ケニー・ロギンス

1948年米国ワシントン州生まれ。13歳の頃からギターを弾き始め、’69年に作曲家としての音楽出版契約をABC/ウィンゲイトと結ぶ。その頃に書いた「プー横町の家」で、ソングライターとして業界の注目を集める。’70年にはCBSとソロ・アーティストとして契約するも1stアルバムでプロデューサーを務めたジム・メッシーナが全面参加し、後に”70年代アメリカにおける最高のデュオ”と称されるロギンス&メッシーナとしてデビュー。「ママはダンスを踊らない」、「ダニーの歌」などの大ヒットを放ち、イーグルス、ドゥービー・ブラザーズらと共にウエストコースト・ロック全盛時代を築いた。 1976年に解散後、翌1977年にソロ・デビュ―を果たす。
マイケル・マクドナルドと共作した「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」では第22回グラミー賞(1980年)の主要2部門を受賞、その翌年にはシンガーとしてもグラミーを受賞するなど、1980年代前半にして既に輝かしいキャリアを築く。
その後1984年の「フットルース」、1986年の「デンジャー・ゾーン」など世界的な現象規模のヒットを立て続けに放ち、80sサントラの帝王と称された。以降もハート・ウォーミングなグッド・メロディーの佳曲・名曲を連発し、シーンで尊敬を集め続けるシンガー・ソングライター。