【初来日ツアー完全ソールドアウト!】話題の新生シンガー=イジー・ビズ、満員の初日公演で魅せたソウルフル・ポップ!明日1/10(火)は大阪公演開催!
昨年、UKのBBCラジオが、最も活躍したフレッシュな新人アーティストに与える賞<BBC Introducing>賞で見事優勝し、これまでUKでその年最も期待される新人に与えられる<BBC Sound of 2016>賞候補にやUK最大の音楽の祭典<BRIT AWARDS>「批評家賞」にもノミネート、更に2016年夏にはH&Mのサマー・キャンペーン楽曲を歌唱するなど、各界から注目を浴びている女性シンガー、イジー・ビズ。ここ日本でも、リード・シングル「ホワイト・タイガー」が2016年9月度のパワープレイを全国のラジオ/CS音楽チャンネル合計34局で獲得し、9月にリリースされたデビュー・アルバム『ア・モーメント・オブ・マッドネス』がiTunes R&B/ソウル・チャートで2位を記録するなど、デビューから大きな注目を集めていた彼女が、昨日1月8日(日)にBillboard Live Tokyoにて待望の初来日公演をスタートした。
1stステージ、2ndステージ共に完全ソールドアウトとなった本公演は、<グラストンベリー・フェスティバル>を始めとする数々の大舞台でのライヴ経験を重ねてきた、“新生ソウルフル・ポップ・アイコン”の呼び名にふさわしいパフォーマンスとなった。イジー本人含む4人によるバンド編でのパフォーマンスでデビュー・アルバム収録曲を中心とした全17曲を披露。持ち前のハスキー・ヴォイスとキュートなキャラクターで、オーディエンスを虜にした初日となった。
【イジー・ビズ来日公演ライヴレポート】
2017年1月8日(日) Billboard Live Tokyo公演1st ステージ
昨年9月にファースト・アルバム『ア・モーメント・オブ・マッドネス』を送り出して絶賛を浴びたUKソウルの新星イジー・ビズが、新年早々初来日。1月8日に東京・六本木のビルボードライブ東京にて、フレッシュで自然体で、好感度あふれるライヴ・パフォーマンスを披露した。
ソングライティング・パートナーでもあるギター/ベースのミカ・バルーにキーボード奏者とドラマーを加えた、3人組バンドを引き連れた彼女は、カジュアルなデニム姿で現れて、『ア・モーメント・オブ・マッドネス』のオープニング曲でもある「ダイアモンド」でショウをスタート。以下アルバムの収録曲を、アップテンポとダウンテンポ、バランス良く織り交ぜて聴かせてゆく。これまで精力的にライヴ活動を行なってきただけに、バンドとイジーのケミストリーは文句なし。どの曲もコンパクトな編成に合わせて、ツボを押さえた簡潔なアレンジが施され、レイドバックな「ロスト・パラダイス」からタイトな「ギヴ・ミー・ラヴ」、重厚な「ホワット・メイクス・ユー・ハッピー」まで、パワフルなドラムが主導する気持ちいいグルーヴに、イジーはしなやかに歌声を絡ませる。細かにかすれたり揺れたりしながら、表情をクルクルと変えるその歌声は、無防備だったり、ナイーヴだったり、セクシーだったり、ひたむきだったり……。そんなつかみどころのなさが魅力なのかも。
また、最初は少し緊張しているように見えて、マイクの前からあまり動かなかった彼女だけど、後半は俄然リラックス。ステージを広く使い、鳥のさえずりみたいな独特の高音はさらに軽やかになってゆく。幅広い年齢層を網羅したオーディエンスも、イジーの親しみやすい佇まいにどんどん打ち解けて、手拍子でパーカッションを肉付け。このようにゆっくりと自然に、お互いのテンションを上げていくのが、彼女のスタイルらしい。
そしてデビュー・シングルの「ホワイト・タイガー」で一旦セットを締め括ると、アンコール1曲目の「フローティング・ランプス」では、ステージがリビングルームに変身。ベースを手にしたドラマーのベン・バテンとイジーとミカが、ステージ中央に敷かれていたラグの上に座って、プレイし始めたのである。この会場ではちょっと見たことが無い光景だ。続く「アイ・ノウ」では、「友達を慰めて“一緒に踊りましょう”と語りかけている曲だから、みんなもよかったら踊って」と誘うイジーにオーディエンスが応じて、次々に立ち上がる。すっかり彼女のペースで、コール&レスポンスの中でフィナーレに――。「アリガトウ!」と言ってステージから降りた彼女は、たちまち、握手やサインを求める人たちに囲まれていた。
(文: 新谷洋子)
●「ホワイト・タイガー」ミュージック・ビデオ視聴リンク:
https://www.youtube.com/watch?v=e2IpYd6Pu3s
今最も期待されている新星オーガニック・ポップ・アイコン=イジー・ビズ。明日1月10日(火)に行われるBillboard Live Osakaでの大阪公演も見逃せないライヴとなりそうだ。
【イジー・ビズ:来日公演情報】
<大阪公演>
大阪 Billboard Live OSAKA
2017年1月10日(火)
1st ステージ 開場 17:30 開演18:30
2nd ステージ 開場20:30 開演 21:30
公演詳細はこちら→
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10194&shop=2
【リリース情報】
イジー・ビズ
『ア・モーメント・オブ・マッドネス(デラックス)』
配信中
https://itunes.apple.com/jp/album/id1178989204?app=itunes&ls=1
※iTunes Storeは、Apple Inc.の商標です
【プロフィール】
22歳、UK/ロンドン出身。イギリス人の父とエチオピア人の母を持つ。4年間中東で暮らし、その後サウス・ロンドンへ移住。音楽学校に通い、そこで出会った友人とSoundGirlという3人組ガールズ・グループを結成。2010年にマーキュリー・レコードよりデビューし、ジャスティン・ビーバーやザ・ウォンテッドなどのサポート・アクトも努める。2012年にSoundGirlが解散後、2013年に<ILuvLive>という、ノーティーボーイやエミリー・サンデーなども観客にいたというオープン・マイクイベントに出場し、見事優勝。その後EP『Coolbeanz EP』をインディーでリリースし、UK iTunesソウル/R&Bチャートで3位を記録し、同年10月には、サム・スミスのUKツアーのサポート・アクトに大抜擢。2014年6月 英グラストンベリー・フェスティバルのBBC Introducingステージに出演し、2014年7月 EPIC UKとメジャー契約を果たす。
その後、UKで最も期待される新人アーティストを選ぶ<BBC Sound of 2016>賞の候補に選出され、<BRIT AWARDS>では「批評家賞」にノミネート。2016年夏のH&Mフォエヴァー・サマー・キャンペーンのキャラクターにも抜擢され、CMソング「スウェット(ア・ラ・ラ・ラ・ラ・ロング)」(90年代に日本でも大ブレイクしたレゲエ・バンド<インナー・サークル>のカバー)も担当。
2016年9月にはデビュー・アルバム『ア・モーメント・オブ・マッドネス』をリリースし、日本でiTunes R&B/ソウル・チャートで2位を記録、またリード・シングル「ホワイト・タイガー」が2016年9月度のパワープレイを全国のラジオ/CS音楽チャンネル合計34局で獲得するなど、人気急上昇中。2017年1月には初来日ツアーも敢行。
●ソニーミュージック オフィシャル・サイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/izzybizu
●海外オフィシャル・サイト