KORN
世界でもっともヘヴィーでブっとんでるバンド=KoRn。
先鋭的。アンチ・ポップ。聴き手を遠ざける荒々しさ。“ROCK”とは元来そういうものだ。

“グランジ・ブーム”が終焉を迎えた1994年、先駆けてデビューを飾っていたカリズマ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとはまったく異なったアプローチでヒップ・ホップのグルーヴをロック・ミュージックに導入し、真新しい音楽のスタイルと共に登場したもうひとつ(=オルタナティヴ)のカリズマがこのKoRnだ。
MTVなどメインストリーム・メディアの力を一切借りずに、ウータン・クラン、ハウス・オヴ・ペイン、バイオハザード、311らと廻った18ヶ月に及ぶツアーのインパクトのみでデビュー・アルバム“KORN”(1994年)を70万枚まで積みあげ(当時)、つづくセカンド・アルバム“LIFE IS PEACHY”(1997年)を全米初登場3位にのし上げた。それから10年以上に渡り、“ヘヴィ・ロック・シーン”の頂点としてだけでなくライヴ・バンドの王者としても君臨するKoRnのパフォーマンスの凄みがつまった初のライヴCDにレア・トラックを追加収録した貴重盤を2006年5月24日にリリース。これまでにした7枚のアルバムとベスト盤を発表しているが、“ポップ”とは無縁のコアなサウンドであるにも関わらず、全世界で2,500万枚以上のトータル・セールスを記録しているモンスター・バンドである。尚、現在はVirginレーベルに移籍している。