すでに本国では、最新作「U GOTTA FEEL ME」がプラチナム・セールスとなり、今や注目の若手ラッパーとなっているLil’ Flip。2002年にセカンド・アルバム「UNDERGROUND LEGEND」をリリースした時点で、ビルボードTOP200チャートの12位という好スタートを切り、その翌年には客演依頼が殺到する(ビヨンセからデヴィッド・バナーまでと、アーティストや地域を問わず)など、とっくに人気ラッパーの仲間入りを果たしている。リル・フリップはテキサスのヒューストン出身。他にスカーフェイスやゲトー・ボーイズ、最近では “Suga Suga”のヒットで知られるベイビー・バッシュもヒューストン出身とこれまでヒューストンという土地に大きなスポットが当てられたことは少ないが、ヒューストンはアメリカ南部の中でも安定して才能あるアーティストを輩出し続ける豊饒の地である。リル・フリップは、ヒューストンのシーンを影で支えて来たDJスクリュー(2000年に他界)の後期ミックス・テープに参加し、スクリュー本人から才能と将来性を認められ、“フリースタイル・キング”の称号を与えられた。最初のリリースは、98年にフリップ自身もメンバーとして所属したハスラーズ・スタッキン・エンズ(H.$.E)というグループの作品のようで、この作品はフリップ本人と地元のコンサート・プロモーターであったデュアン“ハンプティ・ハンプ”ホッブスが共同設立したレーベル、サッカ・フリー・レコーズからの最初のリリースとなり、これが地元で大当たり、その成功をきっかけに2000年、フリップはデビュー・アルバムとなる「THE LEPRECHUAN」をリリース。このアルバムはスクリュード・アップ・クリックの面々やH.$.Eのメンバーも参加し、ボーナス・トラックを含む二枚組としてリリース。このアルバムの中からのシングル“I Can Do That”、アンダーグラウンドで放たれた10タイトルのスクリュード・ヴァージョンのミックステープもそれぞれインディー・ヒットを記録。その結果、2002年に大手コロムビアとレーベルごと契約し、セカンド・アルバム「UNDERGROUND LEGEND」をリリースした。そして2003年にはレーベル・コンピ的な趣きの「7−1−3 AND THE UNDAGROUND LEGEND REMIXED」をリリースし、2004年にサード・アルバムとなる本作「U GOTTA FEEL ME」をリリースする。1st.シングル”Game Over”に続き、目下セカンド・カット”Sunshine”がヘヴィーローティション中!