エラ・ヘンダーソン

イングランド東部のリンカンシャー出身、18歳。3歳の頃から歌を始め、ピアノを独学で学ぶ。11歳、奨学金で音楽学校に入学し、この頃から作詞・作曲を始める。2012年、僅か16歳でUK人気オーディション番組『Xファクター』に出演し、第一回目のオーディションでオリジナル曲を披露して審査員&観客を圧倒。テレビに出るためや、優勝するためにオーディションを受けたわけではなかったにも関わらず、勝ち進んでいくにつれてどんどん国民的人気を博していき、エラ本人が最も憧れるアーティスト=アデルが「エラ・ヘンダーソンが大好き!本当に素晴らしいわ!がんばってね」とツイートしたり、シェールの名曲「ビリーヴ」を番組でカバー後、シェール本人が「涙が出そうになったわ」とツイートするなど、その人気は一般視聴者のみならず業界の大物たちにまで飛び火。

6位という結果で番組から落選した際には、衝撃のあまりツイッターは炎上。「番組史上とも言われたが、決勝の24時間後にはレコード会社各社から契約オファーが殺到。「スーパースターに育てあげる」と宣言したサイモン・コーウェルが契約を勝ち取り、彼のレーベルSyCoにサイン。ワン・リパブリックのフロントマンであり、これまでワン・ダイレクション、マルーン5、ビヨンセ、アデル、ヒラリー・ダフなどの数々のヒット曲を手掛けてきたライアン・テダーが、エラが動画サイトにアップしていた「ホールド・オン、ウィア・ゴーイング・ホーム」(ドレイクのカバー曲)を発見し、一緒に作曲がしたいと熱烈オファーし、僅かに時間のスタジオ・セッションで完成した楽曲がデビュー・シングル「ゴースト」だった。同曲は、いきなり全英チャート初登場1位を獲得し、翌週も見事1位をキープ。9週連続で全英チャートトップ5入りを果たし、UKのオフィシャル・チャート・カンパニーにより“今夏最も売れた曲”に選ばれる。更に世界12カ国のiTunesで1位を獲得し、世界中のチャートを席巻。

続いてセカンド・シングル「グロウ」も全英チャート7位を獲得し、あのファレル・ウィリアムスがツイッターでこの曲を絶賛。

10月14日にリリースされたデビュー・アルバム『チャプター・ワン』は見事全英チャート初登場1位を記録した。

アルバムには、ライアン・テダーの他にもベイビーフェイス(ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、TLCなど)、サラーム・レミ(アリシア・キーズ、エイミー・ワインハウス、ニーヨなど)、アル・シャックス(ジェイ・Z、アリシア・キーズ、レオナ・ルイスなど)などの錚々たるソングライター/プロデューサー陣が参加。エラ本人は、「グロウ」を除くすべての楽曲で作曲に参加。