マックスウェル

N.Y.ブルックリン出身のR&Bシンガー。10代のころから曲作りを行い高校を卒業してからシンガー・ソングライターとして活躍。すべて作詞/作曲を自身で行う才能豊かなアーティストで、21歳の若さでコロムビア・レコードと契約。96年にデビュー・アルバム『ハング・アンド・スウィート』をリリース。98年にはセカンド『エンブリア』、01年にサード『ナウ』を発売。すべてのアルバムでプラチナ以上のセールスを記録。

2009年に全3部作となるアルバム『ブラックサマーズナイト』の第一弾となる『“ブラック”サマーズナイト』を発売、全曲ライブ・レコーディング(一発録り)で行われたこの作品は全米アルバム・チャート1位を獲得。また、翌年に行われた「第52回グラミー賞」で6部門にノミネートされ、シングル「プリティー・ウィングス」で<最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞>を、アルバムは<最優秀男性R&Bアルバム賞>を見事受賞し、長いブランクを感じさせない完全復活を遂げる。昨年2016年にデビュー20周年を迎えたマックスウェルは3部作第2弾となる『ブラック“サマーズ”ナイト』を発売、翌月には一夜限りとなる待望の初来日公演が敢行し日本中のファンを歓喜の渦に包みこんだ。「第59回グラミー賞」では見事シングル「レイク・バイ・ジ・オーシャン」が<最優秀R&Bソング賞>を受賞。寡作ながらも最高傑作のみを制作しつづける彼の真摯なアーティスト道に再度世界中から注目を集めている。