LIL'FLIP待望の新作発売に向けてUSプロモツアー中!NYのB.B.KINGをジャック!
2006.04.27
INFO
ヒューストンのポール・ウォールがチャートで活躍している真
っ最中、同じヒューストン出身のリル・フリップが全米ツアー
を開始した。ツアーといえば、プロモーターとの騙し合いがつ
きもの。今回のリル・フリップ・ツアーでも、本人の知らぬ間
に「リル・フリップ・ライヴ」と称して偽物のチケットを売っ
ていた男がいたらしい。全く予定に入っていないインディアナ
州でのコンサートのチケットはすでに何百人ものファンが買っ
ていたという。当日を楽しみに会場に行ってみたはいいけど、
ライブの事実は全くナシ。怒ったファンたちが警察に届け、彼
らにチケットを売りつけた男の特徴を並べ、なんとか犯人逮捕
に漕ぎ着けたという。被害に遭ったファンたちには全額払い戻
しを受け一件落着、メデタシ、メデタシ。
そのリル・フリップ・ツアーがニューヨークにやってきた。こ
ちらはちゃんとした公演で、チケットも Ticketmaster で購入
できる正真正銘のホンモノ。安心して会場の「B. B. King」に
向かった。ところが地下鉄「タイムズ・スクウェア駅」で降り
たとたん、やたらに黒人のティーンたちが全速力で走っている
光景にぶつかった。通りに出てみると警官たちの群れ.....。
かなり物騒だった昔と違って現在は渋谷みたいにネオンが輝い
ていて昼と夜との区別がつかないくらい賑やかな街なのに.....
、一体どうしちゃったの?まわりの人たちに聞いても誰も事態
をちゃんと把握している人はいないみたいなのだ。今度は警察
官たちが走り出したり、騎馬警官がパトカーを誘導して一方通
行の道を逆に走ったりと何だかワケがわからない。
しばらく待っていたら案の定、「タイムズ・ス
クウェアで交通規制が行われているためライヴの開始は少し遅
れます」というアナウンスが流れた。あとからやって来た人に
「外では何があったの」と質問すると、「よくわからないけど
誰かが刺されたらしい」という答え。だいぶクリーンになった
タイムズ・スクウェアだけどまだまだ事件は絶えないのだ。
しばらくして前座の Chamillionaire (キャミリオネア)がハ
イプマンと一緒にステージに出てきてラップを始めた。キャミ
リオネアといえば、ヒューストン軍団ポール・ウォールとユニ
ットを組んで活動していたメンバーだ。「こうしてみんなの前
でライヴができるなんて夢みたいだ」とソロ・デビューできた
嬉しさを隠しきれない様子。「今日のパフォーマンスはDVD
に収めてるからみんな楽しんでくれよな」とニコニコしながら
語る姿は、彼のアルバムのハードコアな曲調とは正反対のイメ
ージ。デビュー・アルバム「The Sound of Revenge」は売り上
げも好調ですでに65万枚突破したという。
そして今回のメイン・アクト、ヒューストンのフリースタイラー、
リル・フリップが登場。地元のカリスマDJだった亡きDJスクリューへ
追悼を捧げ、前回のアルバムからのヒット曲を披露。「オレたちの
地元じゃ挨拶がわりに What It Do っていう言葉を使うんだ」
という前置きをしてから 「What It Do」 のライムを始める。
南部のラッパーはギラギラした光ものが大好き。フリップも例
外ではない。Grillz と呼ばれるカスタム・メイドの金歯をは
め、最近流行のイエロー・ゴールドの太~いチェーンとお揃い
のブレスレットでコーディネイト。ヒット曲、「Game Over」
「Sunshine」「You'z A Trick」などをラップし、サウス・ラ
ッパーの意気込みを見せてくれた。
っ最中、同じヒューストン出身のリル・フリップが全米ツアー
を開始した。ツアーといえば、プロモーターとの騙し合いがつ
きもの。今回のリル・フリップ・ツアーでも、本人の知らぬ間
に「リル・フリップ・ライヴ」と称して偽物のチケットを売っ
ていた男がいたらしい。全く予定に入っていないインディアナ
州でのコンサートのチケットはすでに何百人ものファンが買っ
ていたという。当日を楽しみに会場に行ってみたはいいけど、
ライブの事実は全くナシ。怒ったファンたちが警察に届け、彼
らにチケットを売りつけた男の特徴を並べ、なんとか犯人逮捕
に漕ぎ着けたという。被害に遭ったファンたちには全額払い戻
しを受け一件落着、メデタシ、メデタシ。
そのリル・フリップ・ツアーがニューヨークにやってきた。こ
ちらはちゃんとした公演で、チケットも Ticketmaster で購入
できる正真正銘のホンモノ。安心して会場の「B. B. King」に
向かった。ところが地下鉄「タイムズ・スクウェア駅」で降り
たとたん、やたらに黒人のティーンたちが全速力で走っている
光景にぶつかった。通りに出てみると警官たちの群れ.....。
かなり物騒だった昔と違って現在は渋谷みたいにネオンが輝い
ていて昼と夜との区別がつかないくらい賑やかな街なのに.....
、一体どうしちゃったの?まわりの人たちに聞いても誰も事態
をちゃんと把握している人はいないみたいなのだ。今度は警察
官たちが走り出したり、騎馬警官がパトカーを誘導して一方通
行の道を逆に走ったりと何だかワケがわからない。
しばらく待っていたら案の定、「タイムズ・ス
クウェアで交通規制が行われているためライヴの開始は少し遅
れます」というアナウンスが流れた。あとからやって来た人に
「外では何があったの」と質問すると、「よくわからないけど
誰かが刺されたらしい」という答え。だいぶクリーンになった
タイムズ・スクウェアだけどまだまだ事件は絶えないのだ。
しばらくして前座の Chamillionaire (キャミリオネア)がハ
イプマンと一緒にステージに出てきてラップを始めた。キャミ
リオネアといえば、ヒューストン軍団ポール・ウォールとユニ
ットを組んで活動していたメンバーだ。「こうしてみんなの前
でライヴができるなんて夢みたいだ」とソロ・デビューできた
嬉しさを隠しきれない様子。「今日のパフォーマンスはDVD
に収めてるからみんな楽しんでくれよな」とニコニコしながら
語る姿は、彼のアルバムのハードコアな曲調とは正反対のイメ
ージ。デビュー・アルバム「The Sound of Revenge」は売り上
げも好調ですでに65万枚突破したという。
そして今回のメイン・アクト、ヒューストンのフリースタイラー、
リル・フリップが登場。地元のカリスマDJだった亡きDJスクリューへ
追悼を捧げ、前回のアルバムからのヒット曲を披露。「オレたちの
地元じゃ挨拶がわりに What It Do っていう言葉を使うんだ」
という前置きをしてから 「What It Do」 のライムを始める。
南部のラッパーはギラギラした光ものが大好き。フリップも例
外ではない。Grillz と呼ばれるカスタム・メイドの金歯をは
め、最近流行のイエロー・ゴールドの太~いチェーンとお揃い
のブレスレットでコーディネイト。ヒット曲、「Game Over」
「Sunshine」「You'z A Trick」などをラップし、サウス・ラ
ッパーの意気込みを見せてくれた。