オール・エンズ
ALL ENDS(オール・エンズ)はふたりの北欧美女によるツイン・ヴォーカル率いるゴシック・メタル・バンド。あらゆるヘヴィ・メタル・ロックが盛んな北欧スウェーデンで2003年に結成された。初期メンバーは、EMMA GELOTTE(エマ・イエロッテ)、TINNA KARLSDOTTE(ティナ・カールスドッテ)の女性ツイン・ヴォーカルに、EMMAの実兄でIN FLAMES(イン・フレイムス)のギタリストBJORN GELOTTE(ビョーン・イエロッテ)と、同じくIN FLAMESのJESPER STROMLAD(イエスパー・ストロムブラード)、そしてJOEY(ジョーイ)。当初はIN FLAMESのサイド・プロジェクト的なバンドであった。この初期ALL ENDS、イエロッテ兄妹の息もピッタリでとても素晴しかったのだが、IN FLAMESの活動がより本格的となったことでバンドの兼任が難しくなった。しかし解散させるには惜しい。そこで、IN FLAMES組の2人は、ソング・ライターとして後方支援に回るとともにバンドを去る。そして新たに、FREDRIK(フレデリック)、PETER(ピーター)の経験と腕の確かなギタリストが加入し、現在のメンバーが固まった。2005年のことである。



これだけのメンバーを擁したALL ENDSはメジャーとのレコード・ディールを獲得するのに大した時間は必要なかった。程なく、GUN RECORDとレコード・ディールを結ぶ。そして2007年、ALL ENDSはEP「WASTING LIFE」でメジャー・デビューを果たす。EPは、スウェーデン・チャートではロングヒットを記録。現在(10月第4週)も12位にチャート・イン中。また今夏は、精力的に大掛かりなツアーを敢行。スウェーデン、ドイツ等ヨーロッパ各地のヘヴィ・メタル・フェスティバルやAPOCALYPTICA(アポカリプティカ)との北欧ツアーでは、大きな歓声と支持を獲得。その後は、スウェーデン、フィンランドでの単独公演も始まり、欧州を席巻する勢いは、ますます熱く、強くなっている。



そんな中、絶好のタイミングでアルバムをリリースする。デビュー・アルバムらしくセルフ・タイトルを冠した本作は、プロデューサーに北欧の敏腕CHRISTIAN WOLFF(WITHIN TEMPTATION、RAGEほか)を迎え、圧倒的な重量感と白熱の衝撃が走る全12曲を収録。(※国内盤は全15曲)エマが「NIGHTWISH?WITHIN TEMPTATION?EVANESCENCE?私たちはALL ENDSよ!」と自ら言い切る迫真の超絶サウンドは、まさに筆舌に尽くしがたい内容。特に、HEART(ハート)のANN(アン)&NANCY(ナンシー)にも匹敵するロック史上最強クラスのメタル・クイーンズ、EMMA&TINNAが繰り広げる絶唱は圧巻。ALL ENDS…あらゆる物に終止符を打つ、唯一無二、天下無敵のアルバムが完成した!
Emma エマ(Vocals)
音楽ファミリーに囲まれて育つ。RAINBOW、VAN HALEN、QUEENSRYCHE等から強く影響を受ける。兄はIN FLAMESのBjörn Gelotte(ビョーン・イエロッテ)。
Fredrik フレドリック (Guitar)
北欧デス・シーンをリードした(ディメンション・ゼロ)の元ギタリスト。その後、スタジオ・ミュージシャン、北欧デス界のセッション・ギタリストを経て、ALL ENDSに加入。
Tinna ティナ (Vocals):
ミュージカルの出演経験もある本格派。KISS、METALLICA等から影響を受け、ロック・シンガーへ。ビールをこよなく愛するド迫力北欧美女。
Peter ピーター (Guitar)
EMBRACED、TENEBREなど、数々の北欧デス・メタル、ゴシック・メタル・バンドでギタリストを歴任後ALL ENDSに加入した リフのスペシャリスト。
Joey ジョーイ (Drums)
僅か10歳で、現在のHARDCORE SUPERSTAR(ハードコア・スーパースター)のメンバーとバンド活動をしていた凄腕。その後セッション活動でさらにテクを磨き、ALL ENDSへ参加。