ドイツ発スクリーモ界の人気筆頭株、エスキモー・コールボーイの4thアルバムはシリアスなハッピー・アルバム?ソニー・ミュージック移籍第1弾!
12年発表の1stアルバム『べリー・ミー・イン・ヴェガス』でデビューするや、そのコミカルなバンド名とパーティー度数の高い激アツなスクリーモ・サウンドで一躍世界のメタルコア/スクリーモ・ファンの間で注目を浴びたドイツの人気上昇筆頭バンド、エスキモー・コールボーイ。15年発表の前作『クリスタルズ』が母国ドイツのアルバム・チャートで6位を記録するなど着実にキャリア・アップしている彼らが、この度へヴィ・メタル専門の大手レーベルでソニー・ミュージック傘下のセンチュリー・メディア・レコーズに移籍、その第1弾となる通算4作目のアルバム『ザ・シーン』の国内盤が9月13日に発売されることが決定した。発売元はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル。
ラウド&ヘヴィなメタル・リフ、迫力満点のグロウルにクリーン・パートで聴かせる超キャッチ―なメロディー、さらにメンバーの親しみやすいキャラクターなども相まって日本でも早くから火がついた彼らだが、前作より2年のインターバルを経て完成させた本作は、これまで以上に自分たちの音楽的な進化や変化、バリエーションを打ち出した内容になっている。ヴォーカルのケヴィンは言う。「俺たちの音楽は特定の音楽“シーン”に完全にはフィットしないんだよね。純粋なへヴィメタル・ファンにとってはメインストリーム過ぎるし、メインストリーム・ファンにとってはちょっとメタル過ぎる音楽だから。でもラップ、メタル、メインストリーム・ファンが一緒にひとつのショーを楽しんだっていいだろう?カテゴリーを意識した音楽を作るのではなく、過去やってきた馴染のあることを捨ててでも新しいことを始めるのが俺たちがバンドをやっていく上での大きなテーマだと言えるね」。
本作では、外部の名のあるプロデューサーやミキシング・エンジニアを起用するのではなく、彼らのホーム・スタジオで自らの手で録音・ミックスをするなど一段とDIY精神を発揮している。それは自分たちが他の誰よりも情熱を持って自分たちの音楽制作に真剣に取り組めることと、メンバー個々がバンド外の活動で得てきたIT、エンジニアリング、映像制作などの知識と経験が、プロのアウトプット・レベルに達したことも大きな理由だという。本作のアートワークや最新アーティスト写真を見ても、過去最高に洗練度がアップ、“らしくない”シリアス・ムードさえ漂う印象だ。とはいっても、そこはやはり彼ら。「パーティーするなり友達と遊ぶなり、とにかく良い人生を送ろうぜ!」というのがアルバムのテーマになってるとのこと。そんな大幅にアップデートされた彼らが最新アルバム『ザ・シーン』の国内盤発売週に3度目の来日を果たす。海外メジャー・バンドでは珍しく、全公演が日本のバンドとの対バンとなっているので、こちらも要チェックだ。
なお、iTunesではすでに先行配信されている表題曲「ザ・シーン」に続き、本日より新曲第2弾「MCサンダー」の配信がスタートした。
※アルバムを予約すると「ザ・シーン feat.フロンズ」と「MCサンダー」が即入手可能
●先行配信曲①「ザ・シーン feat.フロンズ」MV
●先行配信曲②「MCサンダー」 Teaser Video
Teaser #1:
Teaser #2
Teaser #3
Teaser #4
【リリース情報】
アルバム 『ザ・シーン』 (THE SCENE)
2017年9月13日(水)発売
SICP-5607 ¥2,400+税
<収録曲>
1. Back In The Bizz / バック・イン・ザ・ビズ
2. MC Thunder / MCサンダー
3. The Devil Within /ザ・デヴィル・ウィズイン
4. Banshee / バンシー
5. The Scene feat. Fronz / ザ・シーン feat.フロンズ
6. VIP
7. Shallows / シャロウズ
8. Nightlife feat. Little Big / ナイトライフfeat.リトル・ビッグ
9. X
10. New Age / ニュー・エイジ
11. Frances / フランシス
12. Rooftop / ルーフトップ
13. Calling / コーリング
-BONUS TRACKS-
14. The Devil Within feat. Tobias Rauscher / ザ・デヴィル・ウィズイン feat.トビアス・ラウシャー
15.(日本盤限定ボーナス・トラック収録予定)
【来日公演】
"THE SCENE" Japan Tour 2017
9月15日(金)名古屋 RAD HALL (w/ HER NAME IN BLOOD他)
9月16日(土)心斎橋 THE LIVE HOUSE soma (w/ HER NAME IN BLOOD他)
9月19日(火)新宿 WildSide Tokyo(w/ HER NAME IN BLOOD)※Special 2Man Show
“SCREAM OUT PARTY 2017”(イベント)
9月17日(日)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
出演:ESKIMO CALLBOY / NOISEMAKER / PassCode / MAKE MY DAY / THE GAME SHOP
【バイオグラフィー】
10年にドイツのカシュトロップ=ラウクセルで結成したメタルコア/スクリーモ・バンド。11年の自主制作EP 『エスキモー・コールボーイ』でデビュー。ケイティ・ペリーをカヴァーした「カリフォルニア・ガールズ」(アルバム未収録)や11年の「イズ・エニワン・アップ?」のダンサブルかつヘヴィなスクリーモ・サウンドとコミカルなMVが話題を呼び、瞬く間にその名がメタルコア/スクリーモ・ファンの間で知れ渡る。12年の1stフルアルバム『べリー・ミー・イン・ヴェガス』が高評価を獲得、イギリスのへヴィ・メタル専門誌メタル・ハマー主催の「メタル・ハマー・アワーズ2013」(ドイツ版)で 「アップ・アンド・カミング賞」(新人賞)を受賞。14年の2ndアルバム『ウィー・アー・ザ・メス』がドイツ総合アルバム・チャートで8位、15年の3rdアルバム『クリスタルズ』が同6位を記録。17年にヘヴィ・メタル専門の大手レーベルでソニー・ミュージック傘下のセンチュリー・メディア・レコーズに移籍、4thアルバム『ザ・シーン』を発表する。