キャロリン・ドーン・ジョンソン
カナダの小さな農場で育ったキャロリンには、音楽は常に特別な存在でした。11~12歳の頃から、ベッドルームで曲作りをし、ピアノを練習し、家族の前や学校で自作の歌を披露していました。しかし、彼女は“普通の仕事”を手にしたいと大学で科学を専攻することを決意します。このことは、彼女の家族や友人たちに大きなショックを与えることとなりました。2年間の大学生活は、彼女の音楽に対する情熱、夢をより強くさせる結果となり、やはり音楽の道へ進むことを決意させ、キャロリンはバンクーバーへ。バンクーバーでの精力的な作曲活動、ライヴ活動がナッシュビルから来た音楽関係者の目に止まり、音楽出版社との契約を結びます。その後、レコード会社との契約を決めるよりも先に、他のアーティストへの楽曲提供という作家としての活動に力をそそぎ、提供した楽曲が認められ、数多くのオファーの中から1999年遂にアメリカでアリスタとの契約を結びました。2001年アルバム『Room With A View』でアメリカ・デビュー(全米チャート最高位87位)。シングル「コンプリケイテッド」は、全米最高位59位(アダルト・コンテンポラリー・チャート最高位15位)。このアルバムは、アメリカ、カナダでゴールドに認定。2004年、セカンド・アルバム『Dress Rehearsal』発表(全米チャート最高位65位)。すでにカナダのグラミー賞と言われるJuno Awardを2002年、2003年のアメリカン・ミュージック・アワードでは「Favourite New Artist」を、CCMA(Canadian Council of Montessori Administrators)では2001年、2002年の「Female Artist of the Year」をはじめ8つの賞を受賞しています。