ケイジ・ジ・エレファント

Matt Shultz マット・シュルツ(vocal)

Brad Shultz ブラッド・シュルツ(Guitar)

Jared Champion ジャレッド・チャンピオン(Drums)

Daniel Tichenor ダニエル・ティチェナー(Bass)

 

厳格なキリスト教のコミューンで育ったシュルツ兄弟とギャング・チームに属していた他の3人が出会い2005年に結成、というやや疑わしくも気が狂った結成エピソードを決して裏切らない、ステージ・ダイヴや壁をよじ登るなど当たり前のハイエナジー且つ過激なライヴ・パフォーマンスで英米を席巻した、米ケンタッキー州ボウリング・グリーン出身のロック・バンド。超個性的フロントマンのマット・シュルツ率いるバンドは2007年には早くもボナルー・フェスに登場、08年にシングル「In One Ear」「Ain't No Rest For the Wicked」が英国でスマッシュ・ヒットを記録。同年に1stアルバム『Cage the Elephant』を発表し、パンク/ガレージ・スタイルのブルージーかつファンキーなロックを展開、英国メディアより高い評価を受ける。09年に同アルバムで全米と日本でメジャー・デビュー。ストーン・テンプル・パイロッツ、シルヴァーサン・ピックアップス、マンチェスター・オーケストラらとのツアーを経験し、またロラパルーザ、二度目のボナルーなどに出演。この年、フジロック09への出演のため初来日も果たしている。2011には2ndアルバム『Thank You Happy Birthday』をひっさげてのサマーソニック・フェスティヴァルに出演し、圧巻のライヴ・パフォーマンスを披露。2013年には3作目となるアルバム『Melophobia』をリリース。同作からのシングルカットされた「Come A Little Closer」と「Cigarette Daydreams」は各オルタナティヴ・チャートでNo.1を続けて獲得するなど大ヒットを記録。ローリング・ストーン誌は同作を「60’sガレージロック、70’sパンク、80’sオルタナロックを素晴らしく奇抜な形で表現」と形容し、賛辞を送った。同年、リード・ギターのリンカーン・パリッシュがバンドから正式に脱退。バンドは4人体制となった。プロデューサーにザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)のダン・オーバックを迎えた通算4枚目となるアルバム『テル・ミー・アイム・プリティ』は全曲ほぼ一発録りで行われ、激しく生々しい彼らのライブのエネルギーが詰まった作品となった。