小菅優が第48回(2016年度)サントリー音楽賞を受賞!

2017.03.17

ピアニストの小菅優が第48回(2016年度)サントリー音楽賞を受賞致しました。
「サントリー音楽賞」は、日本の洋楽の発展にもっとも顕著な業績をあげた個人または団体に贈られる賞として、1969年に創設されました。

 

贈呈理由として、2011年から5年間をかけて録音して来たベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音のBoxセット(Sony Music Japan Internationalから発売)や完結記念演奏会での功績、クラシックの正統的なレパートリーを活動の基盤ににしつつ、20世紀以降の作曲家の作品にも焦点を当て、優れた技術と音楽性、作品理解によって演奏活動を行っている事や様々なプロジェクトへの取り組みについても触れられています。

 

選考委員は、伊東信宏、片山杜秀、白石美雪、長木誠司、松平あかね、三宅幸夫の各6氏。
詳細はサントリーグループからのニュースリリースをご参照下さい。

今後も小菅優の活動にご注目くださいます様、お願い申し上げます。

 

photo (c) Marco Borggreve

 

 

小菅優バイオグラフィ

小菅 優 (ピアノ)
現在ヨーロッパで、高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人である。ヨーロッパをはじめとする世界中の聴衆から熱狂的な支持を得ている。2000年、ドイツ最大の音楽批評誌「フォノ・フォルム」よりショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられたほか、02年に第13回新日鉄音楽賞、04年にアメリカ・ワシントン賞、06年に第8回ホテルオークラ音楽賞、07年に第17回出光音楽賞を受賞。14年に平成25年度(第64回)芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞を受賞。そして2017年には第48回(2016年度)サントリー音楽賞を受賞した。

 

1983年東京生まれ。東京音楽大学付属音楽教室を経て、93年よりヨーロッパ在住。9歳よりリサイタルを開き、オーケストラと共演。ヨーロッパで研鑚を積みながら次々と演奏活動を重ね、その足跡はベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ウィーン、ザルツブルク、パリ、アムステルダム、ブリュッセル、チューリッヒ、モスクワ、アメリカなど、年に40カ所以上に及ぶ。
これまでに、国内主要オケをはじめ、小澤征爾、大植英次、シャルル・デュトワ、ルドルフ・バルシャイ、デニス・ラッセル・デイヴィス、ゲルト・アルブレヒト、サカリ・オラモ、アレクサンドル・ドミトリエフ、オスモ・ヴァンスカ、ローレンス・フォスター、エリアフ・インバル、クリスティアン・アルミンク、ユベール・スダーン、ワシーリ・ペトレンコ、準・メルクル、ジョナサン・ノットらの指揮のもと、ベルリン響、フランクフルト放送響、ハンブルク北ドイツ放送響、ハノーファー北ドイツ放送フィル、南ドイツ・フィルハーモニーコンスタンツ、フィンランド放送響、サンクトペテルブルク響、フランス国立放送響、ポーランド国立放送カトヴィツェ響、シンガポール響、スペイン・ビルバオ響、フランス国立リヨン管弦楽団などと共演している。

 

2005年11月にニューヨークのカーネギーホールでデビュー・リサイタルを行い、高い評価を得た。2006年には、ザルツブルク音楽祭で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たし、西村朗が小菅優のために書いた「カラヴィンカ」を世界初演したことでも話題を呼んだ。また、2008年にはサー・ロジャー・ノリントン指揮/シュトゥットガルト放送響日本ツアーにソリストとして出演。同年、N響定期ではタン・ドゥンのピアノ協奏曲「ファイア」を作曲家自身の指揮で日本初演を披露した。2009年には水戸室内管定期演奏会で小澤と再び共演、大植指揮ハノーファー北ドイツ放送フィルとの日本ツアーも行った。2010年には大植指揮の同楽団定期演奏会に再度招かれ、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番K595を演奏。また、ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクとショパン:ピアノ協奏曲第2番を演奏し、絶賛を博した。2012年4~5月、紀尾井シンフォニエッタ(指揮:ティエリー・フィッシャー)のアメリカ・ツアーに参加、10~11月にはハンスイェルク・シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクの日本ツアーに参加、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第27番までの全8曲を共演し、高い評価を得た。2013年2月、服部譲二指揮ウィーン室内管とモーツァルトのピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」を共演、ウィーン・デビューを果たした。同年12月には、ロンドン ウィグモアホールにてロンドンでの初リサイタルを行った。
ザルツブルクをはじめ、ラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、シュヴェツィンゲン・モーツァルト、メクレンブルク・フォアポメルン、フランスのラ・ロック・ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ、サイトウ・キネン・フェスティバル、姫路国際音楽祭など、多くの国際音楽祭から招かれ各地で活躍している。

 

室内楽にも積極的に取り組んでおり、ジャック・ズーン、カール・ライスター、ポール・メイエ、豊嶋泰嗣、庄司紗矢香、佐藤俊介、イェウン・チェ、アントワン・タメスティ、堤剛らと共演。2010年には、樫本大進、川本嘉子、趙静とのピアノ・カルテットで室内楽演奏会ツアーを行い、好評を博した。また、同年に結成された、国際的に活躍する若手演奏家たちによる水戸のレジデント・アンサンブル、「新ダヴィッド同盟」のメンバーとして活躍している。リサイタルにおいても、紀尾井ホール(東京)、いずみホール(大阪)でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を完結させ、2016年からは「ベートーヴェン詣」と名付けられた、ベートーヴェンの生誕250年の2020年に向け、ピアノ・ソロ作品だけなく、ベートーヴェンの室内楽や歌曲などピアノ付の作品を全曲徐々に取り上げるプロジェクトを始動し、第1弾として、樫本大進、クラウディオ・ボルケスとのピアノ・トリオ・ツアーを行い、成功裡に収めるなど着実に活躍の場を広げている。
録音は、最新盤の『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第5巻「極限」』、『モーツァルト:ピアノ 協奏曲第20番&第22番』、小澤征爾指揮/水戸室内管との『メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 他』を含む15枚のCDをソニー・ミュージックよりリリースしている。

 

• 公式ホームページ:http://www.yu-kosuge.com/

• ベートーヴェン詣ホームページ: http://www.beethoven-mo-de.com/

 

 

小菅優によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲プロジェクト

●若き巨匠が5年の歳月をかけて完成させた偉業の集大成といえるBOXSET
小菅優
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲)

10ハイブリッド・ディスク●SICC19010~19019 ¥15,000+税(完全生産限定盤)
LPスリーヴを模した紙ダブルジャケット仕様/音匠レーベル仕様/特別寄稿:谷川俊太郎

☆2011年から「音楽の新約聖書」といわれるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音に着手、2015年(リリース2016年3月)の最終第5巻「極限」をもってついに32曲の全集を完結させた若きピアニスト、小菅優。全曲水戸芸術館でのセッション録音、すべてDSDによる高音質録音ハイブリッド・ディスク仕様で、演奏、音質ともに最上級の評価を得た若き巨匠のベートーヴェンのソナタの世界がついにボックスセット化!

 

[5集(各2DISC)分売も好評発売中]

●ピアノ・ソナタ集第1巻「出発」

<収録曲目…ピアノ・ソナタ第1~3番、16~18番>
2ハイブリッド・ディスク:SICC10116~7 ¥3,800+税

●ピアノ・ソナタ集第2巻「愛」
<収録曲目…ピアノ・ソナタ第9,10,13,14,24,27,28番>
2ハイブリッド・ディスク:SICC10176~7 ¥3,800+税

●ピアノ・ソナタ集第3巻「自然」
<収録曲目…ピアノ・ソナタ第4,15 ,19,20,21,25,26番>
2ハイブリッド・ディスク:SICC10211~2 ¥3,800+税

●ピアノ・ソナタ集第4巻「超越」
<収録曲目…ピアノ・ソナタ第5~7番、11、29番>
2ハイブリッド・ディスク:SICC10216~7 ¥3,800+税

●ピアノ・ソナタ集第5巻「極限」
<収録曲目…ピアノ・ソナタ第8,12,22,23,30-32番>
2ハイブリッド・ディスク:SICC19004~5 ¥3,800+税


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