73年にロバータ・フラックに提供した「Jesse」の大ヒットでシーンにカムバックし、翌74年アルバム『スターズ~ジャニスの私小説』をリリース。75年にはシングル「17才の頃」、アルバム『ビトウィーン・ザ・ラインズ~愛の回想録』でグラミー賞2部門を受賞した。日本でもドラマ「グッバイ・ママ」で「恋は盲目」が、その後「岸辺のアルバム」で「ウィル・ユー・ダンス」が使われ、人気は爆発する。80年には「ユー・アー・ラヴ」が映画『復活の日』の主題歌としても使われた。しかし、81年の『レストレス・アイズ~瞳はゆれて』をリリース後、音楽活動を休止。92年、音楽活動を再開し、『ブレイキング・サイレンス~再会』をリリース、以降、ライヴにアルバム制作と精力的に活動を続けている。

2003年には中島みゆきコンピレーション・アルバム『中島みゆきトリビュートYourself...Myself』で「地上の星」と両A面シングルCDで発表された「ヘッドライト・テールライト」を英語歌詞でカヴァーしている。代表曲の「ウィル・ユー・ダンス」は2002年にはJT『うぶ茶』のTV CM、2008年には前田美波里が出演する資生堂”ELIXIR PRIOR”のTVCMにいずれも「ウィル・ユー・ダンス」が使われている。また、「ウィル・ユー・ダンス」をアンジェラ・アキが、「恋は盲目」を椎名林檎がカヴァーするなど、日本の若いアーティストからもリスペクトされている。最近では前述のアンジェラ・アキとのコラボ「Every Woman's Song」も話題になっている。