春畑道哉

1969~1971


幼稚園の時、何故か突然ピアノを習いたいと言い出す。ただ単にピアノが弾きたいと理由であった。



1972~1978


小学生6年生までピアノを習い続ける。その間はひたすらクラシックピアノばか りで、毎日家に帰っては弾いていた。だが、5~6年生になると「男がピアノな んてみっともない」と思い始める。



1979~1981


バンド結成。担当はキーボード。だが、キーボードは目立たないとギターへ転向。偶然家にあったフォークギターで自己流で練習。ピアノでこびりついた和音感が役に立つ。一番初めに弾いた曲は、柳ジョージさんの「微笑みの法則」。その頃からすでにギターリストを目指し、中3の終わり頃フォークギターに飽きたらず、エレキギターを手にするようになる。



1972~1978


それまで以上にギターへの情熱が増し、自分のエレキギターを手に入れる。ライ ブハウスなどで活動。アマチュア音楽祭などに出場するようになる。



1984


コンテストに出場し、プロとしての足がかりをつかむ。



1985


バンド名をザ・チューブとし「ベストセラー・サマー」でレコードデビュー。3 rdシングル「シーズン イン ザ サン」のヒットで人気と実力を実証し、バンドとしての地位を確立した。



1987


TUBEとしてではなく、2/26春畑道哉として1stソロアルバ ム「Drivin'」をリリ−ス。ややフュ−ジョン系のインストゥルメンタル。ミュ−ジシャンとして個人的に興味を持っている分野に挑戦したアルバム。TUBEと並行に、意欲的にソロ活動を始めることになる。



1989


3/21 2ndソロアルバム「Smile On Me」をリリ−ス。収録曲「Sailing To Your Heart」がJR四国のCFイメ−ジソングとなる。TUBEのメロディ−メ −カ−としてもギタリストとしても実力を付けた年であった。



1990


3/21 3rdソロアルバム「GUITAR LAND」をリリ−ス。3/29~3/31 1stソロライブ 春畑道哉 LIVE AROUND GUITAR LAND(全国3公演)を行う。インストゥルメンタルな曲が中心だが春畑の想いがメロディ−にのり、聴く側へとストレ−トに伝わる。激しくノリだけで押すライブと違いオ−バ−アクション になることなく確実に丁寧に一音一音を響かせている。目をつぶれば熱いライブ を忘れ、まるで夏の避暑地にいるかような気持ちよさに浸ることができる。3会場とも予想以上の反響で2度のアンコ−ルにも応えた。念願の初ライブは強さとしなやかさを併せ持つ春畑道哉ならではの表現力が十二分に出せるものとなり、 これからの可能性の大きさを感じさせた。そして、秋には学園祭にも出演するな ど意欲的にライブ活動を行う。



1991


2/21 4thソロアルバム「Dream Box」をリリ−ス。2/16~3/3 2ndソロライブ春畑道哉LIVE AROUND -Dream Box-(全国1 1公演)を行う。初ライブから一年足らずで、全国主要都市を回るツア−が実 現。ジャンルに捕らわれず自分の中に蓄積されてきたものすべてを音にした。タイトルどおり、夢のたくさん詰まったものとなった。シンプルながらその中から でてくる音楽は思わぬ音色を奏で、ギタ−プレイを見せる。普段は無口な春畑道哉が大胆かつ繊細、強くそしてしなやかに、多面を見せるライブこそ「Dream Box」なのかもしれない。



1992


2/21  5thソロアルバム「Moon」をリリ−ス。春畑自身「月」の引力が及 ぼすさまざまな現象に以前から興味があったこともあり、アルバムテ−マに選ん だ。前年と比べるとメロディアスな仕上がりになっているが、月にもいくつかの表情があるように多面的で、春畑道哉らしいフレ−ズが随所に聴かれる。TUBEでも春畑は太陽と言うより「月」のイメ−ジに近いかもしれない。11/1 「J's THEME」をリリ−ス。初のシングルは、「Jリ−グ」オフィシャ ルリ−グテ−マソングとしてサッカ−ファンならずとも多くの人の耳に残るフレ −ズとなった。



1993


1/21 6thアルバム「Real Time」をリリ−ス。今までのアルバムに比べ大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上がっている。タイトル通り、今現在の春畑道哉を表現している。ギタ−で自分を表現している彼によるセルフプロフィ−ルであ る。5/15には「Jリ−グ」オ−プニングセレモニ−で音楽を担当。国立競技場の5万人の観衆を前にライブを行った。ヴォ−カルの前田亘輝が”君が代”を 斉唱。より躍動的で感動的に競技場全体を包み込み、興奮と熱気で一気に盛り上 がりプロサッカーリーグ「Jリーグ」の開幕式をより印象的なシーンとして心に残した。



1995


7/21  2thシングル「Best Day of Your Life」をリリース。日本テレビ系 ’95世界陸上テーマ曲としてOAされる。春畑道哉の音楽 の躍動感、しなやかさ、静と動のバランスがスポーツと合致する。10/21 7thアルバム「Color of Life」をリリース。



2000


5年ぶりとなるソロアルバムを10/12リリース。