コシーン
KOSHEENはデビュー・アルバム「レジスト」で、大きなサクセス・ストーリーを急速に築き上げた。ゴールド・ディスクとなったそのアルバムはUKチャートを7位までのぼりつめ、3曲のトップ20シングル(「ハイドU」の6位を含む)を産み、ワールドワイドで50万枚近くのセールスを記録した。さらに様々なフェスティバルで2万人ものオーディエンスを魅了した才能は、名高いダンス・アワーズの受賞(ドラムン・ベース・アワードでの「ハイドU」のシングル・オブ・ジ・イヤー、ベスト・ニュー・アクト、そしてMuzikダンス・アワーズでの「ハイドU」のベスト・リミックス、ダンススターUSAアワードでの同じく「ハイドU」のレコード・オブ・ジ・イヤーなど)や、ダンススター・アワードでのノミネーション(ベスト・ブレイクビート、アルバム・オブ・ジ・イヤー、ベスト・ブレイクスルー・アクト)などの栄誉を引き起こした。

ブリストルをベースに活動しているマーキー・サブスタンスとダレン・デコーダー、そしてシアン・エヴァンスの3人は、4年前にブリストルのクラブ・イヴェントであるラフネック・ティンで出会った。3人はそれぞれスコットランド、イングランド、ウェールズの出身であり、彼らの音楽の才能とユニークなパーソナリティは、その後アルバム「レジスト」へと続く自然なパートナーシップによって形成された。ウェストン・スーパー・メアのパンク・シーン、抗議行進、ウェールズ山脈のティーピー暮らしなど、アンダーグラウンド・レイヴ・カルチャー内での彼ら自身の個人的な経験の上に、KOSHEENの楽曲は積み重なっている。